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更新日:2024年2月21日

「港区立児童発達支援センターの事業者とサービス」の改善案について、区民参画の採用方法のご提案(11)

内容

この度はご連絡いただき、ありがとうございます。

2の項目について、具体的な改善策を実施していただき感謝します。これに関する実施予定日と結果の公開予定日についても教えてください。
3、4、5の項目については、現状維持の姿勢については理解しましたが、具体的な改善策がありません。
特に4の項目について、「検討」との回答を受け、具体的な改善策と、その実施予定日、結果の公開予定日を教えてください。
1の項目については、「体制の充実に取り組んで参ります」とのご回答を受け、「体制の充実」に関する具体的な改善策と、その実施予定日、結果の公開予定日を教えてください。
さらに、「ぱおの運営の管理監督に務めてまいりました」とのご回答を受け、私の子供の支援計画では支援サービス継続でしたが、港区の管理監督下で一方的に継続なしを決定したと理解しました。管理監督の問題点の認識がなく、具体的な改善策がありません。
ご回答の通り、港区は港区立児童発達支援センターの指定管理先は友愛十字会であり、港区の元管理職員だった、元高輪地区総合支所副総合支所長、元区議会事務局長が友愛十字会に再就職しています。
平成27年度以前の再就職の公表はされていませんが、2名以上の再就職があったと予想できます。友愛十字会だけでなく他の指定管理先へ、港区の元管理職員の再就職は複数あります。港区は、指定管理先に再就職者がいることを認識しながら指定し続けている現状です。
港区のこの現状は、先の3、4、5の現状維持で改善策がないことも含め、区民の公共の利益を優先せず、港区職員の再就職先の利益を優先しています。港区職員の再就職先の利益を優先することは、再就職者による働きかけを示唆しています。
具体的に、地方公務員法第三十条「すべて職員は、全体の奉仕者として公共の利益のために勤務し、且つ、職務の遂行に当つては、全力を挙げてこれに専念しなければならない。」および、港区職員服務規程第七条の三「いかなる理由においても、自らの職務に利害関係がある者又は自らの地位等の客観的な事情から事実上影響力を及ぼし得ると考えられる者から利益又は便宜の供与を受ける行為その他職務遂行の公正さに対する区民の信頼を損なうような行為をしてはならない。」の違反の可能性があり、港区退職管理の働きかけの禁止(https://www.city.minato.tokyo.jp/jinji/20160401taisyokukanri.html)の規制違反の可能性があります。
以上の事実に基づき、関連する職員に対する港区の制裁措置、現在の指定管理の取消、再発防止策の策定と実施、及び指定先の変更を求めます。
迅速かつ適切なご対応をお願いいたします。

区の対応・考え方

まず、今までお父様とお母様から伺ったご要望についてです。
区は、これまでも、お子さんの支援へのご要望について、お子さんの自立した生活を促すための支援や、お子さんの成長やライフステージの変化において、お子さんご本人やお父様やお母様からのご相談に対応し支援できる体制をつくってほしいなどのご要望を承ってきました。今回、お打ち合わせの場を設けるのは、保育所等訪問支援をより効果的に行うために、お子さんが日々成長される中で、お子さんの現在の状況についてお話を伺いたかったということと、お父様やお母様から新たなご要望があれば、そのことも含めて伺いたかったからです。
次に、前回回答(令和5年10月19日付)の2 港区立児童発達支援センター(以下「ぱお」といいます。)の意見箱についてです。すでに、利用児童の保護者の方々からご意見をいただくために、意見箱をぱおの受付窓口に通年設置しており、ご意見をいただきましたら、その回答を作成し、随時、施設内に掲示することとしております。
次に、前回回答の4 第三者評価における利用者アンケートの回答率を高めることについてです。
次回の第三者評価を実施するのは令和7年度ですが、その際に、利用者アンケートの回答率を高められる取組を検討いたします。障害者福祉課とぱおで、保護者の方がぱおにいらした際にタブレットなどでアンケートを行うことや設問をわかりやすく記載するなど、保護者の方が回答しやすいアンケート方法の工夫や、未回答の保護者の方に対して回答を促すリマインド通知の実施などについて、事業所との契約に関する仕様に盛り込むことを、令和7年度のアンケート実施までに検討してまいります。
次に、前回回答の1 ぱおの体制の充実についてです。
港区では、発達に遅れがある児童や様々な特性がある児童の保護者からの相談が増えており、特に、就学児への支援については、児童本人の心理面や身体面に加えて、ご家族の状況も踏まえた支援環境など総合的に相談を受けながら支援することが重要です。そのためには、ぱおの職員の質を高めるとともに、障害児通所支援事業所をはじめ、学校、教育委員会、みなと保健所、子ども家庭支援センターや児童相談所などの関係機関と横断的に連携しながら支援していくことが必要です。支援体制が完成する具体的な予定日をお示しすることは難しいですが、引き続き、ぱおはこのような取組を進めることで、児童やご家族に対して、適切な時期に適切な支援を提供できる体制の充実に取り組んでまいります。
次に、関連する職員に対する港区の制裁措置、現在の指定管理の取消、再発防止策の策定と実施及び指定先の変更についてです。まず、ぱおの指定管理者である友愛十字会への区職員の再就職が、区民の皆様の公共の利益を優先せず、港区職員の再就職先の利益を優先していることには当たらないため、関連する職員に対する港区の制裁措置は設けません。
また、ぱおの指定管理においては、以前からご説明しているとおり、指定管理の取消、再発防止策の策定と実施及び指定先の変更に該当する事由はないため、これらについても実施いたしません。
最後に、今回の保育所等訪問支援に関する手順についてです。今回の保育所等訪問支援の提供についてのぱおとの契約は、これから行う予定です。本対応について、区としてこども家庭庁に確認しましたところ、ケースバイケースでの対応で問題ないことを確認しております。今回、区として保育所等訪問支援を提供するに当たり、保護者様と保育所等訪問支援事業者が契約を締結する前に、ご本人や学校と情報収集などの調整を図ったところをケースバイケースの対応として捉えております。このように、事前に情報収集対応を行った理由としましては、ご本人により効果的な支援となる個別支援計画を作成するためや、保護者様に支援内容をご理解いただいた上で契約していただくためです。なお、事前調整を進めるに当たっては、9月下旬に担当から保護者様にお電話した際に、「保育所等訪問支援に関して、学校との連携等は早めに進めてほしい」とのご要望を承っており、今回の進め方にご同意をいただいているものと考えております。保護者様へのご説明は電話やメール等で行っておりますが、今後は更にわかりやすく、適切にお伝えしたいと存じます。
今後、お子さんの成長や自立した生活への支援を適切に提供できるよう努めてまいりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

担当課

保健福祉支援部障害者福祉課障害者支援係

ご意見をいただいた時期

令和5年11月

関連分野

健康・福祉-障害者-障害者

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