更新日：2024年2月21日

「おもろ授業発表会」について

内容

教育委員会は各教育機関等に送られている「おもろ授業発表会」という講演が港区立小学校で開かれることをご存じでしょうか？チラシも多くの機関等に配られていますが、目を通しましたか？港区立小学校副校長も所属している私的な団体のようだが、チラシや講演内容に問題があります。
・会費0とありながら、「ドネーション制」と記載されてあります。結果的には寄付を募っているようにも思えます。公共機関でこのようなことを行っていいのか。
・教育公務員（ましてや管理職）が、私的な団体の講演会を行うのに、自分の学校を使っていいのか。管理職がすることでないと思う。
・団体に属する人たちの経歴で、他の人は「小学校教師」とか抽象的なのに対し、当該副校長は「港区立小学校副校長兼担任」とある。見る人によっては「港区の副校長は担任も兼任するのか」と考える人もいるのではないか。具体名を出すのは問題かと思う。以上の件は、一般的に良いことではないと考える。中止をのぞむ。

区の対応・考え方

いただいた御意見について当該校に確認をしたところ、「おもろ授業発表会」の開催に当たり、当該副校長個人からではなく、当該の団体から学校に対して、会場使用の依頼があったとのことです。
依頼を受け学校は、当該団体は、教員によって構成され授業研究を主に行う研究団体であること、ちらしには「ドネーション制」と記載されているが、会場を使用するにあたり寄付などは一切行わないことを確認したうえで、会場使用許可を出したとのことでした。
教育委員会は、本件を受け、学校に対して、学校施設を貸し出す際には、貸出先の団体と協議をしっかりと行い、ちらしなど広報の仕方についても誤解を生じさせないよう、十分留意すること、あらためて指導いたしました。

担当課

教育委員会事務局学校教育部教育人事企画課教職員人事係

ご意見をいただいた時期

令和5年11月

関連分野

子ども・家庭・教育-学校・幼稚園・教育-小・中学校