現在のページ:トップページ > 環境・まちづくり > 都市計画・まちづくり > 景観・風致 > 区民景観セレクション > 令和3年度 区民景観セレクション(第5回)選定結果
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令和3年度 区民景観セレクション(第5回)の結果を以下に掲載しています。毎年のセレクションを蓄積して、港区景観100選を目指していきます!
メインテーマ部門 | 水とともにある港区らしい景観 |
選択応募部門 (右のテーマから選択) |
風情ある坂道や階段、斜面に沿った緑地など、自然・地形を感じる景観 |
昔ながらの雰囲気や寺町の風情など、味わい深い歴史・文化を感じる景観 | |
にぎわいのある通り、美しい並木道など、回遊したくなる楽しい通りの景観 | |
お洒落なしつらえ、印象的で足を止めたくなるような、街かどの景観 | |
地域の身近なランドマーク景観 | |
その他(「祭り・マルシェ等のにぎわいある景観」など) |
応募された景観について、港区景観審議会委員による予備選定を行った後、港区景観表彰選定審査会による審査を行いました。その結果、第5回は以下11件を区民景観セレクションとして選定しました。
受賞景観 | 場所 | テーマ |
---|---|---|
新芝運河沿緑地(みなとパーク芝浦付近)【グランプリ】 | 芝浦一丁目 | 水とともにある港区らしい景観 |
有栖川宮記念公園の水辺 | 南麻布五丁目 | 水とともにある港区らしい景観 |
檜町公園の水辺 | 赤坂九丁目 | 水とともにある港区らしい景観 |
新芝運河とウォータータクシー | 芝浦二~四丁目 | 水とともにある港区らしい景観 |
芝浦西運河(渚橋の近くから) | 芝浦三丁目 | 水とともにある港区らしい景観 |
レインボーブリッジから見る芝浦埠頭 | 海岸三丁目 | 水とともにある港区らしい景観 |
レインボーブリッジのループ橋(海岸三丁目から) | 海岸三丁目 | 水とともにある港区らしい景観 |
レインボーブリッジのループ橋とスカイライン | 海岸三丁目 | 水とともにある港区らしい景観 |
芝浦中央公園の水辺 | 港南一丁目 | 水とともにある港区らしい景観 |
旧芝離宮恩賜庭園(西湖の堤とポートデッキ) | 海岸一丁目 | 歴史・文化を感じる景観 |
青山霊園とスカイライン | 南青山二丁目 | 歴史・文化を感じる景観 |
テーマ | 水とともにある港区らしい景観 |
応募者からの 推薦コメント |
ベンチに腰掛けて演奏する3人組のブロンズ像と横を流れる運河沿の遊歩道は、日頃の疲れをしばし癒してくれる市民の憩いの場となっています。またこの遊歩道の10基のガス燈は、某ガス会社がこの地から石炭の積み下ろしをしていたことを後世に伝えるために設置されたとのことで、明治時代の文明開化を彷彿させる芝浦のシンボルの一つともいえる。 <応募者氏名:岡部 正実(区内在住)> |
選定にあたって の評価コメント |
長く親しまれてきたリバーサイド・トリオ(黒川晃彦氏制作1992年)はベンチも作品で、いつ通りかかっても、ちょっと一休みするのもいいな、という気分にしてくれる。ガス燈ものんびり感を醸し出し、運河沿いを歩く楽しみを高めてくれたのではないだろうか。水辺と暮らしが密接な港区らしい魅力ある空間を創り出している。 |
テーマ | 水とともにある港区らしい景観 |
応募者からの 推薦コメント |
有栖川公園の水辺は都会の中心とは思えない静けさです。<応募者氏名:柳原 順子(区内在住)> |
選定にあたって の評価コメント |
起伏のある地形の園内には渓流、滝、池などがあり、夏は水辺で楽しむ子供たちの声も聞こえてくる。春は桜、秋には紅葉など四季により表情を変える水景は訪れる多くの人々に親しまれている。今後もこの歴史ある公園の風景を大切にしたい。 |
テーマ | 水とともにある港区らしい景観 |
応募者からの 推薦コメント |
江戸時代毛利家の下屋敷で「清水亭」は名園と名を馳せました。2009年東京ミッドタウン誕生時一体化開発で整備されましたが、水辺には鴨や鳥番(今回の主役)等の水鳥が集い、人工ではあるが渓谷のせせらぎ、四季折々の美しい草花は私たちの五感に優しく響く癒しの空間です。<応募者氏名:古川 久江(区内在住)> |
選定にあたって の評価コメント |
長州藩毛利家下屋敷に檜林があり檜屋敷と呼ばれていた縁で、現在の名称となっている。赤坂からの上り坂は通勤の難所だが散策や運動に人気だ。斜面に広がる水と緑は、季節と地形を満喫できる都心の宝として大切にしたい。 |
テーマ | 水とともにある港区らしい景観 |
応募者からの 推薦コメント |
交通手段でもあり、新たな景観ともいえる。<応募者氏名:丸山 孝典(区内在住)> |
選定にあたっての評価コメント | 東日本大震災後、水上交通も見直され、水上タクシーが田町駅近くの防災船着場に就航。運河の歴史と活用が改めて注目された。夜、ライトに照らされた船が、住む、働く、遊ぶ、に賑わいを呼び込んでくれそうで期待される。 |
テーマ | 水とともにある港区らしい景観 |
応募者からの 推薦コメント |
浜松町と羽田空港を結ぶ東京モノレールと芝浦西運河。夜明けのコラボ風景が美しいです。<応募者氏名:寺田 順彦(区内在住)> |
選定にあたっての評価コメント | 江戸では河川や水路を船が往来し、街は水面とともに賑わった。戦後に交通の中心が陸に移行して水面は街の表舞台から遠ざかったが、その水面がまた脚光を浴び出した。これは運河にモノレールを絡めた複合的な交通景観で印象的。港区ならでは。 |
テーマ | 水とともにある港区らしい景観 |
応募者からの 推薦コメント |
レインボーブリッジの遊歩道を歩いてみると、眼前には芝浦ふ頭のコンテナ群と、その先には東京タワーが。はじめて見る光影に圧倒されてしまいました。<応募者氏名:浅越 義弘(区内在勤)> |
選定にあたっての評価コメント | わが国で第二次産業の景観が注目され出したのは1990年ごろから。工場萌え現象は2000年に入ってからだ。以前は、第二次産業とそれを支えた港湾の物流空間が美的に眺められることは稀だった。その物流空間に目が向けられて、これは記念碑的。 |
テーマ | 水とともにある港区らしい景観 |
応募者からの 推薦コメント |
・このループの側を通ると、その輪の中にレインボーブリッジ、ゆりかもめ等があり、あたかも望遠鏡で見る景色と見間違える。そして海、空と雲はこのループの雄大さを引き立たせ、あたかもループ橋が空中に浮いているように景色を演出する。<応募者氏名:石綿 修一(区内在住)> ・港区の象徴的な建造物である雄大な橋と、どこまでも続く空と海。<応募者氏名:丸山 孝典(区内在住)> |
選定にあたって の評価コメント |
橋は視対象であり、同時に視点場でもある。レインボーブリッジのループ橋は、直線基調の都市の中に忽然と現れた巨大な円弧の造形物で、それ自体が固有の誘目性をもつ。また、ループ橋を走行する自動車やゆりかもめの車窓からは、芝浦や海岸の街並みと東京湾の水辺が一つのシークエンスとして楽しめる。 |
テーマ | 水とともにある港区らしい景観 |
応募者からの 推薦コメント |
一昨年に放送されたドラマでも、主役の一人の一番好きな風景であると設定されていましたが、街から海にせり出すこのループ橋は、さながら、「街や人の営み」と「海や自然」との間に架かる橋のように見えます。<応募者氏名:一之瀬 稔(区内在住)> |
選定にあたって の評価コメント |
港区のみならず、東京のランドマークともいえるレインボーブリッジは、多くの視点場をもち、水辺の都市景観と合わせた様々な表情を見せる。そして、水面と空を背景に、美しい幾何学のスロープ橋と起伏豊かな都市のスカイラインが織りなすその風景は、幻想的ともいえる。 |
テーマ | 水とともにある港区らしい景観 |
応募者からの 推薦コメント |
子供とよく訪れる場所です。水辺の生き物や植物をたくさん見ることができます。春に はオタマジャクシ、夏にはザリガニが釣れたり、都会にいながらにして四季を十分に感じる ことの出来る場所です。<応募者氏名:荒川 晶(区内在住)> |
選定にあたっての評価コメント | 水処理施設の上部にある人工地盤の公園。園内には湿生花園もあり、様々な水辺の生き物を見ることができ、地域の人々の憩いの場となっている。豊かな自然の中から見る高層ビルの広大なスカイラインが港区という都市の中の公園らしい。 |
テーマ | 歴史・文化を感じる景観 |
応募者からの 推薦コメント |
歴史を刻んできた橋から望む、新たに歴史を刻み始める橋(歩行者デッキ)。浜松町駅から日本庭園を眺めながら海へと向かう空中散歩道。 <応募者氏名:岩本 修一(区内在勤)> |
選定にあたって の評価コメント |
旧芝離宮恩賜庭園は、江戸初期に大久保忠朝の上屋敷に作庭された回遊式庭園である。西湖の堤は中国杭州にある西湖の蘇堤を模した石造りの堤で、江戸の人たち憧れの美観を表象している。周辺を高層ビルに囲まれた今日にあっても、人工的造形物と自然との調和を感じさせる堂々たる風格で来園者を魅了している。 |
テーマ | 歴史・文化を感じる景観 |
応募者からの 推薦コメント |
青山墓地として古くから親しまれてきた青山霊園は、単なる墓地以上に、歴史的な人物の眠る場 所として、散策しながら日本の歴史を辿れる貴重な場所である。<応募者氏名:麻生 良二(区内在住)> |
選定にあたっての評価コメント | 季節の色づき豊かな青山霊園は、時代を牽引した著名人たちや、西欧の雰囲気をまとった外国人の墓地によって、様々な表情を見せる。さらに、緑から垣間見える高層ビル群は、過去から現在までの港区の豊かな歴史を示す風景である。 |
令和3年度「港区みどりの街づくり賞・景観街づくり賞・区民景観セレクション」PDF:8,324KB)
「第1回~第5回 港区区民景観セレクション」における、グランプリを中心とした受賞景観の見どころを紹介するショートムービーを作成しました。
ショートムービーの視聴はこちら>>
「第1回~第5回 港区区民景観セレクション」において選定された全ての景観を、47選としてリーフレットにまとめて紹介しています。
詳細やダウンロードはこちら>>
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所属課室:街づくり支援部都市計画課街づくり計画担当
電話番号:03-3578-2111(内線:2210)
ファックス番号:03-3578-2239
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