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更新日:2024年3月19日

区立保育園と私立保育園が合同で研究 
保育の質の向上のための研究プロジェクト報告書」を作成しました

区では、令和4年度に、より保育士が質の高い保育をそれぞれの園で実践することができるよう、「保育の質の向上のための研究プロジェクト」を立ち上げ、テーマを定め、保育の実践研究を行ってきました。令和5年度は、公私立保育園が合同で子どもが主体的に遊べる保育環境を考える」をテーマとし、実践研究に取り組みました。検証した125事例のうちから抜粋し、「報告書」としてまとめ、プロジェクトに参加していない保育士も日常の保育に役立てられるようにしています。

プレスリリース(PDF:314KB)

「保育の質の向上のための研究プロジェクト」

保育研究実施者

・山梨県立大学名誉教授、聖徳大学名誉教授 阿部真美子 氏

(研究アドバイザー)

・区立保育園、区内私立認可保育園、港区保育室に勤務する3~15年目の中堅保育士 計25名

期間 

令和5年5月~令和6年2月

研究方法 

およそ半年間合計125事例を7グループに分かれ、事例報告、各自現場での実践、子どもの反応等の報告、グループでの意見交換を行い、より子どもが自ら遊び、安全かつ成長発達を促す環境をどのように行うか、実践と検証を繰り返した。

hyousi(PDF:7,088KB)

参加した保育士の声

「普段、他の園の保育士とディスカッションすることがなく、同じ月齢の担当保育士と深い話ができて良かった。」

「今回のプロジェクトをきっかけに、園全体で子どもが自ら遊べる環境づくりを見直す機会になった。」

「環境が変わると子どもが変わり、保育の仕事をより楽しいと思った。」 等。

「保育の質の向上のための研究プロジェクト」(報告書から一部抜粋:4歳児18名のクラスの例)

子どもの姿

自分たちが遊びの中で、様々な素材を使って作った作品を活用して、翌日も継続的に遊びたい、という子どもが多い。

保育環境改善の工夫

・作品を飾れる場を設置。数日間かけてイメージを膨らませて製作して遊ぶ楽しさや、明日の登園への期待を高める姿が増えた。

・クラス用リサイクルボックスを設置。素材を利活用して新たな作品を製作するなど、物を大切にして遊ぶ姿が増えた。

その時の子どもの様子を見ながら、環境を随時きめ細かく設定

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