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更新日:2021年1月1日

芝地区の地域情報誌(最新号)

 日米の高校生によるアートプロジェクトを通じて、SDGsに貢献!(東京女子学園 × アメリカ・マールボロ高校)

アートプロジェクトに参加

令和元年(2019)、東京女子学園は情報・美術教諭 吉田紘子先生の下、高校1~2年生15名が、一般財団法人ジャパンアートマイル主催の「アートマイル国際協働学習プロジェクト」に参加しました。日本とアメリカの高校生が交流し、共通のテーマを探究。国は違っても抱えている問題は共通であり、それに対する日米両国での探究成果を1枚の壁画に表現し、世界に発信していくというプロジェクトです。

5月からアメリカ・ニュージャージー州のマールボロ高校と何度も話し合いを進め、「SDGs」の17の目標の中から「人や国の不平等をなくそう」という「ゴール10」を壁画のテーマに決定しました。

文化祭で論文発表

15名のメンバーは、まず夏休み期間中に美術館や博物館で日本の文化を学ぶとともに、JICAを訪問して国際的な視野を広げました。

マールボロ高校と常に意見交換を行い、「ゴール10」が、(1)性別(2)人種(3)地域・国別(4)障がい者の社会環境(5)所得など大きく5つに分類されることがわかり、グループにわかれて探究活動を行いました。そしてそれぞれの問題はどこにあるのか現状を調べ、「仮説」をたて「結論」に導くという大学のゼミ生並みの論文を書き、10月の文化祭で発表しました。

探究成果をどう発信していくのか、壁画のデザインについては、誰が見てもわかる表現とは?と幾度も話し合いを重ね、下絵に取り組みました。メッセージ(思い)を絵にする難しさを実感しました。

マス目を使ったテントアートに決定

このプロジェクトでは、1.5m×3.6mのキャンバスに日米の高校生が半分ずつ絵を描き、1枚の壁画として仕上げていきます。

表現方法において、日本側は枡目書き(ますめがき)といわれる手法を用い、メンバー全員が平等に制作し、一丸となって取り組みました。キャンバスの左半分に1cm四方のマス目を作り、専用の絵の具で下絵に合わせて一つひとつ塗りつぶしていきました。

11月から週3~4回、授業前、昼休み、放課後など、授業や部活以外の時間を全て費やして取り組みました。地道な作業をひと月以上かけ、全部で27,000個のマス目を全員で仕上げました。ほかの人のやり方を見て表現の幅が広がったことも大きな収穫だったそうです。

日米合作の壁画が完成!!

12月初旬に日本側の絵ができ上がり、早速アメリカに送りました。マールボロ高校で残り半分が描かれ、完成した壁画を令和2年(2020)3月に全校生徒に向けて発表しました。完成した壁画は、東京オリンピック・パラリンピック会場に展示される予定でしたが、延期になり、今は兵庫県の事務局に保管されています。

メンバーは1年間の活動を通して、「アートは人に語りかけ、人を変える(動かす)無限の可能性をもっている」ことを経験できたようです。プロジェクトに参加した、高校2年生(当時)の北林さん、高校1年生(当時)の宮本さんは、「たくさんの困難はあったが美術がより好きになりました。各個人の発想で興味が膨らみ、ニュースを身近に感じられるようになった。世界とつながっている実感をもて、社会に出る一歩となった」と、いきいきと語ってくれました。

吉田先生が「プロジェクトを何度も振り返り、主体的に学ぶ楽しさをわかってくれた。国は違うが同世代の生徒たちと、歴史・社会・語学・芸術全てを学んでくれました」と、1年近くの学習でより大きく成長した生徒たちに温かな眼差しを向けていたのが印象的でした。

取材・文:伊藤 早苗 写真提供・東京女子学園

SDGsとは?

SDGs(エス・ディ・ジーズ)とは、2015年国連サミットで世界のリーダーによって決められ、平成28年(2016)から令和12年(2030)の15年間で達成するために掲げた国際社会共通の目標で、持続可能な17の開発目標(SustainableDevelopment Goals)で構成されています。

Information

東京女子学園 中学校・高等学校
芝4-1-30  TEL : 03-3451-0912

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 手芸グループ あじさい 趣味の手芸を生かしボランティアで社会貢献

昭和60年(1985)秋に、ボランティアセンターを芝消防署の人が訪れ、「火災予防週間のPRをしたいので、JR浜松町駅3・4番ホーム南端に立つ小便小僧(身長43cm)に着せる消防士の衣装を作ってほしい」という依頼がありました。

そこでボランティアセンターは、当時センターに出入りしていた手芸の好きな人たち数名に相談すると即OK。これをきっかけに、彼女たちは「手芸グループ あじさい」を立ち上げ、衣装作りに夢中になって、デザイン、縫製と試行錯誤を重ねました。グループ名の「あじさい」は区の花から命名しました。そして、昭和61年(1986)11月に消防士姿の小便小僧がホームにお目見えしたのです。


メンバーは、それぞれが得意な作品を制作し、毎年、6月は芝浦のリーブラフェスタ、10月は芝公園でのみなと区民まつり、金杉橋のヒューマンぷらざまつりのバザー(今年はすべて中止)などに出展。売り上げはすべて港区社会福祉協議会へ寄付しています。趣味の手芸が生かせて、かつ、ささやかながら地域の福祉に貢献できれば……、それがメンバーの喜びだそうです。

さまざまな活動を行っていますが、メインとなっているのは、JR浜松町駅の小便小僧の毎月の衣装作りです。

消防士の衣装作りからスタートして以来34年間、1月は羽織袴姿、4月はランドセルを背負った新入学児になり、9月はお祭りの法被(はっぴ)を着て、12月はサンタクロースになるなど、毎月季節や時世を反映した衣装を纏(まと)っています。

また、平成26年(2014)のソチオリンピックの時は、羽生結弦選手をイメージしてスケータ-姿になり、羽生選手は見事金メダルを獲得。平成28年(2016)のリオデジャネイロオリンピックの時は、体操選手の姿になり、こちらも日本が団体総合と個人総合の金メダルを獲得したのです。

リーダーの後藤和子さんは、「乗降客から、『朝の出勤前に“彼”を見ると1日中穏やかな気持ちでいられる。心が和み温かな気分になる』と聞くと励みになり、やりがいを感じます」と、満足そうな表情を見せます。

毎月衣装替えが行われると、毎回写真を撮っている熱心なファンもいるとか。

小便小僧の所有者の思い

ところで、この小便小僧は歯科医師である小林光道さんの所有となっています。

昭和27年(1952)、当時国鉄の嘱託医だったお父さまの光さんが、懇意にしていた椎野栄三郎駅長から「乗客を楽しませる何かパッとしたものがないですかねえ」と相談され、それに応えようと鉄道80周年を記念して寄贈されたものです。

現在の小便小僧は3代目。初代は白の陶器製で、今も小林家のテラスに飾られてあり、浜松町駅を見守っています。

奇しくも小便小僧と同い年という小林医師。まるで分身のような特別の思いがあるようです。

筆者は、長い年月ホームに鎮座して人々から愛されてきた小便小僧に、かわいいニックネームがあるといいなと、前々から思っています。

取材・文:千葉 みな子

Information

社会福祉法人 港区社会福祉協議会
ボランティア・地域活動支援係
TEL 03-6230-0284

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