更新日:2024年3月25日
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23区初、独自のガイドライン 「港区ヤングケアラー支援ガイドライン」を作成しました
子どもの声に寄り添い、地域全体で迅速な支援につなげます
区は、令和4年度にヤングケアラー実態調査を行いました。その結果、ヤングケアラーと思われる子どもは、これまで区が支援していた人数よりも多く、家庭内の様子は表面化しにくいことが明らかになりました。また、子ども自身も負担を感じ、自分の時間も自分のために活用できていないこと、障害者や高齢者の福祉サービスを提供している事業所も「ヤングケアラーという言葉を聞いたことがあるか」という問いに、約6割が「聞いたことはあるが、特別な対応をしていない」など、理解も十分ではないことも分かりました。
区は、このような実態を踏まえ、地域全体がヤングケラーについて正しく理解し、子ども達の変化にいち早く気づき、迅速に必要な支援につなげられるように、令和6年3月、区独自のガイドラインを、学校、病院や警察などの地域の関係機関と協働で作成しました。
港区ヤングケアラー支援ガイドライン(PDF:6,609KB)
ヤングケアラー支援ガイドライン 子どもが子どもらしく過ごせるために
主な内容
1 ヤングケアラーとは
2 ケアによる子どもへの影響
3 港区におけるヤングケアラーの実態と課題
4 港区におけるヤングケアラーの支援の目的
5 港区におけるヤングケアラー支援
6 ヤングケアラー支援のための連携スキームと流れについて
7 ヤングケアラーに気づくポイント
8 ヤングケアラー支援における留意点
ヤングケアラー支援サポーター養成講座 ガイドラインを活用し令和6年6月から開催!
対象者
区内在住、在勤、在学者でヤングケアラー支援のサポート活動を希望する人
内容
ヤングケアラーへの理解を深め、地域等でヤングケアラーが安心して周りの大人に支援を求められるように、ヤングケアラー支援コーディネーター等を講師として派遣し、ヤングケアラーサポーター養成講座を実施します。(90分程度)
大学連携
明治学院大学と連携し、出前講座の開催や大学生達とサポーターシンボルマーク作成等を行います。
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お問い合わせ
所属課室:子ども家庭支援部子ども家庭支援センター地域連携担当
電話番号:03-5962-7211
ファックス番号:03-5962-7205
外国語対応が必要な人、通訳オペレーター、区の職員の3人で会話ができます。