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更新日:2014年7月16日

移築されて今も残る建物(麻布区役所・三井邸)

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移築されて今も残る建物(麻布区役所・三井邸)

このパネルについて

作成年度:平成25年度

写真上左:明治後期~昭和初期(麻布区役所)、資料:港区議会史(通史編)

写真上右:平成26年(2014年):六本木三丁目付近

写真中左:平成26年(2014年):日本獣医生命科学大学

 

<麻布区役所>

明治、大正時代の麻布区役所は、現在の港区六本木三丁目に建っていた。

 

この建物は明治42年(1909年)に建てられた。その後、昭和10年(1935年)に、区役所を六本木五丁目(現麻布地区総合支所が建っている場所)に移すことになリ、麻布区役所は新たに建てられた。

三丁目に残された木造の旧庁舎は、日本獣医生命科学大学(旧日本獣医畜産大学)が買い取り、武蔵境駅前の同大学本館として今も使われている。つまり105年を経てまだ現役の建物である。玄関のポーチベランダ部分が、円形から四角形へまた全体にシンプルな感じになったが、シルエットに変化はなく、当初の形を残した貴重な建築といえる。

 

写真下左:平成25年(2013年):三井八郎右衛門邸

写真下右:平成25年(2013年):西麻布三丁目付近

<三井邸>

西麻布三丁目、テレ朝通りから麻布税務署の角を外苑西通り方面に入ると、集合住宅のまわりをぐるっと一周する道が現れる。現在は集合住宅になっている場所には、昭和27年(1952年)に三井第11代総領家当主・三井八郎右衛門邸があった。各地の三井家関連施設を部分的に移すことで構成された建物は、現在「江戸東京たてもの園」に移築・復元され、三井財閥繁栄の面影を知ることができる貴重な文化財として大切に保存されている。

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