神宮外苑地区第一種市街地再開発事業

本地区は、大正期に整備された神宮外苑の都市構造を基盤として、風格ある都市景観と苑内の樹林による豊かな自然環境を有しています。また、神宮外苑野球場及び秩父宮ラグビー場などのスポーツ施設が多く集積し、国民や競技者がスポーツに親しむ一大拠点を形成している地区ですが、現状では各施設の老朽化が進み、また、各施設への来場者の十分な歩行者動線が確保できない状態です。

本事業により、明治神宮野球場及び秩父宮ラグビー場などのスポーツ施設等の建替えを促進し、国内外から多くの人が訪れるスポーツ拠点を創造します。また、神宮外苑銀杏並木から明治神宮聖徳記念絵画館を正面に臨む首都東京の象徴となるような景観を保全するとともに、緑豊かな風格ある景観の創出、地下鉄駅などを含むバリアフリー化した歩行者空間の整備など、成熟した都市・東京の新しい魅力となるまちづくりを推進します。

神宮外苑地区第一種市街地再開発事業に係る港区の要請

港区は、神宮外苑地区の再開発について、区民等多くの方々に事業計画の内容をご理解いただくために、市街地再開発事業の施行者に対して次のとおり要請を行っております。

神宮外苑地区第一種市街地再開発事業に係る説明会の開催について（要請）（PDF：216KB）

神宮外苑地区第一種市街地再開発事業に係る情報発信について（要請）（PDF：215KB）

港区の要請に対して、市街地再開発事業の施行者より次のとおり報告を受けました。

神宮外苑地区まちづくりに関わる情報発信について（PDF：78KB）

港区は、神宮外苑地区の再開発に係る更なる情報発信及び銀杏並木の保全について、市街地再開発事業の施行者に対して次のとおり要請を行っております。

神宮外苑地区第一種市街地再開発事業に係る更なる情報発信及び銀杏並木の保全について（要請）（PDF：183KB）

1.計画概要

施行者	三井不動産株式会社、明治神宮、独立行政法人都市再生機構、伊藤忠商事株式会社
所在地	東京都新宿区霞ヶ丘町、港区北青山一丁目及び北青山二丁目各地内
区域面積	約17.5ha
建蔽率	A-7地区：約58% A-8-a地区：約70% A-8-c地区：約67% A-9地区：約70% A-10地区：約49%
容積率	A-7地区：約150% A-8-a地区：約176% A-8-c地区：約900% A-9地区：約1150% A-10地区：約122%

2.整備計画

階数（高さ）	A-7地区ラグビー場棟：地下1階、地上7階（約55メートル） A-8-a地区複合棟B：地下1階、地上18階（約80メートル）複合棟C：地上2階（約10メートル） A-8-c地区複合棟A：地下2階、地上40階（約185メートル） A-9地区事務所棟：地下5階、地上38階（約190メートル） A-10地区野球場・野球場併設ホテル棟：地下1階、地上14階（約60メートル）文化交流施設1：地上1階（約6メートル）文化交流施設2：地上1階（約6メートル）文化交流施設3：地上1階（約6メートル）文化交流施設4：地上1階（約6メートル）文化交流施設5：地上1階（約6メートル）
延べ面積	A-7地区ラグビー場棟：約76,700平方メートル A-8-a地区複合棟B：約29,100平方メートル複合棟C：約1,200平方メートル A-8-c地区複合棟A：約127,300平方メートル A-9地区事務所棟：約213,000平方メートル A-10地区野球場・野球場併設ホテル棟：約115,700平方メートル文化交流施設1：約750平方メートル文化交流施設2：約300平方メートル文化交流施設3：約450平方メートル文化交流施設4：約250平方メートル文化交流施設5：約250平方メートル
主な用途	ラグビー場、野球場、店舗、事務所、宿泊施設、文化交流施設、駐車場等
住宅戸数	無
駐車場	約1,023台