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更新日:2021年3月2日

羽田空港の機能強化に関する対応について

羽田空港新飛行経路の運用に伴い、区民からは落下物や騒音等に対する不安の声が寄せられています。

区は、区民の安全・安心と生活環境を守る立場から、引き続き、国の責任において、区民の不安や疑問の払しょくに向けたきめ細かな情報提供や丁寧な説明を行うとともに、さらなる安全対策や騒音対策等に積極的に取り組むよう、国に対して強く求めてまいります。

また、区としても独自に区内の複数個所で騒音を測定し、影響の把握に努めてまいります。

 

これまでの経緯等

国は、国際競争力の強化や外国人旅行者の誘致を加速することで地域の創生や我が国全体の経済成長を促進し、さらに2020年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会の円滑な開催に貢献することが望まれるため、羽田空港を含む首都圏空港の機能強化に関する検討を進めています。

平成26年6月に国土交通省から、首都圏空港の機能強化について情報提供があってから、これまでの検討の経緯や、国、東京都及び関係区市等による協議の状況、区の対応等についてお知らせします。

 

羽田空港機能強化に係る要請について

令和3年2月21日(現地時間20日)に、米国コロラド州デンバー国際空港発米国ハワイ州ホノルル空港行きのユナイテッド航空328便・ボーイング777型機が離陸直後に右側エンジンに損傷が発生したため、デンバー国際空港に引き返し、その際に郊外の住宅地等に複数の機体の破片が落下する事案が発生しました。

つきましては下記のとおり、令和3年3月1日に、国土交通大臣に対して要請いたしました。

要請事項

昨年12月4日に那覇空港発東京国際空港行きの日本航空904便・ボーイング777型機が那覇空港の北約100kmにおいて、左側のエンジンに不具合が発生したため、同空港に引き返す事案が発生しました。更に先月21日(現地時間20日)に、米国コロラド州デンバー国際空港発米国ハワイ州ホノルル空港行きのユナイテッド航空328便・ボーイング777型機が離陸直後に右側エンジンに損傷が発生したため、デンバー国際空港に引き返し、その際に郊外の住宅地等に複数の機体の破片が落下する事案が発生しました。

これまで、羽田空港においても、同系列のエンジンを搭載したボーイング777型機が運航されていた状況があり、このことは、新ルート等においても、人命に関わる重大事故に繋がりかねない事故が発生するのではないかという不安を区民に与えています。

貴省として、このような状況を十分に認識され、区民への丁寧な説明や更なる安全対策等に積極的に取り組むよう、下記のとおり強く要請いたします。

 

  1.  今回のエンジン損傷事案に関して、米国連邦航空局等に対する原因究明及び再発防止の実施要請及び情報収集、追加対策の検討に加え、区民への丁寧な説明や情報提供を行うとともに、他型式のエンジンを搭載した航空機についても同様の事案が発生しないよう、安全・安心の確保に万全を期されたい。
  2.  落下物防止対策基準などを含む「落下物対策総合パッケージ」に盛り込まれた対策の確実な運用や検証評価を行うとともに、落下物事故に対する罰則を含めた、航空会社への更なる指導の強化など、より実効性の高い落下物防止対策を積極的に検討されたい。
  3.  引き続き、貴省が設置された「羽田新経路の固定化回避に係る技術的方策検討会」等において、今後の航空技術の進展に伴う新たな取組、地方空港の更なる活用等による飛行ルートの分散化、海上ルートの活用など、新ルートに限らず、羽田空港の飛行経路に係る様々な運用を早急かつ具体的に検討されたい。

 

航空機騒音測定について

区では、令和2年9月10日(木曜日)から10月10日(土曜日)の間、羽田空港新飛行経路に係る南風運用時に区内を通過する航空機の騒音について、今年度2回目の測定を実施します。

【測定場所】

高陵中学校、白金小学校、やすらぎ会館、青南いきいきプラザ、西麻布いきいきプラザ

航空機の騒音の測定結果について(9・10月分)(PDF:126KB)

また、国交省が新飛行経路下の騒音について、よりきめ細やかな把握を行うため、19箇所で稼働している固定騒音測定局以外の地点において、9月下旬から、計2週間の短期騒音測定を実施します。区内では、白金いきいきプラザで測定されます。

なお区では、令和2年5月25日(月曜日)から6月23日(火曜日)までの間、本村小学校、高陵中学校の2か所で、羽田空港の新飛行経路の飛行(南風運用時)に伴う航空機騒音測定を実施しています。

測定結果については、下記をご覧ください。

航空機の騒音の測定結果について(5・6月分)(PDF:122KB)

(参考)

国土交通省「羽田空港のこれから」では、羽田空港新飛行経路の定期運用報告や騒音測定結果・航跡を公開しています。

※新飛行経路定期運用報告/騒音測定結果・航跡(国土交通省HP)(外部サイトへリンク)

国土交通省「飛行コースホームページ」では、羽田空港における出発機および到着機の飛行情報、飛行コースの航跡図、騒音測定値を公開しています。

※飛行コースホームページ(国土交通省HP)(外部サイトへリンク)

また、東京都環境局ホームページでは、騒音測定結果を公開しています。

※東京国際空港(羽田空港)の新飛行経路の飛行に伴う騒音モニタリングの結果(東京都環境局HP)(外部サイトへリンク)

実機飛行確認について

令和2年2月1日から実際の旅客機による実機飛行確認(南風時)が行われておりましたが、2月12日に終了しました。

 

羽田空港機能強化や羽田新飛行経路についての問い合わせ先

国土交通省「羽田空港のこれから」に関する電話窓口

TEL:0570-001-596

受付時間:7時00分~20時00分(土日祝日を含む)

国土交通省ホームページ

気象庁ホームページ(航空気象情報)

航空機からの落下物と思われるものを発見した場合

航空機からの落下したと思われる部品等を発見した場合は、最寄りの警察署や交番(110番通報)へ届け出ていただくか、国土交通省「羽田空港のこれから」に関する電話窓口または東京空港事務所に連絡してください。

  • 国土交通省東京航空局東京空港事務所環境・地域振興課

TEL:03-5757-3032

羽田空港機能強化に関する説明会等について

説明会の開催

国土交通省から情報が入り次第、随時お知らせしています。

既に実施された説明会・情報提供等

説明会
その他情報提供

 

国土交通省からのお知らせ

 

落下物防止等に係る総合対策推進会議について

国は、落下物等の未然防止対策及び事後の迅速な事案究明・対応等を推進するため、有識者、国、航空事業者、空港管理者その他の関係者による「落下物防止等に係る総合対策推進会議」を開催し、今回新たに策定することとした落下物を未然に防止するために航空会社が遵守すべき基準を検討するなど、落下物防止等に係る対策の総合的かつ迅速な推進を図っています。

 

首都圏空港機能強化の具体化に向けた協議会について

平成26年8月26日、国の主催による「首都圏空港機能強化の具体化に向けた協議会」が設置されました。協議会は、国のほか、関係自治体、有識者、航空会社等により構成されており、東京都副知事及び特別区長会会長がメンバーとなっています。

 

「首都圏空港機能強化技術検討小委員会」の検討について

国土交通省は、首都圏空港の機能強化に向けた技術的な検討を行うため、平成25年10月29日、国土交通省の交通政策審議会航空分科会基本政策部会の下に、「首都圏空港機能強化技術検討小委員会」を設置しました。

首都圏空港機能強化技術検討小委員会は、首都圏空港の機能強化について5回の検討を重ね、平成26年6月6日「中間取りまとめ」が行われました。

 

新飛行経路について

港区上空の飛行

飛行条件

  • 南風時

※北風時は港区上空を飛行しません。

飛行時間

  • 午後3時~7時の間(実質3時間程度)

※上記以外の時間帯については、現行の飛行経路で運用されます。

飛行高度

好天時
  • 西麻布地域上空:約2500フィート(約750m)
  • 高輪地域上空:約2000フィート(約600m)

※気象条件等によっては、好天時でも低い高度を飛行する場合があります。

悪天時
  • 北青山地域上空:約2500ft(約750m)
  • 南麻布地域上空:約2000ft(約600m)
  • 港南地域上空:約1500ft(約450m)

飛行回数

  • 到着30機/時

 

各区等の新飛行経路図

 

区から国への要望等

今後も羽田空港の機能強化に関する国の動向や区の対応等について、港区ホームページや広報みなとで、区民のみなさんにお知らせをしていきます。

 

羽田空港の機能強化に関する都及び関係区市連絡会

首都圏空港機能強化の具体化に向けた協議会の設置と同日(平成26年8月26日)、東京都は「羽田空港の機能強化に関する都及び関係区市連絡会」を設置しました。連絡会では、東京都及び関係区市間の情報共有、意見交換等を行うとともに、国主催の検討・協議の場へ反映させることを目的としています。

 

関連リンク

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お問い合わせ

所属課室:環境リサイクル支援部環境課環境指導・環境アセスメント担当

電話番号:03-3578-2490