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港区では人と動物が共生できるまちを目指しています。犬を飼育する際は、その生態、習性及び生理を理解し、愛情と責任を持って最期まで飼いましょう。また、近隣住民や動物を苦手に思う人にも配慮してください。
犬と暮らすためのマナーやルールについて、日本語のほか、英語・中国語・韓国語によるリーフレットを作成しています。
1.みなとドッグマナーブック
2.犬と暮らすためのルール
屋外を散歩中にフン・尿をしてしまうと、他人の私有地や公共の場所を汚すことにつながります。できるだけ自宅で排泄をしてから散歩に出かける習慣をつけましょう。やむをえず散歩中にフンをしてしまったら、必ず自宅に持ち帰って捨てましょう。尿をした時はペットシーツで吸い取り水で流すなど環境の保全に努めてください。
都の条例で犬の放し飼いは禁止されています。外出の際は必ず犬にリードをつけ、飼い主がコントロールできる範囲で持ちましょう。リードが長すぎると、急な時に犬を引き寄せられなかったり、自転車や歩行者が伸びたリードにつまずいてしまうため危険です。伸縮タイプのリードを使うときは短い状態でロックをかけましょう。
犬の飼い主には、狂犬病予防法により、犬の登録と年1回の狂犬病予防注射の届け出が義務付けられています。
動物を飼う空間や世話をする人手や時間、経済的条件は限られています。子どもを産ませる予定がなければ、早めに去勢不妊手術を行いましょう。健康面のメリットとして多くの病気のリスクが軽減されます。また、行動面のメリットとして一般的に穏やかな性格になります。
飼っているペットの安全を守れるのは飼い主しかいません。迷子になる原因のほとんどは、飼い主の不注意やアクシデントです。屋内や庭で飼っているペットがドアや窓の隙間から脱走しないよう注意しましょう。首輪が抜けてしまったり、リードが古くなって切れた例も多くあります。定期的に点検しましょう。
マイクロチップを装着するよう努めましょう(令和4年6月1日から、ペットショップ等で販売される犬や猫にはマイクロチップの装着が義務化されています)。飼い主の住所や氏名に変更があった場合は、マイクロチップの飼主情報を更新してください。
飼い主の氏名・電話番号等を記した迷子札を首輪に装着すると、迷子になった時に見つかりやすくなります。
いざというときでも、家族とペットが安全に暮らせるように、日ごろからの心構えと備えが大切です。
ケガをした人への応急手当をしてください。また、事故発生届の提出と、獣医師の検診(犬の狂犬病の有無について)が必要です。
愛護動物を虐待したり捨てる(遺棄する)ことは犯罪です。違反すると懲役や罰金に処せられます。
突然の入院や事故など、飼い主にもしものことがあった時、大切なペットが安心して暮らしていけるように「備え」をしておきましょう。
あたなの大切なペットのための「もしもの時」への備えはできていますか
ペットを飼える集合住宅が増えています。マナー向上やしつけの徹底、ペットを飼っていない住民へ理解を図るために、飼い主によるペットクラブの設立が有効です。みなと保健所でペットクラブ活用の手引きを配布しています。
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お問い合わせ
所属課室:みなと保健所生活衛生課生活衛生相談係
電話番号:03-6400-0043
ファックス番号:03-3455-4470
港区三田1-4-10 5階
外国語対応が必要な人、通訳オペレーター、区の職員の3人で会話ができます。