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令和5年度 区民景観セレクション(第7回)の結果を以下に掲載しています。毎年のセレクションを蓄積して、港区景観100選を目指していきます!
メインテーマ部門 | 私が好きな時間、とっておきの景色 (爽やかな朝、夕暮れ時、散歩道や帰り道、生きものの声が聞こえる場所 など) |
選択応募部門 (右のテーマから選択) |
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風情ある坂道や階段、斜面に沿った緑地など、自然・地形を感じる景観 | |
昔ながらの雰囲気や寺町の風情など、味わい深い歴史・文化を感じる景観 |
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にぎわいのある通り、美しい並木道など、回遊したくなる楽しい通りの景観 | |
お洒落なしつらえ、印象的で足をとめたくなるような、街かどの景観 | |
海辺や運河・河川沿いなど、うるおいのある水辺の景観 | |
地域の身近なランドマーク景観 | |
その他(「祭り・マルシェ等のにぎわいある景観」など) |
第1~6回 区民景観セレクションに選定された57件の景観についてテーマや場所を分析し、その結果を元に第28回 港区景観審議会(令和5年3月17日開催)で今回のメインテーマの設定について議論を行いました。
応募された景観について、港区景観審議会委員による予備選定を行った後、港区景観表彰選定審査会による審査を行いました。
その結果、第7回は以下11件を区民景観セレクションとして選定しました。
受賞景観 | 場所 | テーマ |
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都会のプライベートガーデン 《グランプリ》 | 芝公園四丁目 | 私が好きな時間、とっておきの景色 |
季節と時間のうつろいを受け止める郷土歴史館 《グランプリ》 |
白金台四丁目 | 私が好きな時間、とっておきの景色 |
六本木ヒルズの毛利庭園 | 六本木六丁目 | 私が好きな時間、とっておきの景色 |
釣堀はなくなっても | 南麻布三丁目 |
風情ある坂道や階段、斜面に沿った緑地など、 自然・地形を感じる景観 |
青山墓地 季節を感じる景観 | 南青山二丁目 | 地域の身近なランドマーク景観 |
豊川稲荷の境内 | 元赤坂一丁目 |
昔ながらの雰囲気や寺町の風情など、 味わい深い歴史・文化を感じる景観 |
縄文時代に思いを馳せる都会の時間 | 三田四丁目 | 私が好きな時間、とっておきの景色 |
ウォーターズ竹芝の夕べ | 海岸一丁目 | 私が好きな時間、とっておきの景色 |
まだ見たことのない景色へ! 東京ポートシティ竹芝のお庭 |
海岸一丁目 |
にぎわいのある通り、美しい並木道など、 回遊したくなる楽しい通りの景観 |
ゆるやかな光に包まれる国立新美術館 | 六本木七丁目 |
お洒落なしつらえ、印象的で足を止めたくなるような、 街角の景観 |
朝の三解脱門とグラント松 | 芝公園四丁目 | 私が好きな時間、とっておきの景色 |
テーマ | 私が好きな時間、とっておきの景色 |
応募者からの 推薦コメント |
「Prince Shiba Park」のんびりと芝生の上から東京タワーの全貌が堪能できます。タワーの迫力ある姿が力を与えてくれるような‥私のパワースポットです。 <応募者氏名:沖山 恵太郎(区内在住)> |
選定にあたって の評価コメント |
東京タワーの足元にあるプライベートガーデンは、都会の喧騒を忘れさせてくれるオアシス的な場所。広場は手入れされた芝生やバラ園があり、人もまばらでゆったりとした時間を過ごすことができる。広場からは東京タワーのほかにも、高層ビル群が一望できる。この場所は東京タワーや高層ビル群の魅力を感じることができる素晴らしい場所であると思う。 その他の評価コメント 内容とメインテーマとの関係が比較的明瞭。 景観的なインパクトも十分。 |
テーマ | 私が好きな時間、とっておきの景色 |
応募者からの 推薦コメント |
・「空高くそびえ立つ、左右対称で重厚、周囲の風景との包まれる様な一体感(=美しさ・安心感・調和)」が素敵な建物だと思います。<応募者氏名:堀田 勉(区内在勤)> |
選定にあたって の評価コメント |
公衆衛生院として東大医科学研究所1号館とともに1938年に内田祥三に設計された。内田ゴシックともいわれる荘厳さを感じさせる建築で、スクラッチタイルやアーチなど当時の素材や空間を実感できる。周辺の緑も充実し心地よい。光がともる夕刻には、さらにゆとりある豊かさを感じさせ、歩を緩めて時を満喫したい。 その他の評価コメント 歴史的建物も解体される中、貴重な建物であり地域景観に大きく影響を及ぼす。 |
テーマ | 私が好きな時間、とっておきの景色 |
応募者からの 推薦コメント |
時々訪れる毛利庭園は、小さな池に四季折々の彩りと、都心の再開発ビルを映して時の流れを楽しませてくれる景色スポットです。<応募者氏名:橋本 武正(区内在住)> |
選定にあたって の評価コメント |
江戸時代の武家屋敷を起源とするこの場所は、テレビ朝日や六本木ヒルズの中庭のようだ。麻布台地の起伏を利用し高層ビルを背景に水と緑が俯瞰できる。ビルと高速道路に囲まれた六本木通りから訪れると、なお印象的である。 |
テーマ | 風情ある坂道や階段、斜面に沿った緑地など、自然・地形を感じる景観 |
応募者からの 推薦コメント |
由来となった釣堀、衆楽園は姿を消しました。それでも釣堀坂は変わらず、子供たちの笑顔と共に新たな歴史を刻み続けます。 <応募者氏名:中川 玲王名(区内在住)> |
選定にあたって の評価コメント |
この小さな坂は江戸切絵図には見えず、明治期の麻布区全図にも見当たらない。終戦直後の港区詳細図にはそれらしい小道が見える。江戸・東京の坂道の中では新米で、薬園坂の子分格だが釣堀坂という名前をもらえてよかった。 |
テーマ | 地域の身近なランドマーク景観 |
応募者からの 推薦コメント |
青山墓地の中央を走る桜並木は、花の季節、新緑の季節、紅葉の季節、落葉の季節、それぞれ美しく、散歩道となっています。 <応募者氏名:藤井 京乃(区内在住)> |
選定にあたって の評価コメント |
周辺のビルから見下ろす青山墓地は小さな森のようだ。中央を走る桜並木だけでなく、季節の花情報がWEBサイトに公開される植生豊かな場所である。墓地の隅々まで巡れば、季節毎に加えて高低差による景観の変化が楽しめる。 その他の評価コメント ・散策路・都市公園としての青山墓地の価値をよくとらえた風景です。 |
テーマ | 昔ながらの雰囲気や寺町の風情など、味わい深い歴史・文化を感じる景観 |
応募者からの 推薦コメント |
正式名称は、豊川稲荷東京別院だそうです。キツネの石像が並ぶ光景に圧倒されます。 <応募者氏名:寺田 順彦(区内在住)> |
選定にあたって の評価コメント |
政治とビジネス・国際交流の中心地赤坂からお洒落な青山通りの坂を上ると赤い提灯が目を引く。豊川稲荷は実は宗教法人豐川閣妙嚴寺という曹洞宗の寺で、大岡越前守からのご分霊をお祀りしているとのこと。江戸の武将の気持ちも漂ってくる。 その他の評価コメント ・『映え』する景観。 |
テーマ | 私が好きな時間、とっておきの景色 |
応募者からの 推薦コメント |
忙しい毎日が続いた時などに訪れます。遥か昔の人々の営みに思いを馳せ、人々が積み上げてきた歴史の中に生きていることを実感します。 <応募者氏名:山内 康子(区内在住)> |
選定にあたって の評価コメント |
縄文時代の住居跡と貝塚断面の復元展示されている区唯一の遺跡公園です。明治維新後に華頂宮邸として使われた建物の外壁や、関東大震災のときに水を供給した井戸なども残っています。この公園は古代から近代までの歴史を感じられる場所です。 その他の評価コメント ・海のまちの港区のルーツを感じさせる資源 |
テーマ | 私が好きな時間、とっておきの景色 |
応募者からの 推薦コメント |
照明によって、いつもの日常とは異なる光景に。<応募者氏名:丸山 孝典(区内在住)> |
選定にあたって の評価コメント |
東京湾や隅田川を楽しめる船着き場、海に生息する生物を観察できる希少な竹芝干潟、イベントに参加できる芝生広場のプラザが一体化し、緑豊かな浜離宮に隣接した空間。そんな水辺で光に包まれるとワクワク心ときめく。 その他の評価コメント ・再開発により豊かな水辺外部空間が創出されています。 |
テーマ | にぎわいのある通り、美しい並木道など、回遊したくなる楽しい通りの景観 |
応募者からの 推薦コメント |
駅からスカイデッキでつながる東京ポートシティ竹芝の空中庭園はまさに都会のオアシス。3階より上のフロアに登ったところ、1階ごとに変わる印象的な風景に驚きました!<応募者氏名:堀田 勉(区内在勤)> |
選定にあたって の評価コメント |
人工地盤上の植栽数ある中で、ここの景観はユニークだ。ビルの渓谷を思わせる空間の中に高低様々な樹林地が展開し、その樹林地を高みから俯瞰すれば目の先には東京湾が見える。今はなき江戸の潮見坂の再現とも言えよう。 その他の評価コメント ・棚田状の空中庭園から海へと新鮮な発見を約束。 |
テーマ | お洒落なしつらえ、印象的で足を止めたくなるような、街かどの景観 |
応募者からの 推薦コメント |
・ソラマメを思わせる柔らかな曲線の新国立美術館に、柔らかな夕方の陽射しが差し込んでいました。<応募者氏名:堀田 勉(区内在勤)> |
選定にあたって の評価コメント |
ガラスのルーバーで構成された美術館の外壁が、周辺の木々と呼応しながら緩やかな曲線を描いている。日中は木漏れ日が落ち、夕暮れからは美術館の明かりがにじみ出し、空間と時間との豊かな掛け合わせを楽しむ事ができる景観である。 その他の評価コメント ・夜の灯りに満ちた造型が興味深い。 |
テーマ | 私が好きな時間、とっておきの景色 |
応募者からの 推薦コメント |
大殿を背に、階段の上から見る三解脱門とグラント松の朱と緑のコントラストの美しさに感動を覚える。まだ人も少なく、私の一番好きな時間である。 <応募者氏名:町村 庸子(区内在勤)> |
選定にあたって の評価コメント |
増上寺の参道沿いに見返す三解脱門は、その先に続く大門の街並みを縁取ることで、歴史的に形成された都市の軸性を喚起する存在である。人がまばらな早朝には、時を超えてこの風景と対峙した人や出来事を想起できることだろう。 その他の評価コメント ・歴史のある文化的な港区の側面を象徴する景観だと思います。 |
令和5年度「港区みどりの街づくり賞・景観街づくり賞・区民景観セレクション」パンフレット(PDF:8,724KB)
※パンフレットは区役所6階 都市計画課の窓口などで配布しています。
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お問い合わせ
所属課室:街づくり支援部都市計画課街づくり計画担当
電話番号:03-3578-2111(内線:2210)
ファックス番号:03-3578-2239
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