バッハの生涯とカンタータ、バッハ・カンタータの楽しみーバッハをめぐる音楽の宇宙

11月15日（水曜）2時限、11月25日（土曜日）夕方：樋口隆一

ヨハン・セバスティアン・バッハ（1685～1750）は、西洋音楽史の鍵となる作曲家である。

11月15日の講義では、バッハの生涯をたどりながらカンタータや受難曲など声楽曲の変遷を概括した。

11月25日の鑑賞会では、樋口隆一指揮明治学院バッハ・アカデミー合唱団の演奏により、シュッツ《神はかくも世を愛したまえり》、バッハのカンタータ《神はかくも世を愛したまえり》BWV68から第1、第5曲、《すべての異教徒よ、主を誉めまつれ》BWV230、モーツァルト《レクイエム》K.626から8.ラクリモサ（涙の日）、アーメン（フーガ）［オシュトリーガ編曲］、14.ルクス・エテルナ（永遠の光）、ブルックナー《ロークス・イステ（この場所は神が創りたまえり）》、レーガー《私があの世に行けたなら》、シェーンベルク《千年を三たび》、バッハ《ミサ曲ロ短調》BWV232終曲合唱「われらに平和を与えたまえ」を鑑賞し、バッハの歴史的影響の具体的理解を助けた。