現在のページ:トップページ > 環境・まちづくり > 環境 > 助成制度・計画・調査・統計・報告 > 環境調査・統計・報告 > 羽田空港機能強化における固定化回避検討会の早期開催等を国に要請しました(令和6年1月23日)
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区や区議会では、令和4年8月の「第5回羽田新経路の固定化回避に係る技術的方策検討会」開催後、次回の検討会の動向を注視するとともに、検討を加速するよう、要請と申し入れを行ってきましたが、令和6年1月現在、開催されていません。
そのため、早期の固定化回避を実現するために、検討の加速化、住民説明会の早期開催、併せて、1月2日の羽田空港衝突事故の早急な事故原因の究明と再発防止策の徹底等を要請しました。
このたび、令和6年1月23日に武井雅昭区長と鈴木たかや区議会議長が、国土交通省を訪れ、羽田空港機能強化における固定化回避検討会の早期開催等を要請しました。
なお、要請した内容(要請書)及びこれに対する国の見解は以下のとおりです。
(1)第6回羽田新経路の固定化回避に係る技術的方策検討会の早期開催
(2)早期開催に向けた丁寧な説明
〇2本の滑走路への同時進入の安全性の検証を行っているが、まだその検証作業が途上であるため、開催ができていない。
〇事故原因については運輸安全委員会において調査中ではあるが、現時点においては、直接的に固定化回避の検討に影響してくるものとは考えていない。
〇今回の事故を踏まえて、安全性の検証については丁寧かつ慎重な検討が必要であることを改めて認識しつつも迅速に行っていく。
(3)教室型の住民説明会の早期開催
〇住民説明会については、タイミングを見て実施したい。第6回の検討会では技術的な検証に一定の目途がつく予定であり、その後に何らかの形で説明会を開催したい。
〇ホームページでは新飛行経路運用の開始前に地元の皆さんからいただいた意見をQAで示しているが、運用開始以降の意見についてもホームページに掲載をしたい。
(4)事故の再発防止策の徹底
〇事故原因の究明は運輸安全委員会が調査中である。
〇ただ、再発防止策は、運輸安全委員会の調査結果を待たずに、国土交通省ができることとして、1月9日に「航空の安全・安心確保に向けた緊急対策」を発表し、同月19日に「羽田空港航空機衝突事故対策検討委員会」の第1回を開催した。今夏までに中間の取りまとめを行う予定。
〇港区へも丁寧に情報提供したい。
(左から)武井区長、国交省航空局首都圏空港課多田課長、鈴木議長
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