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毎年、特に春先から初夏にかけて、有毒植物を食用の植物と誤って喫食したことによる食中毒が多く発生しています。
東京都内では、令和2年に自宅の庭に生えていたスイセンをニラと思い喫食したことによる食中毒が発生しています。
他県では、イヌサフランをギョウジャニンニクと思い喫食したことにより発症した事例や、ジャガイモの芽に含まれる天然毒素(ソラニン)の取り残しを原因とする食中毒が発生しています。
食中毒事例が多いものについて紹介します。
1.スイセン
食後30分以内で、吐き気、おう吐、頭痛などの症状が出る。
2.イヌサフラン
食後2時間から半日の間に、おう吐、下痢、皮膚の知覚減退、呼吸困難などの症状がでる。重症化すると死亡することもある。
3.ジャガイモ
食後30分から半日の間に、おう吐、下痢、腹痛、めまい、動悸、意識障害、呼吸困難などの症状が出る。重症化すると死亡することもある。
食用と確実に判断できない植物については、絶対に「採らない」、「食べない」、「売らない」、「人にあげない」ように注意しましょう。
詳しくは厚生労働省ホームページをご覧ください。
関連リンク(厚生労働省ホームページ)
お問い合わせ
所属課室:みなと保健所生活衛生課食品安全推進担当
電話番号:03-6400-0047
ファックス番号:03-3455-4470