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更新日:2023年4月27日

強い雨が降り始めたら

気象情報に注意してください

気象庁からは、災害が発生するおそれのある場合や、注意報や警報が発表されますので、テレビやラジオからの気象情報に注意しましょう。

気象庁が発表する港区の注意報・警報の発表基準

種類 発表基準

注意報
(災害が起こるおそれがあることを注意喚起するもの)

強風注意報

平均風速 13m/s以上

大雨注意報

(浸水害)表面雨量指数基準 13
(土砂災害)土壌雨量指数基準 127

洪水注意報

古川流域における流域雨量指数基準 7.2
または、古川流域における表面雨量指数 11 と 

流域雨量指数 6.6 の組み合わせによる基準

警報
(重大な災害が起こるおそれがあることを警告するもの)

暴風警報

平均風速 25m/s以上

大雨警報

(浸水害)表面雨量指数基準 27
(土砂災害)土壌雨量指数基準 180

洪水警報

指定河川洪水予報による基準:渋谷川・古川[渋谷橋・四ノ橋]

特別警報
(重大な災害が起こるおそれが著しく大きいことを警告するもの)

大雨特別警報

台風や集中豪雨により数十年に一度の降雨量となる大雨が予想される場合、若しくは、数十年に一度の強度の台風や同程度の温帯低気圧により大雨になると予想される場合

※表面雨量指数=短時間強雨による浸水危険度の高まりを把握するための指標で、地面の被覆状況や地質、地形勾配などを考慮して、降った雨が地表面にどれだけ溜まっているかを数値化したものです。

※土壌雨量指数=降雨による土砂災害危険度の高まりを把握するための指標で、降った雨が土壌中に水分量としてどれだけ溜まっているかを数値化したものです。

※流域雨量指数=河川の上流域の降雨により、どれだけ下流の対象地点の洪水危険度が高まるかを把握するための指標で、降った雨が河川に沿って流れ下る量を数値化したものです。

家庭でできる簡易水防工法

簡易水防工法は、ご家庭にある物を使って水の浸入を防ぐ方法です。あくまでも水深の浅い段階でのものですので、行う際には避難の時期を逸しないように十分注意してください。

ゴミ袋を使用する場合(その1)

絵(1):二重にしたゴミ袋に水を入れて作った土のうの代わりとなるもの絵(2):土のう代わりとして出入り口に隙間なく並べられているイメージ

(1)40リットル程度の容量のゴミ袋を二重にし、中に半分程度の水を入れます。
(持ち運べる程度)

(2)この(1)のみを用いる場合は土のうの代わりとして、出入り口などに隙間なく並べます。
(10センチメートル程度の水深が限界です。)

ゴミ袋を使用した場合(その2)

絵(3):二重にしたゴミ袋に水を入れて作った土のうの代わりとなるもの絵(4):出入り口に板を置き、ゴミ袋で作った土のうの代わりで押さえているイメージ

(3)40リットル程度の容量のゴミ袋を二重にし、中に半分程度の水を入れます。
(持ち運べる程度)

(4)他の何かと(3)を共に用いる場合は長めの板等を利用し、浸水を防ぎます。

プランターを使用した場合

絵:出入り口に水を入れたプランターを並べたものをレジャーシートで包んでいるイメージ

プランターを並べレジャーシートで包み、浸水を防ぎます。

サイレン・警報に注意し、早めの行動を

荒川や古川では川の水位を計測しており、水位状況に応じて、洪水予報が発表されます。
洪水予報が発表されたら、早めの避難行動をとりましょう。

荒川洪水予報の種類と発表基準(国土交通省と気象庁が共同で発表)

種類 発表基準
はん濫注意情報(洪水注意報) 予報区域のいずれかの基準地点の水位がはん濫注意水位に到達し、さらに水位の上昇が見込まれる場合に発表する。
はん濫警戒情報(洪水警報) 予報区域のいずれかの基準地点の水位がはん濫危険水位に到達することが見込まれる場合、あるいは、避難判断水位に到達し、さらに水位の上昇が見込まれる場合に発表する。
はん濫危険情報(洪水警報) 予報区域のいずれかの基準地点の水位がはん濫危険水位に到達したとき、あるいは、急激な水位上昇によりまもなくはん濫危険水位を超え、さらに水位の上昇が見込まれる場合に発表する。
はん濫発生情報(洪水警報) はん濫が発生した後速やかに発表する。
はん濫注意情報解除(洪水注意報解除) はん濫注意水位を下回った場合に発表する。
基準地点 所在地 水防団待機水位 はん濫注意水位 避難判断水位 はん濫危険水位
岩淵水門(上) 東京都北区
志茂五丁目
3.00m 4.10m 6.50m 7.70m

古川洪水予報の種類と発表基準(東京都と気象庁が共同で発表)

種類 発表基準
はん濫危険情報 基準点のいずれか1地点の水位が、おおむね1時間以内にはん濫発生水位に到達することが見込まれる場合、あるいははん濫危険水位に到達し、さらに水位の上昇が見込まれる場合に発表する。
基準地点 所在地 はん濫危険水位 はん濫発生水位
渋谷橋 渋谷区恵比寿東 9.19m 11.08m
四ノ橋 港区南麻布 4.88m 6.67m

港区では区内9か所で降水量を、新広尾公園と白金公園の2か所で古川の水位を3分ごとに計測しています。
区内の降水量や古川の水位状況に応じて、防災行政無線塔から危険を知らせるアナウンスや警報が流れます。

古川の水位を基準とした警報内容

警報階段

新広尾公園における古川の水位状況

白金公園における古川の水位状況

放送内容

1

古川の水位計の観測値が護岸の最上部から2.58mまで上昇したとき

古川の水位計の観測値が護岸の最上部から2.86mまで上昇したとき

放送なし

2
(注意)

古川の水位計の観測値が護岸の最上部から2.0mまで上昇したとき

「古川の水位が上昇しています。今後の気象情報に注意してください。」(※)

3
(警戒)

古川の水位計の観測値が護岸の最上部から1.0mまで上昇したとき

「古川の水位が警戒値に達しました。建物や地下室の浸水に注意してください。」

4

古川の水位計の観測値が護岸の最上部から0.2mまで上昇したとき

サイレン(10秒)「古川があふれる危険があります。避難の準備をしてください。」

※警報段階2(注意)では、今後の予想雨量、気象状況等に応じて放送をします。

港区内の降水量を基準とした警報内容

警報段階

1時間降水量

放送内容

1

25mm

(放送なし)

2(注意)

30mm

(放送なし)

3(警報)

50mm

「区内に激しい雨が降っています。建物や地下室の浸水に厳重に注意してください」

古川の水位は一気に上がります

画像:一気に水位が上がった例

※15分間で2.5mも水位が上がったこともあります。

よくある質問

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よくある質問入り口

お問い合わせ

所属課室:街づくり支援部土木課土木計画係

電話番号:03-3578-2217(内線:2218・2219)

ファックス番号:03-3578-2369