広報みなと2025年3月1日号
梅毒の患者が増加しています

梅毒とは

感染している人との性行為や性的接触（粘膜や皮膚との直接接触）で感染する性感染症の1つです。感染した部位のしこりや全身性発しん等の症状が出ますが、いったん症状が消えるため治ったと間違われ、治療の遅れや放置により、脳や心臓に重大な合併症を起こすことがあります。また、妊娠中に感染すると、胎盤を通して胎児に感染し、先天梅毒となる危険があります（妊婦健診の初期の検査項目に梅毒検査が含まれています）。

梅毒は早期の薬物治療で完治が可能ですが、感染を繰り返すことがあるため、再感染の予防が必要です。

早期発見のために

感染の有無は血液検査で分かります。みなと保健所では、毎月2回、HIV・梅毒即日検査を実施しています。検査は、匿名・無料で、採血後約1時間で結果が分かります。詳しくは、港区ホームページをご覧ください。

東京都の男女別梅毒患者数

東京都の年代別梅毒患者（令和6年）

問い合わせ

• 保健予防課保健予防係　
  電話：03-6400-0081