現在のページ:トップページ > 赤坂地区総合支所 > 暮らしの情報 > 地域のできごと > 赤坂・青山子ども共育(ともいく)事業文化講座「世界に誇る⽇本の美しい⽂化に触れてみよう!裏千家の先⽣に教わる 本格 茶道体験」を実施しました。
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⾚坂地区総合⽀所主催 令和5年度 ⾚坂・⻘⼭⼦ども共育事業⽂化講座、世界に誇る⽇本の美しい⽂化に触れてみよう!裏千家の先⽣に教わる本格 茶道体験を、令和5年6⽉24⽇(⼟)に⾚坂氷川神社にて実施し、盛況のうちに終了しました。
今回も皆さまの多⼤なるご尽⼒のもと実施できましたこと、⼼より感謝申し上げます。ありがとうございます。
当⽇は計14名の⼦ども達と、9名の保護者の⽅々にご参加いただきました。
今回は講師として、⾚坂氷川茶道教室にて主任講師を務める髙嶋宗則さんはじめサポート講師の皆様と、実施会場である⾚坂氷川神社にて茶道教室を担当する権禰宜の神屋宗太郎さんご協⼒のもと講座を実施いたしました。
講座では初めに、開催場所である神社での作法について学びました。6⽉末の夏越の祓(法事)に合わせて設置される「茅の輪」のくぐり⽅と社殿での参拝⽅法を神屋さんから教わり、実際に体験しました。半年に⼀度の法事と重なったことで、貴重な体験をすることができました。
参拝を終えて社務所に戻ると本格的な茶道体験がスタートしました。茶室の⽤意が整ったことを知らせる「ドラの⾳」を聴く作法を学び、全員でその姿勢をとってから茶室に⼊りました。静寂で厳かな雰囲気の中講師によるお点前が披露され、⽬の前で展開される本格的な作法に注⽬する⼦どもたちの少し緊張しながらも真剣な眼差しが印象的でした。
お点前が⼀通り終了すると、主任講師である髙嶋先⽣からここまで⾒てきた作法について解説していただきました。同時に季節のお菓⼦である“⽔無⽉”が提供されるとお菓⼦に込められた夏ならではの繊細な意味を知りながら、講師の先⽣が点てた“薄茶”と⼀緒に頂戴しました。初めて抹茶を⼝にする⼦どもが⼤半で、思ったより苦いという感想が出てきたり、講師の先⽣から「茶道はみんなで同じ気持ちになって楽しく参加するもの」「楽にして良い」というお話を聞いて、正座にこだわらず楽な姿勢で臨んだりと各々想いをもって取り組むことができました。
講座の最後には、⼦どもたちがそれぞれ抹茶を点てる体験をしました。茶筅の振り⽅、引き揚げ⽅など、講師が順に回って1⼈1⼈に丁寧に教えていき、点てた抹茶はその場で⼲菓⼦の⽢みと調和させながらいただきました。先に頂戴した先⽣が点ててくれたお茶とは味が違うように感じたと話してくれる⼦どももいたり、順に回ってきてくれる先⽣との会話の中に笑顔が⾒られたり、後半は徐々にリラックスして茶道を愉しむ様⼦が伺えました。2度設けた質問コーナーでは2回共で⼦どもたちからの質問が絶えず⾶び交い、茶道・作法・お茶菓⼦について⼀段と詳しくなることの出来た時間でした。
今回、⾚坂氷川神社という神聖で特別な場所をお借りして、茶道という⽇常⽣活ではなかなか体験できない伝統⽂化に触れてみました。参加者の中には親御さんが経験者という⽅もいましたが、今後は更に参加者のような若い世代も⽇本の歴史ある⽂化に興味をもって注⽬してもらえたら嬉しく、また⾃分たちの暮らす⾚坂⻘⼭地域にはこのように素敵な⼼落ちつく場所があるということを知る機会になったことと思います。
地域の人材等を活用した子ども向けの「“驚き・感動・気づき”から“自ら考え、行動する。”」機会となる講座などを企画、実施し、子どもたちを地域ぐるみで見守り、育てる環境を整備する事業です。
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