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更新日:2022年8月20日

特定外来生物クビアカツヤカミキリについて

クビアカツヤカミキリについて

クビアカツヤカミキリは、幼虫がサクラやウメ、モモ、ハナモモなどバラ科の樹木の内部を食害し、木を枯らしてしまう特定外来生物の昆虫です。

クビアカツヤカミキリは、その名前の通り、ツヤのある黒い体に、首のように見える「胸部」が赤い特徴のあるカミキリムシです。

成虫の体長は2~4センチ、発生時期は6~8月頃です。

都内では、平成27年に多摩部で、令和2年に足立区で被害が確認されました。港区ではまだ発見されていませんが、すでに近隣区で成虫が発見されており、繁殖力や拡散能力が高い本種の被害拡大が懸念されています。

※特定外来生物とは、生態系や人体に深刻な影響を及ぼす可能性があるため、生きたままの持ち運び、飼育が法律で禁止されている外来生物のこと。

kubiakatsuyakamikiri

(左)オス(右)メス 写真提供:東京都環境局

こんなサインに注意

クビアカツヤカミキリによる被害を食い止めるためには、早期の対応が重要となります。

成虫やフラス(※)を見かけた場合は、環境課までご連絡ください。

クビアカツヤカミキリの幼虫は、成虫になるまでの二年間樹木の中に潜み、その間、フラスを排出し続けます。フラスは幼虫があけた穴から排出され、木の根元に散らばっていることが多いため、それらを見かけた場合は、木の内部にクビアカツヤカミキリの幼虫がいる可能性があります。フラスは幼虫の活動期の5月から10月に活発に排出されます。冬季は幼虫が冬眠するため、新たなフラスの排出は見られません。

※フラスとは、幼虫のフンと木くずが混ざったもの。

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木の根元に堆積したフラス

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木の幹に付着したフラス

写真提供:東京都環境局

成虫を見つけた場合

その場で踏みつぶすなどして駆除し、見つけた場所を環境課までお知らせください。(生きたまま持ち運ぶことは法律で禁止されています)

サクラ、モモ、ウメ等のバラ科樹木にフラスを見つけた場合

見つけた場所を環境課までお知らせください。

ご自宅や会社等の敷地内の樹木で疑わしいケースが発生した場合は、駆除は所有者様、管理者様で行っていただくことになりますが、区は東京都と連携し、虫の判別や駆除の方法などについてサポートさせていただきます。

 


 

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