更新日：2023年11月21日

職務上請求による証明書の発行遅延について

内容

私は司法書士で、依頼人の相続登記の事務のため、7月4日に職務上請求として証明書の請求を郵送で行った。
相続登記は、10か月後には税の申告があるが、相続の内容がまとまるまでに日数がかかるなど、時間に余裕がない場合があり、今回も急ぎの案件であったため、速達で送り、返信用封筒も速達のものを用意して送った。
その後、証明書の返送がないため問い合わせたところ、請求書類は、7月5日に到着しているが、7月10日になっても到着せず、区民課に問い合わせたが、いまだ返送の準備ができていないということだった。
23区の他の区では、速達で送った場合、中1日で返送がある。今回の事例でいえば、7月4日に区役所に送付していれば、7月6日か7日にはこちらに到着しているくらいであるのに、本日まで準備もできていないというのは遅すぎると思う。
至急対応していただきたい。
また、港区だけであるが、以前から、郵送でも窓口でも、証明書の発行に非常に時間がかかっている。
現在、港区は、証明書の手数料を無料にしているが、この予算があるのであれば、証明書の発行に必要な人員を増やすなどしてスピードアップを図ってもらいたい。

区の対応・考え方

この度は、証明書の送付が遅くなりご迷惑をおかけしましたこと、お詫び申し上げます。
通常、郵送請求におきましては、区民課郵送担当で請求書を受理した日からお手元に届くまでに、往復の郵送日数と区役所の処理日数を合わせて10日程度の期間を要しています。
速達の場合は優先的に処理を進めておりますが、請求が多数あり、通常の処理日数より遅延が生じております。
現在、遅延解消に向けて、人員の増員や処理時間の延長を行うなど体制の改善を進めております。
また、一方で、誤交付の防止等厳格な証明内容の審査を行うため、複数人数による慎重な確認作業を行っており、よりお時間をいただいております。
ご指摘いただましたことをふまえ、さらなる人員体制の見直しと同時に遅延解消のための事務の効率化を検討してまいります。
ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

担当課

芝地区総合支所区民課証明交付担当

ご意見をいただいた時期

令和5年7月

関連分野

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