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更新日:2021年3月21日

芝地区の地域情報誌(最新号)

 春風そよぐ心地よい水辺 新しい竹芝エリアへGo!

芝地区の東側、ウォーターフロントに位置する浜松町~竹芝は大型施設の開業が相次ぐなど、新しいまちづくりが進んでいるエリアです。JR山手線(浜松町駅)や羽田空港につながるモノレール、ゆりかもめなど、交通網も充実しており、伊豆諸島、小笠原諸島への海の玄関口にもなっています。
新しい竹芝の魅力は、なんといっても都市空間で開放感ある水辺と緑豊かな自然にふれられること。憩いの空間を散歩してみませんか?

ウォーターズ竹芝

令和2年(2020)10月まちびらき

都心にありつつ、穏やかな水辺に面した、心豊かになれる場所です。
アトレ竹芝や劇団四季の劇場、ラグジュアリーホテルといった複数の施設があり、訪れる人の感性を刺激し、新しく特別な日常を体感することができます。
また、船着場からは定期船で、浅草、両国、豊洲、お台場、葛西などへ行くこともできます。
さらに、水辺活用のプロジェクトとして、かつての東京湾の豊かな海の再生に向けた環境づくりが進められ、竹芝干潟が整備されています。

https://waters-takeshiba.jp/

ポートデッキ

令和2年(2020)9月一部OPEN

JR浜松町駅からゆりかもめ竹芝駅・竹芝ふ頭までを空中でつなぐ、約500mの歩行者デッキです。バリアフリーなので、このエリアを安全に楽しく歩き回ることができます。首都高の上をデッキが通っているため、今まで見たことのない景色が広がります。

(JR浜松町駅〜首都高速道路手前は現在建設中)

竹芝桟橋

JR浜松町駅から徒歩約5分、ゆりかもめ竹芝駅を降りてすぐのところにあります。ドラマの撮影にもよく使われ、桟橋からは東京湾が一望。レインボーブリッジやスカイツリー、晴海や勝どきから台場までの景観は都市の美しさが堪能できます。竹芝桟橋から望む夜景もお見逃しなく!

東京ポートシティ竹芝

令和2年(2020)9月OPEN

港町(PORT)とIT用語のPORTにかけて名が付けられた「東京ポートシティ竹芝」。海辺という立地上の特性と、人やモノ、職と住、最先端技術というコンテンツなど多様な価値観が結び付くことを目的としています。
オフィスタワーとレジデンスタワーに分かれ、2棟の商業ゾーンには飲食店などが全部で21店。大型イベントホールやスタジオを備え、さまざまなイベントの開催や情報発信の場としても期待されています。
自然を感じることができる新たな憩いの場「スキップテラス・竹芝新八景」もおススメのスポットです!

https://tokyo-portcity-takeshiba.jp/

竹芝客船ターミナル

伊豆・小笠原諸島への玄関口である竹芝客船ターミナルは、船旅に思いを馳せながら散策や食事などができる、海に親しめる空間です。

https://www.tokaikisen.co.jp/boarding/terminal/takeshiba/

島しょへの海の玄関口「竹芝」

竹芝客船ターミナルから出ている定期船は、1.竹芝~横浜~大島~利島~新島~式根島~神津島、2.竹芝~三宅島~御蔵島~八丈島~青ヶ島※、3.竹芝~父島~母島※の33航路。世界自然遺産に登録された小笠原諸島(3.)、イルカが棲む島としてダイバーに人気の伊豆諸島の御蔵島(2.)など、魅力的な島々へのアクセスも便利につないでいます。

※竹芝から青ヶ島、母島への直行便は出ておりません。青ヶ島へは八丈島から、母島へは父島からの乗換えがそれぞれ必要です。

竹芝と島しょの交流

竹芝エリアのまちづくりに関わる多様な団体と島しょ自治体とが連携・協働して、数々の島が身近に体感できる取組などを進め、魅力と活気にあふれる地域を目指しています。

官民連携プラットフォーム 竹芝Marine-Gateway Minato協議会(竹芝MGM協議会)

「竹芝MGM協議会」は官民連携プラットフォームとして、竹芝エリアに関わる多様な人材が結集し、地域内の歴史的・文化的財産やさまざまな連携の取組を最大限に活用して、竹芝の魅力を向上させることを目的に令和2年度に組織されました。
「公共空間活用」「文化芸術」「島しょ振興」「スマートシティ」「竹芝地区PR」の5つの視点から竹芝エリアの魅力向上・活性化に取り組んでいます。

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 芝の老舗 「御菓子司 新正堂(しんしょうどう)」 伝統を大切にしながら、変革を恐れずに突き進む

新虎通り沿いにある御菓子司「新正堂」は、百年の時を経て、この地に根付いた和菓子を作り続けています。
「仮名手本忠臣蔵」の入山形のダンダラ模様と麻の葉模様を取り入れた風格ある店構え。3代目の渡辺仁久(よしひさ)さんにお話を伺いました。

大正元年「新正堂」と命名

初代の渡辺新次郎は岩手県出身。「一旗あげよう」と、大阪の菓子屋で修行をした後、大正元年(1912)、東京・新橋に和菓子屋を創業します。初代の名と新橋の「新」、大正の「正」を合わせ、新正堂と命名しました。
新次郎は「何でもやってみよう」という精神が強く、近所の大学の先生から、砂糖水を凍らせる技術を学び、自転車で「アイスキャンディー」を売り、新橋から麻布十番にまで、販路を広げました。
息子の徳司は弁護士を目指していましたが、法学部卒業の時に初代が他界したため、2代目を継ぎました。「他店がこし餡ならうちはつぶ餡だ」と売り出した「豆大福」は看板商品となりました。

デザイナーから和菓子屋に

現社長で3代目の渡辺仁久さんは、愛知県出身。桑沢デザイン研究所のドレス科でデザイナーを目指して学んでいた時、徳司の長女・則子さんに出会い結婚をします。
仕事も生活も安定し始めた頃、妻の則子さんから「実家が廃業する」という話を聞き、新橋の新正堂に駆けつけます。その時、2代目から「菓子屋をやらないか」と勧められ、新正堂に入社。昼間は新正堂で働きながら、夜間は製菓学校で和菓子と洋菓子の基礎を3年間学びました。

伝統は守るべき。しかし、変えないとつながらない

昔から餡は小豆1kgに砂糖1kgの割合でしたが、渡辺さんは、思い切って砂糖を1/3から1/4くらいまで減らしました。「糖度控えめ」は世の中のニーズに合致しました。
餡の作り方にもこだわり、鎌倉時代から変わらない「水に一晩漬けて炊き上げる」方法を、水戻しせずに煮始める「直火炊き」に変更。「味を変えては店が朽ちる」と、初めは嫌がった職人も、この小豆の質感と風味に納得しました。
業界が伝統に固執する中、自らの感性、デザイン力を生かして菓子の包装や店舗のデザインも刷新。色にも強くこだわりました。朱色の野点傘をイメージした店舗の天井も3代目のこだわりです。
桑沢デザイン研究所・桑澤洋子先生の最後の授業を受けた時の「引き出しをいっぱい作りなさい。落語や、映画を楽しみ、それに合った服を作りなさい」との教えが根底にあると言います。

忠臣蔵はDNA


浅野 内匠頭(あさの たくみのかみ)が切腹した田村屋敷の跡地に店があったことから、忠臣蔵をイメージした商品を作りたいと「土地柄に因(ちな)んだ菓子」を考案。これまでの和菓子の常識に一風を成す斬新なアイデアで、口のあいた最中に、たっぷりの餡がつまった「切腹最中」が生まれました。
最中種にこだわり、皮は別の会社に特注。口にほおばると、パリッと軽やかな音とともに、心地よい香りが広がります。形を保つため求肥をつぶ餡で包んでいます。最中の餡は通常1個40gほどですが、切腹最中は62gも入っているので、食べ応えがあります。皮が湿らないよう、仕上げに水飴で化粧を施し、一つ一つ赤穂浪士のはちまきをイメージした紙で包むという手間をかけたものになっています。
切腹最中を考案した当初、周囲はその異名と形に困惑しました。しかし「切腹」した腹に見立てた最中が、「腹を切ってお詫びする武士の風習を想起させる」と、ミスをした際のお詫びのしるしとして注目され、多くのサラリーマンの人気を集めました。
景気回復への思いを込め、「景気上昇最中」も考案。「黒字化」を願い、「沖縄の波照間産黒糖」を使ったこし餡の最中です。そのほかにも次々と革新的な商品を生み出しています。

まちと人とともに、次世代へつないでいく

先代の「新橋に恩返しできるまで成長しろ」という言葉を守り、地元とのつながりを大切にする渡辺さん。現在、観光協会の会長を務め、さまざまなアイデアを提唱。観光課や観光大使の制度を区に働きかけるなど、地域の発展に日々努めています。
別の和菓子屋で修行をしたという長男の仁司さんが、現在新正堂のお菓子の製造を一手に引き受けています。日枝神社の山王嘉祥祭(かじょうさい)で、煉切(ねりきり)奉納を行う全国和菓子協会の代表に選ばれるほどの腕前です。渡辺さんは一度も「家業を継いでほしい」と言ったことはなかったとのこと。仁司さんが高校を卒業し、自ら「4代目になる」と言ってきた時も、「つないでいってほしい」とだけ伝えたそうです。

コロナ禍を乗り切る餡

令和2年(2020)、新型コロナウイルス感染症拡大によりテレワークが増え、サラリーマンがまちから激減。4月の緊急事態宣言中は、家族だけでインターネットの通販サイトを運営しましたが、宣言解除後も客足は戻りません。そんな中、「家でおいしいものを食べたい」というニーズを受け、切腹最中の餡を煮詰める前に汲み上げた餡が、常連さんに「おいしい」と評判になりました。こうして生まれた「汲み上げ餡」は、つぶ餡のほどよい食感ととろみが絶妙です。
「利潤にとらわれず、お客さまに喜んでもらえる商品を作り、生み出し続ける」─自身が胸に刻み次代に届ける新正堂の精神です。
取材:森 明/早川 由紀 文:早川 由紀

Information

株式会社 新正堂
新橋4-27-2 TEL 03-3431-2512

https://www.shinshodoh.co.jp/

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電話番号:03-3578-3192