令和7年度港区総合防災訓練（赤坂会場）を開催しました

11月２日（日）、港区立青山中学校で、港区総合防災訓練（赤坂会場）を実施しました。

当日は、1,026名の方にご参加いただきました。

今年度は『みんなで体感！地域で未来の”もしも”に備える日』をテーマに、「応急救護訓練」、「転倒家具下敷き救出・搬送訓練」など、災害発生時の人命救助に必要となる知識を学習するとともに、「まちかど防災訓練車を使った消火体験」、「マンホールトイレ組立訓練」、「はしご車搭乗体験」など、体験型のコーナーを多数設置しました。

「災害時のペット対策紹介」では、災害時のペットへの対策について学び、「ドローンシミュレーター体験」では、シミュレーターによるドローン操縦を参加者に体験していただきました。「VR地震・AR浸水体験」では、地震や浸水、火災の疑似・臨場体験を最新技術搭載のゴーグルを着用し実施しました。

仮設トイレ組立訓練、マンホールトイレ組立訓練及び照明・発電機操作訓練コーナーでは、赤坂地区防災ネットワーク、青山地区防災協議会（※）に所属している赤坂・青山地域の町会・自治会員が先導し、青山中学校の生徒とともに防災資機材の仕組みや使い方を参加者に説明し、実演しました。生徒は、他のブースの運営にも参加しました。訓練の最後には、赤坂消防団による放水演技が行われました。機敏な動きと、迅速で的確な放水演技に参加者の目は釘づけでした。

どのブースにも多くの人が集まり、様々な体験や訓練をすることで、非常時を想定した備えと自助・共助に対する意識が高まる有意義な訓練となりました。

（※）赤坂地区防災ネットワーク・青山地区防災協議会

　地域防災協議会は、防災住民組織（町会・自治会等）、地域の事業者等を構成員とし、災害時の防災活動及び平常時における防災情報の交換等の防災対策の確立を目的として結成された団体で、主に防災に関する情報の収集及び情報の交換、避難所の自主運営訓練等を行っています。赤坂・青山地域には、「赤坂地区防災ネットワーク」、「青山地区防災協議会」が設置されています。

訓練ブース一覧

避難報告訓練、炊き出し・配給訓練、災害用伝言ダイヤル体験、レスキュー体験(子どもコーナー)、制服試着体験（子どもコーナー）、乗車体験(子どもコーナー)、通報体験(子どもコーナー)、トイドローン体験(子どもコーナー)、キャンプ用品活用、集合住宅震災対策コーナー、警察署コーナー、消防署・消防団・消防少年団コーナー、防災士会コーナー、災害時のペット対策紹介、港区防災課コーナー、ペット防災用品コーナー、赤坂・青山会議、転倒家具下敷き救出・搬送訓練、隔壁破壊訓練、血栓予防体操、煙ハウス体験、仮設トイレ組立訓練、マンホールトイレ組立訓練、照明・発電機操作訓練、初期消火訓練、防災用品の展示コーナー、はしご車搭乗体験、応急救護訓練、着座型地震体験、災害時の相談コーナー、ドローンシミュレーター、AR火災・浸水体験、放水演技、パネル展示