トップページ > 区政情報 > 広報・報道 > 広報紙 > 広報みなと > 広報みなと2024年 > 広報みなと2024年12月 > 広報みなと2024年12月1日号 トップページ > 広報みなと2024年12月1日号 港区・明治学院大学 連携 チャレンジコミュニティ大学 第18期生を募集します!
更新日:2024年12月1日
ページID:155390
ここから本文です。
広報みなと2024年12月1日号
港区・明治学院大学 連携 チャレンジコミュニティ大学 第18期生を募集します!
|
|
|
|
~高齢者が大学で出会い、学び、地域で活動するきっかけに~
明治学院大学 河合 克義名誉教授へのインタビュー
チャレンジコミュニティ大学(以下CC大学)は18年前にスタートしました。当時の港区は、一人暮らし高齢者の割合が都内で島しょ部を除いて最も高く、全国でも上位に位置する状況でした。高齢者の孤立問題が注目され、そうした状態にある人は地域での関係も希薄でした。こうした状況を受け、港区と明治学院大学が連携し、高齢者の学びの場を作り、地域ネットワークをさらに強化しようということでCC大学が誕生したのです。
CC大学では、入学者同士が関わりやすいよう、はじめに60人を3つのグループに分けています。まず20人で仲良くなってもらい、1年間学んでいく中でグループの60人とつながりができるようにしています。入学するまで地域に友達がいなかった人も、修了時には60人の仲間ができるのです。
チャレンジコミュニティ大学
河合 克義名誉教授
講義プログラムの半分は福祉、残りは教養と体育になっています。座学で学ぶだけでなく、年に2回、福祉施設の見学もカリキュラムに入れて、現実を体験していただいています。皆さんの視野が広がり、満足度の高い内容になっています。
CC大学での経験を通して、地域に友達ができる喜び、若い頃に学んだことがいろいろな経験を経て、違った感じ方、捉え方になっていることに気付き、新しい知識を得ること、学ぶことの楽しみを感じていただいています。
修了後はCC大学の修了生が自主的に運営しているチャレンジコミュニティ・クラブ(以下CCクラブ)に参加し、地域でのいろいろな活動に関わるようになっています。CCクラブは、いまや1,000人近くの組織になろうとしています。横のつながりも強固になり、これからは区内の活動にとどまらず、豊かな地域づくりのあり方を全国に発信できる人材を育てていきたいと思っています。
令和7年度は18期生を募集します。来春、皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。
高齢者が生きがいのある豊かな人生を創造する
チャレンジコミュニティ大学をご存じですか
チャレンジコミュニティ大学は、高齢者がこれまで培ってきた知識・経験を生かし、コミュニティー活性化の原動力となる地域活動のリーダーを養成することを目的としています。
授業内容
授業は、区政や地域活動に関わる基礎的な講義をはじめ、福祉・健康・教養等、多方面にわたります。修了後の地域活動を見据えて、必要な知識の習得と、一緒に地域活動を担う仲間づくりを主な目的としています。
受講生は、明治学院大学白金キャンパスで1年間学び、受講期間中は学内の図書館等の施設を利用できます。
港区議会棟での講義
実際に港区議会が開かれている本会議場で、区議会の役割や仕組み等を学びます。
スポーツ実習
健康づくりをテーマにした講義の他、体育館で体を動かす実習もあります。受講生の健康状況に応じて、安全に実施しています。
舞岡公園での自然探索
明治学院大学横浜キャンパスと隣接している舞岡公園で自然探索を行います。舞岡公園は、田園や池、雑木林が広がる自然豊かな公園です。外に出て自然の中に身を置き、心と身体をリフレッシュしています。
明治学院バッハ・アカデミー合唱団による芸術鑑賞会
明治学院大学のアートホールにて、明治学院バッハ・アカデミー合唱団の歌う合唱曲を鑑賞し、バッハの魅力を体感します。
チャレンジコミュニティ大学修了後の活動
チャレンジコミュニティ大学修了後は、大学の修了生が自主的に運営している「チャレンジコミュニティ・クラブ」(CCクラブ)に登録していただきます。
芝、麻布・赤坂、高輪、芝浦港南の地域単位での活動等があります。詳しくは、CCクラブホームページ(外部サイトへリンク)をご覧ください。
「ふれ愛まつりだ、芝地区!」に出展する様子
|
チャレンジコミュニティ大学修了生からのコメント
チャレンジコミュニティ・クラブ 代表 阿部 令子さん
CC大学は、明治学院大学での本格的な講義を受講できます。
始めは「地域のリーダー育成」という言葉に気も引けましたが、講義内容は幅広く、福祉や行政関係だけでなく、文化芸術から法律や経済、社会学、心理学、さらにはスポーツや施設見学の実習もあります。仲間との交流も深まり、共に課題に取り組み、楽しく充実した1年間でした。
CCクラブでは、さまざまな活動を通して、修了期を超えた交流も盛んです。先輩方の熱心な活躍ぶりを拝見しながら、自分にできることを続けることの大切さに気付くことができました。地域貢献と肩ひじを張ることなく、強制でもなく、自身も楽しんで活動できるのが、CCクラブの良いところだと感じています。
チャレンジコミュニティ・クラブ
代表阿部 令子さん
チャレンジコミュニティ・クラブ 副代表 瀬能 正実さん
「どうしてCC大学に参加されたのですか?」と問われれば、まず第一に「地域の人たちともっと知り合いたい」という気持ちが強かったのだと思います。13年の海外駐在で高輪地区に知り合いもほとんどいない中、地域コミュニティーへの結びつきの入り口として2016年にCC大学に参加させていただきました。会社も退職し、時間に余裕ができた時点でのCC大学参加は、私を会社人間から地域社会人間に変えてくれたと思います。
福祉をはじめとするさまざまな講義を通じ、ボランティア活動について学び、討議できたことは大きな収穫でした。そして現在、地域活動として「プレーパーク運営」(こどものあそび場)を行い、少しでもお役に立てればと活動しております。
チャレンジコミュニティ・クラブ
副代表瀬能 正実さん
18期生募集
地域のコミュニティー活動の原動力として活躍いただける人の応募をお待ちしてます!
概要
申し込み資格
次の(1)から(7)の全てに該当する人
(1)区民
(2)60歳以上の人(令和7年3月31日現在)または民生委員・児童委員
(3)原則として、1人で全課程を履修できる(一部のみの履修はできません)
(4)修了後、地域福祉に貢献する意欲がある
(5)費用(教材費等)を負担できる
(6)区が明治学院大学に個人情報を提供することに承諾できる
※チャレンジコミュニティ大学の業務受託者である明治学院大学に、申込時に預かった個人情報を提供します。
(7)公助良俗に反することなく、大学の諸注意や規則に従える
※すでに受講した人は、申し込みできません。
入学式
令和7年4月上旬予定
受講期間
1年間
授業日
水曜または土曜(週1から2回2時限(1時限90分)を約40日)
受講定員
60人(選考)
選考方法
申込書を審査し選考します。選考後、健康診断を行います。
費用
2万円(年間)
申し込み
(1)郵送または直接、申込書と修了後の地域活動における抱負(400字程度)を明記の上、12月2日(月曜)から令和7年1月20日(月曜・消印有効)に、〒108-8581 高輪地区総合支所協働推進課地区政策担当へ。
(2)申し込みフォーム(外部サイトへリンク)から、12月2日(月曜)から令和7年1月20日(月曜)に申し込めます。
|
事前説明会の開催について
チャレンジコミュニティ大学の概要を説明するとともに、皆さんの質問にもお答えします。コミュニティーの活性化に興味がある人、応募を迷っている人、どなたでもお気軽にご参加ください。
日時 |
時間 |
場所 |
申し込み |
---|---|---|---|
12月14日(土曜) |
午前10時から午前11時 |
麻布区民協働スペース |
当日直接会場へ。 |
令和7年1月11日(土曜) |
午前10時から午前11時 |
芝公園区民協働スペース |
|
午後2時から午後3時 |
高輪区民センター 集会室 |
||
令和7年1月15日(水曜) |
午前10時から午前11時 |
芝浦区民協働スペース |
|
午後2時から午後3時 |
赤坂区民センター 研修室 |
問い合わせ
- 高輪地区総合支所協働推進課地区政策担当
電話:03-5421-7123