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更新日:2021年7月21日

芝地区の地域情報誌(最新号)

 芝商店街は、芝辛・激辛ストリート 舌も心も熱くなる“うま辛ワールド”

第一京浜(国道15号)の金杉橋南詰から、1本西側の日比谷通りへ通じる一帯は、昔から住民の生活を支えてきた芝商店街です。この芝商店街では、激辛メニューを使った商店街の活性化を行っています。
10年ほど前、「芝の鳥一代」の山崎一彦社長がバングラデシュ出身の従業員から、当時世界で一番辛いと言われた“ブート・ジョロキア”という唐辛子を見せられました。ピンときた山崎さんは、商店街の活性化にこの唐辛子を使ったメニューを活用してはどうかと思い立ちました。そこで、このアイデアを商店会に持ちかけると「それはおもしろい!」ということになり、22店舗の飲食店が賛同(現在は26店舗)。そして、それぞれの店舗が試行錯誤して独自の激辛メニューを完成させました。
この取り組みの物珍しさから、さまざまなメディアで何度も取り上げられ、遠方からわざわざお客さまが足を運んでくれるようになりました。「芝辛・激辛ストリート」は今や、港区の名物商店街といえるでしょう。
現在はブート・ジョロキアに限らず、独自の辛味調味料を使ったメニューを出している店も増えて、それらを目当てに店をはしごするお客さまも多くなりました。

芝商店会
https://www.shiba-shotenkai.com/(外部サイトへリンク)

おすすめの激辛メニューを紹介!!

激辛たい焼き【芝の寿堂】

 

たい焼きといえばサクサクの皮の中に小豆餡が入っているのが一般的ですが、「芝の寿堂」ではブート・ジョロキアが入ったキーマカレーを餡にした「激辛たい焼き」を出したところ、辛党の方にも受けて大ヒット。カレー餡は同じ商店街にある「はらぺこDINING」で作ってもらっています。興味津々で食べてみると、初めはスーッと口に入り、やがて辛さがじわっときて、心地よく喉を刺激し、カレーの香りが広がっていきます。
お店の創業は明治42年(1909)で、店主の金子全宏さんは現在3代目。もともとは和菓子の専門店で、今も注文があると茶会などに合わせて和菓子を作っています。他にも「抹茶たい焼き」や「みたらし団子」、「羊羹」も人気です。


キーマカレーがたっぷり入った「激辛たい焼き」

 

Information
TEL 03-3453-1616
営業時間 11:00~13:00/14:00~16:00※
定休日 土・日・祝

 

激辛もやし炒め【居酒屋かけはし】

 

酒の肴に合う一品料理が豊富な居酒屋。数ある激辛メニューの中でも注文が多いのが「激辛もやし炒め」です。もともとあった「ピリ辛もやし炒め」をさらに激辛にしました。
しゃきっとした大盛りのもやしに、中国製、台湾製、韓国製の香辛料をミックスした強烈な辛味で、辛いもの好きにはたまらない。食べ終わったら残ったタレにご飯を入れ、焼き飯にしてもらうと辛さが2度楽しめ、この刺激が病みつきになるリピーターが多いそうです。
激辛メニュー以外も豊富で、特に備長炭でじっくり炙った串焼きがなかなかの人気です。


3種類の赤い唐辛子がたっぷりの「激辛もやし炒め」

 

Information

TEL 03-6753-1056
営業時間 11:00~15:00/17:00~21:00※
定休日 日 (土・祝は夜のみ)

爆辛マグマ煮込みうどん【芝その更科】

 

お蕎麦屋さんの激辛メニューも個性的。初めは「激辛カレーうどん」を出しましたが、もっと辛くしようと「激辛みそ煮込みうどん」になり、まだまだ辛くしたいと気持ちがエスカレートして、マグマのようにブクブクと鍋の中で煮えたぎる「爆辛マグマ煮込みうどん」に至りました。
出汁にブート・ジョロキアやハバネロなど11種の香辛料を入れ、強烈なインパクトのあるスープを作り、それを味噌と根菜類で味付けしました。麺は、煮込んでもシコシコ感とツルツル感のある手打ちうどん。上にキャベツ、もやし、生卵をのせ、最後に山盛りの糸唐辛子で見た目の「辛さ」も演出しました。
「おいしいものを出したいから、辛さとうま味のある麺メニューを試行錯誤しながら探求しています」と、研究熱心な3代目の中島順信店長。これからどんな激辛麺が登場するのか楽しみです。


見た目もインパクト大な「爆辛マグマ煮込みうどん」

Information

TEL 03-3451-9586
営業時間 11:30~14:15/17:30~21:00※
定休日 土・日・祝

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 商いものがたり“花をして語らしめよ”「長谷川商店・ハセガワフローリスト」

 

東京タワー通りを上りきると、大樹をモチーフにした壁面緑化の建物が姿を現します。生花店「長谷川商店・ハセガワフローリスト」が本社・本店を構える長谷川グリーンビルです。ビル前面を覆うツタ類の植物は青々と茂り、行き交う人の目を楽しませています。創業者の孫にあたる5代目社長の山田孝夫さんにお話を伺いました。


山田孝夫社長

曽祖父の「技」、祖父の「アイデア」で開業

長谷川商店の創業は大正14年(1925)。桜田通り沿いの西久保巴町(現・虎ノ門3丁目)で産声を上げました。創業者は山田さんの祖父母・長谷川正武・シヅ夫婦でした。
生花店を営むことになった原点は、日本橋で大工の棟梁をしていた曽祖父の手仕事の技。正武は義父の祭壇や演台を作る技術に目を付け、式典中心の生花店を営むことを決意しました。生活様式の西洋化も追い風となり、日本に生花が普及していくことを確信したそうです。

あいさつは「こんにちは! 花屋です」

 

開店して正武が真っ先に始めたのが、店頭でのあいさつでした。当時、桜田通りには路面電車が走り、店の前にあった停留所に電車が止まるたびに、「こんにちは! 花屋です」と乗降客への声掛けを開始しました。頻繁に停留所に現れる正武に車掌は困ったものの、当時は大らかな時代。停留所ではちょっとした名物になりました。
また、新しもの好きな正武の趣味はゴルフでした。ゴルフ場では政財界人と顔見知りになり、法人の式典関係の仕事も増えました。この時の出会いが、今日に至るご縁となっているお客さまも多くいらっしゃるそうです。人なつっこく、ものおじしない正武の営業努力と、しっかり者で経理を切り盛りしたシヅ。二人三脚の商いが長谷川商店の土台をつくりあげました。
当時の店は、背の高い花輪を作るための吹き抜け構造。2階では生け花教室も開催されるなど機能性とデザイン性を併せ持つ画期的な建物でした。


昭和13年(1938)当時のお店の外観

丹下健三設計・旧本社ビル

長谷川商店は虎ノ門の再開発事業により、平成21年(2009)に現在の芝公園3丁目に移転しましたが、移転前の旧本社(昭和56年〈1981〉竣工・虎ノ門3丁目)は、建築家・丹下健三が設計した8階建てビルでした。
丹下家と長谷川家は親戚関係にあり、現在の長谷川グリーンビルのリノベーションおよび大手町支店の改装は、丹下都市建築設計が手掛けています。

地域に緑、潤い、発展を

東京タワー通りはもともと緑の多いエリアです。そして長谷川グリーンビルのモチーフも「大樹」。自由に伸びゆく植物には地域発展の願いが込められているそうです。
「大樹」を縁取るフレームには金属が用いられ、3種類の常緑ツル植物が配置されています。厚さわずか90mmの壁面に格納された「植物基盤、潅かん水すい・排水システム」により、朝夕2回自動制御の潅水が行われます。年に5回の剪定・メンテナンス作業もさることながら、壁面緑化の維持には日当たりと風通しの良さも大事な要素だそうです。

時代は変われども、変わらぬ信条

経営理念は「“Say it with flowers” 花をして語らしめよ」。初代正武の言葉です。そこには「お客様の思いを形に」「お客様の思い描く形に」「お客様の思い通りに」という3つの思いが込められています。
花をご用意する際は、贈るお客さまの気持ちを一番に考えます。そして花を受け取った方にも、できるだけ長く贈り主の気持ちが届くよう素材を厳選し、何より一番きれいな時に受け取ることができるよう管理しています。
山田さんがそっと差し出してくれた1枚の写真には、正武が託したメッセージ“Say it・・・”が写っていました。

花が取り持った幸せの瞬間

そんな山田さんに、最近とても印象に残るお客さまとの交流がありました。緊張した面持ちで深紅のバラ12本を買い求めた若い男性。訳をお伺いすると、これからプロポーズをしに行くとのこと。そこでプロポーズの場として提案したのが、本社ビル5階のテラスでした。東京タワーの夜景を独り占めできる絶好のビューポイントで、中央のテーブルに白いクロスを掛け、その時を待ちました。はたしてプロポーズは大成功! お客さまの歓喜の瞬間を花が取り持ってくれたことに感動したそうです。

小学校の「花育」活動に協力

区内には子どもたちが花や緑に親しむことを通じて感情や情緒を育む「花育」を実施している小学校があります。この「花育」に協力しているのが長谷川商店。12年間にわたって全学年の子どもたちにフラワーアレンジメントを教え、花の魅力を伝えています。
「地域とともに歩み発展していくことを念頭に、店を次世代に引き継いでいくことが目標です。100年企業を目指し、生まれ育った港区に貢献していきたいと思っています」と、熱く語る山田さんの姿が印象的でした。

Information

株式会社長谷川商店 ハセガワフローリスト
芝公園3-5-12(本社・本店)
TEL 03-3431-0045
https://www.hasegawashouten.co.jp/(外部サイトへリンク)

 

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電話番号:03-3578-3192