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更新日:2019年6月18日

港区と全国をつなぐコーナー 第12回 和歌山県和歌山市

現在も深まる江戸からの絆

紀伊半島の北西にあり、関西国際空港から約40分の和歌山市は、江戸時代に徳川御三家・紀州藩の城下町だった街です。現在の和歌山市と港区は、紀州徳川家5代藩主の吉宗公が江戸幕府8代将軍になったころから、深い縁で結ばれるようになりました。

「和歌山市は、平成27年の東京事務所開設を機に、港区との交流を進めてきました」と和歌山市政策調整課の山中さんは言います。平成28年に吉宗公の将軍就任300年を記念し、紀州東照宮の大祭「和歌祭」の一行が赤坂氷川例大祭に巡行参加した他、港区政70周年企画として実施した「赤坂歴史探訪」では、和歌山市の尾花正啓市長から港区の武井雅昭区長へ吉宗桜が贈られ、円通寺坂公園で記念植樹しました。また、区内での各イベントにも毎年、和歌山市のブースを出展しています。平成30年は10月25日・26日(木曜・金曜)に開催する「全国交流物産展in新橋」で和歌山市産品のPRや販売を行う予定です。

こうした歴史や文化、産業での両地域の取り組みに加えて、子どもたちの交流も始まっています。和歌山市立加太中学校の生徒が、修学旅行の際に赤坂中学校を訪れ、互いの学校生活や活動の様子を自作の映像で紹介し合いました。「吉宗公のころから時代を経た現在も、若者たちが絆を深めています」と山中さん。

「和歌山城の天守閣は平成30年、再建60周年を迎えました。日本遺産に認定された景勝地「和歌の浦」等見どころがたくさんあります。名産のアシアカエビや真鯛、わかしらす等海産物も豊富です。港区とも縁が深い和歌山市へ足を運んでみてはいかがでしょうか」と山中さんは話してくださいました。

江戸からの絆をつなぐ和歌祭一行

未来へ絆をつなぐ両首長

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