現在のページ:トップページ > 区政情報 > 各種広報媒体・報道資料 > 広報紙 > 広報みなと > 広報みなと2025年 > 広報みなと2025年2月 > 広報みなと2025年2月1日号 トップページ > 広報みなと2025年2月1日号 あなたの一歩で、明日が変わる子どもたちがいる。 知ってください、「里親制度」のこと。
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里親制度とは、さまざまな事情により家族と暮らすことのできない子どもを、自らの家庭に迎え入れて、健やかな育ちを支える子どもの福祉を保障するための制度です。
里親には、養子縁組を目的とせず一定期間子どもを家庭に迎え入れる「養育家庭(里親)」や、特別養子縁組によって養親となる「養子縁組里親」等があります。
港区里親制度
普及啓発キャラクター
さとみん
親の虐待、病気、離婚、経済的理由等、さまざまな事情により家族と暮らすことのできない子どもが、港区を含め、都内に約4,000人います。
そのうち約8割の子どもたちが、乳児院や児童養護施設等で生活しています。
子どもが健やかに育つためには、「安全で安心できる居場所」と「ありのままの自分を受け入れてくれる大人の存在」が必要です。里親家庭において、特定の大人との愛着関係のもと、大切にされる経験を積み重ねることは、自己肯定感や基本的信頼感を育むために大切なことです。
里親家庭での生活の中で、人との適切な関係の作り方を学び、社会生活で必要な知識や技術を獲得しながら、社会性を身に付けていきます。
また、里親家庭で適切な家庭生活を体験することで、将来子どもが自分で家庭生活を送るときのモデルを獲得することにつながります。
養子縁組を目的とせず、一定期間子どもを家庭に迎え入れ、子どものニーズに応じた家庭養育を提供する里親です。
特別養子縁組によって、養親となることを希望する里親です。
専門的なケアを必要とする子どもを養育する里親です。養育家庭に登録されている人が一定の要件を満たし、所定の研修を受ける必要があります。
両親等の死亡、長期入院等により、子どもの養育ができない場合に、祖父母等三親等内の扶養義務のある親族が里親として子どもを養育する制度です。
養育家庭 16家庭
養子縁組里親 20家庭
笑顔が素敵な知的障害がある男の子。一緒に暮らすようになってもうすぐ4年。毎日の暮らしやたまのお出かけを楽しんでいます。これからも一緒に楽しい思い出をたくさん作っていきます!
里子と夫婦、実子の4人で生活を始めた頃は、暮らし方の違いに驚き戸惑いましたが、約1年経って、だんだん4人での生活の仕方も見えてきて、3人では見えなかった世界が広がっていくことを楽しんでいます。
生後8カ月で紹介を受け、2歳半で特別養子縁組が成立しました。現在、ドタバタ3歳育児を満喫中です!かけがえのない命を託してくださった実母さん、乳児院、手厚い支援をしてくださっている児童相談所に感謝しています。
配偶者または20歳以上の同居人(起居を共にする人)がいること
原則として25歳以上であり、婚姻していること
港区で登録する場合は、
区では、里親が地域で孤立することなく子どもの養育ができるよう、児童相談所をはじめとした地域の関係機関がチームとなって、里親養育、子どもの育ちを支援しています。
多くの区民の皆さんに里親制度、里親家庭というひとつの家族の形があることを知っていただけるよう、港区里親制度普及啓発キャラクター「さとみん」とともに積極的に普及啓発活動を行っています。
里親になりたいと思っている人はもちろん、少しでも関心がある人は、ぜひ説明会にお越しください。子どものニーズに合ったさまざまな里親さんを増やしたいと思っています。
実施日 |
時間 |
場所 |
申し込み締め切り |
定員 |
---|---|---|---|---|
2月15日(土曜) |
午前10時から午前11時30分 |
芝公園区民協働スペース |
2月13日(木曜) |
5組 |
2月28日(金曜) |
午前10時から午前11時30分 |
児童相談所 |
2月26日(水曜) |
5組 |
3月15日(土曜) |
午前10時から午前11時30分 |
男女平等参画センター |
3月13日(木曜) |
5組 |
3月24日(月曜) |
午前10時から午前11時30分 |
児童相談所 |
3月19日(水曜) |
5組 |
※1人でも参加できます。
※いずれも同じ内容です。
※港区から委託を受けた二葉乳児院のフォスタリングチームみなとが実施します。
詳しくは、港区ホームページ、または港区児童相談所公式X(外部サイトへリンク)をご覧ください。