更新日:2025年9月1日
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認知症ケアプログラム推進事業
区では、認知症になってからも住み慣れた地域で暮らし続けられるよう、東京都と東京都医学総合研究所が共同開発した、認知症ケアの質の向上を図る「日本版BPSDケアプログラム」の普及に取り組んでいます。
BPSD(Behavioral and Psychological Symptoms of Dementia)とは |
認知症患者に頻繁にみられる知覚、思考内容、気分、行動の障害の兆候。不安、うつ、怒りっぽさ、幻覚、妄想、徘徊など。 |
認知症ケアプログラム(日本版BPSDケアプログラム)
認知症ケアプログラムは、介護サービス事業所や地域において、認知症ケアの質の向上のための取組を推進する人材を養成するとともに、BPSD症状を「見える化」するオンラインシステムを活用し、ケアにかかわる担当者の情報共有や一貫したケアの提供をサポートするプログラムです。
介護保険事業所等においては、認知症ケアプログラムに係る研修を修了したアドミニストレーターを中心として、(1)観察・評価、(2)背景要因の分析、(3)ケア計画、(4)実行の4つのステップを繰り返し継続し、認知症ケアの質を高めていきます。
アドミニストレーター
認知症ケアプログラムを実践する上で、中心となる役割を担います。
認知症ケアプログラムを使用するためには、研修を修了しアドミニストレーターになることが必要です。
アドミニストレーターの役割
(1)ケアプログラムを活用する利用者の選定
(2)所定の評価尺度を利用し、スタッフへのインタビューや話し合いを実施する
(3)チームで話し合い、背景要因の分析やケア計画の立案を行う
(4)ケア計画をもとに、チームで一貫したケアを実践する
(5)実践したケアをチームで評価する
(6)改善するまで、(2)を繰り返し行う
事業所におけるケアプログラム利用の流れ
(1)アドミニストレーター養成研修(eラーニング)約4時間受講
(2)アドミニストレーターフォローアップ研修(オンライン)を2日受講
(3)研修終了後、事業所において、オンラインシステムにアクセスし、利用を開始
認知症ケアプログラム活用事業所
認知症ケアプログラムを活用してる事業所の一覧は、東京都福祉局「とうきょう認知症ナビ」(外部サイトへリンク)でご覧いただけます。
認知症チームケア推進加算における取り扱い
令和6年度介護報酬改定において、「認知症チームケア推進加算」が新設されました。
「認知症ケアプログラム」のアドミニストレーター研修は、「認知症チームケア推進加算」の算定要件とされている「認知症チームケア推進研修」に該当します。また、令和5年度までのアドミニストレーター養成研修修了者についても、認知症チームケア推進研修を修了した者とみなします。
詳細は、東京都福祉局「とうきょう認知症ナビ」(外部サイトへリンク)でご覧いただけます。
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