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更新日:2024年3月5日

特殊詐欺対策

港区の特殊詐欺対策NEWS

「みんなと安全安心メール」で、警視庁犯罪抑止対策本部から提供いただいた、港区内の特殊詐欺被害の発生件数(月別)をお知らせしています。

特殊詐欺とは

被害者に電話をかけるなどして対面することなく信頼させ、指定した預貯金口座への振込みその他の方法により、不特定多数の者から現金等をだまし取る犯罪を特殊詐欺といいます。

具体的な事例

オレオレ詐欺

  • 息子を名乗り、「会社での失敗の補てんに必要」と嘘の理由で、お金を要求する。等

預貯金詐欺

  • 警察官、銀行協会職員等を名乗り、「あなたの口座が犯罪に利用されています。キャッシュカードの交換手続きが必要です」と言ったり、役所の職員等を名乗り、「医療費などの過払 い金があります。こちらで手続きをするのでカードを取りに行きます」などと言って、暗証番号を聞き出しキャッシュカード等をだまし取る(脅し取る)。等

架空料金請求詐欺

  • 民事紛争相談センター名義で「民事訴訟最終通告書」というハガキを送り、「ハガキを見て連絡しないと財産を強制的に差し押さえる」との嘘で脅して連絡させ、示談にするための費用だとしてお金を要求する。等

還付金詐欺

  • 区の健康保険課(実在しない)などの職員を名乗り、「緑色の封筒で累積医療費の返金のための書類を送りました。期限を過ぎても返送されて来ないので、電話で連絡しています」「今ならまだ銀行で手続できます」などと嘘をつき、ATMに誘い出し操作させ、お金を振り込ませようとする。等

キャッシュカード詐欺盗

  • 被害者が気づかないうちに、キャッシュカードを盗むことから、窃盗にあたります。
  1. キャッシュカードが悪用されたと警察や金融庁職員を名乗り被害者を訪ねる。
  2. 悪用を防ぐためなどと言って、被害者自身にキャッシュカードと暗証番号のメモを封筒に入れさせる。
  3. 封筒を封印するなどと言って、キャッシュカード等が入った封筒を預かる。
  4. 封印のために被害者の印鑑も必要などと言って、被害者に印鑑を取りに行かせる。
  5. その隙にキャッシュカード等が入った封筒を持参した別の封筒にすり替える。
  6. 被害者には別の封筒を渡し、新しいカードが届くまで封筒を開けないよう言って去る。

※さらに詳しく知りたい方は警視庁ホームページ(外部サイトへリンク)をご覧ください。

特殊詐欺の被害を防止するために、守っていただきたい4つのこと

特殊詐欺の手口は多様で、日々新しいものも生まれ続けています。

新しい手口を知っておくことはとても大切です。しかし、すべての手口を理解しようとするのは困難です。

そこで、手口にかかわらず、特殊詐欺の被害を防ぐために有効な対策をまとめました。

次の4点をしっかりと守っていただければ、特殊詐欺の被害にあうことはないはずです。

自宅の固定電話に対策をする

  • 特殊詐欺の詐欺電話は、そのほとんどが被害者宅の固定電話にかかってきています。
  • 犯人にとって、何の対策もしていない固定電話は、とても便利で犯行に役立つ道具になっていると考えられます。
  • 固定電話は留守番電話の設定にして、必ず折り返し電話をするようにしたり、港区で無償貸与している自動通話録音機を利用するなどの対策を行ってください。
  • ご自宅の固定電話を、犯人にとって、不便で犯行の役に立たない道具に変えましょう。

(非対面での)お金の話は全て、ウソかもしれないと疑う

  • お金の話になった時点で、電話でも郵便でもメールでも、誰のどんな話であっても、全てウソかもしれないと疑ってください。
  • 明らかなウソの電話(区役所職員を名乗る医療費の還付金の電話など)は、すぐに切ってください。また、電話番号表示機能により、相手の電話番号がわかるときは、お近くの警察署にその電話番号を通報してください。
  • 明かなウソの電話と判断できない場合は「詐欺の電話が多いので、確認してから、折り返し電話します。」と相手に伝え、相手の電話番号と名前、相手の勤務先の電話番号を聞いて、電話を切ってください。
  • 孫などの親族を名乗る電話の場合は、どんなに「時間がない」「おじいちゃんにしか頼めない」「他の人には内緒にしてほしい」などと言われても、一旦電話を切って、家族に相談してください。

正しい電話番号へかけなおして聞く

  • 相手の言った電話番号をそのまま信じてはいけません。
  • 知人なら、以前から自分が知っているその人の電話番号へかけ直しましょう。
  • 勤務先(行政機関等)については、インターネットで確認した電話番号へ、「本当にそんな話があるの?」とかけなおして、聞きましょう。
  • 行政機関等の電話番号が自分で調べられなければ、とりあえず区の生活安全推進担当か警察に電話しましょう。

ATMを利用中は、携帯電話で話さない

  • 港区内で被害件数の多い還付金詐欺は、被害者をATMに誘導し、携帯電話で操作方法を指示して、被害者の預金を犯人の口座に振り込ませてしまいます。
  • 犯人は、次々に操作方法を指示する中で、手続きに必要な番号などと言って、画面をよく確認する時間を与えずに、振り込み金額を入力させてしまいます。
  • 普段から、ATMを利用中に携帯電話で話さないようにしていただければ、還付金詐欺の被害にあうことはありません。
港区役所生活安全推進担当
03-3578-2270
あなたの住まいの管轄警察署の電話番号

区内警察署管轄区域・連絡先一覧(PDF:50KB)

区内の特殊詐欺被害の発生状況

令和5年港区における特殊詐欺被害発生状況(PDF:137KB)

令和4年港区における特殊詐欺被害発生状況(PDF:137KB)

令和3年港区における特殊詐欺被害発生状況(PDF:137KB)

特殊詐欺に対する日ごろの備え~区の無料サービスで対策しましょう~

自動通話録音機の無料貸与

電話の呼出音が鳴る前に自動的に相手に警告し、その後の通話の内容を実際に録音する自動通話録音機は、通話の録音を特殊詐欺の犯人が嫌うため犯行を諦めさせる効果があります。録音した内容は後で聞くこともでき、通報を行う際にも役立ちます。区では区内の高齢者(概ね65歳以上)がいる世帯等に無料で貸与します。

※ご自宅にうかがい無料で設置するサービスもあります。

自動通話録音機の無料貸与チラシ(PDF:1,315KB)

自動通話録音機

 

ご自宅での自動通話録音機ご利用イメージ※わかりやすくするためケーブル等をたばねています。

ご注意

(1)利用料は無料ですが年間数百円程度の電気料金がかかります。

(2)ご自宅の電話の状況によって利用できない場合があります。詳しいことはご相談ください。

自動通話録音機と港区の救急通報システムの併用が可能となりました(PDF:276KB)

みんなと安全安心メール

特殊詐欺被害防止に関する情報をお届けしています。無料で登録できます。

詳しくは「みんなと安全安心メール」ご紹介ページをご覧ください。

よくある質問

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お問い合わせ

所属課室:防災危機管理室防災課生活安全推進担当

電話番号:03-3578-2199