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更新日:2024年4月1日
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ペットを最期まで飼い続けられますか
ペットを飼う前に考えてほしいこと
ペットにもいのちがあります
都市化や少子高齢化が進む中で、ペットを飼うことが生活の潤いになるなど、その重要性は注目されています。
しかし、その一方で自治体に収容される犬や猫の数は決して少ないとはいえません。迷子にさせてしまったり、子犬や子猫を無計画に生ませてしまったり、捨てたり・・・飼い主の身勝手な行動は多くのいのちを奪うことになります。
愛情を持って最期まで飼えますか
犬や猫は10年以上生きます。一度飼い始めたら途中でやめることはできません。
動物を飼う人は、動物がその命を終えるまで適切に飼養すること(終生飼養)が義務付けられています。
- ペットが年老いた、病気になった
- ペットに子どもが生まれた
- ペットが言うことをきかない、ほえて困る
- ペットに飽きた
- 引っ越しや入院でペットを手放したい
- 飼育に関わる金銭的理由で飼えなくなった
ペットが話すことができたら、このような話を聞いてどう答えるでしょうか。
すべての飼われている動物の命は、飼い主に託されています。
最期まで飼うという、飼い主としてあたりまえの責任を果たしましょう。
飼う前にもう一度考えてみましょう
以下の項目にすべて「はい」と答えられますか?
- ペットが飼えるお住まいですか?
- 家族は全員、賛成していますか?
- 家族に動物アレルギーの人はいませんか?
- 毎日、ペットの世話に時間と手間をかけられますか?
- あなたの体力で世話ができるペットですか?
- 鳴き声やトイレなど近隣に迷惑をかけない動物のしつけがしっかりできますか?
- ペットの一生にかかる費用を考えてみましたか?
(去勢不妊手術や健康診断、不慮の病気の治療、ワクチン接種、犬の場合は毎年1回の狂犬病予防接種など) - 生涯にわたる計画を立ててみましたか?
(ペットが寿命を迎える時、あなたは何歳になっていますか?転居・結婚・就職などの変化を考えていますか?動物も長生きすれば、介護が必要となる場合があることを知っていますか?) - 万一、飼えなくなったときのことを考えていますか?
(飼い主の病気、入院、施設入所や死亡等)
どうしても飼い続けられなくなった方へ
どうしても飼い続けることが困難になった場合は、新しい飼い主を探す努力をお願いします。
今般の情報化社会において、新しい飼い主を探すのはさして難しいことではありません。
- 新しい飼い主を探すとき、ご近所の人や親戚のみにしか声をかけていませんか?
- インターネットやSNSを利用しましたか?
- 新聞やその他広報誌等で新しい飼い主を呼びかけたりしましたか?
動物を飼う者の責任として、終生飼養ができないのであれば、ここまでの努力が求められます。
めんどうくさいなどと言わないでください。この努力をしないことで、今までかわいがっていたペットがどうなるのか、今一度考えていただければと思います。
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