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悩んでいる人に気づき、声をかけ、話を聴いて、必要な支援につなげ、見守る人のことで、「いのちの門番」と言われています。特別な資格は必要ありません。
悩みを抱えた人は、「人に悩みを言えない」「どこに相談に行ったらよいかわからない」「どのように解決したらよいのかわからない」などの状況に陥ることがあります。悩みを抱えた人に寄り添い、孤立を防いで、周囲の人々がゲートキーパーとして支援することが重要です。
周りの人の表情が暗かったり、元気がないと、助けになりたいと思うけどなんて声をかけていいのかわからない。悩みを相談してくれたけど、自分の声かけはどうだったかな。などと思ったことはありませんか?
そんなときの対応法をご紹介します。
いつもと様子が違うなという人がいたら、それは悩みを抱えているときのSOSサインかもしれません。悩みを抱えている人は、誰かが気づいてくれるのを待っています。
大切な人が悩んでいることに気づいたら勇気を出して声をかけてみましょう。「どうしたの?なんだか辛そうだけど・・・」「最近元気ないけど、大丈夫?」その声かけで相手に話すきっかけを与えることができます。
話を聴くときは、相手が体験したことや考えていること、感じていることを尊重し、否定したり話をそらしたりせず、真剣な態度で受け止めましょう。本人を責めたり、安易に励ますことは避け、相手の気持ちに寄り添うことで安心感を与えることができます。
悩みを聞くことで気持ちを前向きにできる場合もありますが、本当の問題解決へ導くためには専門機関の力が必要です。関連する相談窓口などを情報提供しましょう。
相手の理解や承諾を得たうえで、可能な限り連携先に直接連絡を取り、相談場所、日時などを具体的に設定することで、より確実につなぐことができます。
相談先と連携したあとも、必要があれば相談にのることを伝えましょう。話を聴いてくれたり一緒に考えたりする人がいることは、何より心強く、安心感を与えることができます。
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所属課室:みなと保健所健康推進課地域保健係
電話番号:03-6400-0084
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