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更新日:2023年5月21日

区立中学校の英語教員について

内容

現中学2年を担当している女性英語教員によるノート提出の評価が異常です。「一行も空白があってはならない」「全ての行を文字で埋めなくてはならない」という異常な状態です。
いつも定期テスト当日が提出で、ノート提出は内申に大きくかかわるので、夜中遅くまでかかって行間もあけずに何十ページのノートを埋めて書いて提出するのですが、行の少しの隙間を見つけてはチェックされて評価を下げられます。ノートの全ての行を書いていても、一行の中で文字数が少ない箇所を見つけてはチェックを入れて評価を下げています。ひたすら埋めることに集中しなければならないし、相当なページ数を埋めなくてはならないので時間がかなりとられて他の教科の勉強にも支障が出ています。ノートは一行も一文字も隙間なく埋めなくてはならない、という教育を港区で推奨しているのですか?
他の先生に相談しても、全く取り合ってもらえず、内申が下がるのが怖くて直接には言えないです。その先生が作る英語の定期テストは、平均点は40点台で、90点以上は0人です。たとえ平均より何十点も高い点数をとっても5はもらえません。他の中学ではこんなに難しいテストではないのに、とても不公平です。内申が下がるのが怖くてみんな声をあげられません。この異常な状態を確認してもらいたいです。頑張ってかなりの時間をかけて埋めたノートのほんの少しの隙間を見つけては評価を下げている状況を実際に確認してもらいたいです。そして、すぐにでも先生を交代して欲しいです。このままでは来年の高校受験ではとても不利です。状況確認と次年度の英語教員交代を切実にお願いしたいです。

区の対応・考え方

日頃より港区の教育行政に御理解・御協力いただきありがとうございます。
この度は、お子様の学校生活について御心配をおかけして申し訳ございません。
御指摘いただいた内容について、教育委員会が中学校に確認したところ、1学期及び2学期の定期考査の難易度やノートの評価基準が高く設定されていたことが分かりました。
教育委員会は、学校に対し、以下の2点について指導いたしました。
1点目は、定期考査の作り方について、1月に副校長が当該教員に指導しておりましたが、改めて校長及び副校長から当該教員に指導するようにいたしました。また、学年末考査に関しては、事前に教科部会で十分確認した上で、管理職が確認することで、問題の質の向上を図るとともに、再発防止することを確認いたしました。
2点目は、評価について、生徒にノート見本として示している内容が十分に記述できていると判断できる場合は概ねとするなど、評価基準の見直しを行うよう指導いたしました。あわせて、教科部会の教員及び管理職で評価基準の確認することで、適正な評価に努めるよう指導しました。さらに、ノート提出日については、生徒が他の教科を十分に学習して定期考査に臨むことができるよう、提出日を定期考査終了後に変更することを確認しました。
引き続き、教務主任会や進路指導主任会等において、適正な評価の在り方について研修し、生徒のよさを認め、伸ばすことができる評価となるよう、各小中学校を指導してまいります。
よろしく御理解のほど、お願いいたします。

担当課

教育委員会事務局学校教育部教育指導担当

ご意見をいただいた時期

令和5年2月

関連分野

子ども・家庭・教育-学校・幼稚園・教育-小・中学校

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