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更新日:2023年5月21日
東京都では緑の東京基金にて校庭の天然芝生化を推進しているようだ。港区の公立校の校庭はクレイか人工芝が多いと理解しているが、マイクロプラスチックによる環境問題や、ヒートアイランドの軽減を踏まえれば、多少手間がかかっても天然芝生化を目指すべきではないか?
実際に他の区では天然芝の校庭を整備している事例も多数存在するので、無理な話ではないと思う。
コストがかかることは承知しているが、そうであれば緑の東京基金による補助や、メンテナンス経費についても港区独自で基金を作るなどして、カバーしていく仕組みも併せて検討すべきである。
日頃から、港区の教育行政に御理解・御協力をいただきありがとうございます。
天然芝は日照時間の確保や養生期間が必要であり、年間を通しての校庭の使用ができないため、学校運営への影響が大きいことから、港区では、校庭への採用はしておりません。
小学校の校庭については、児童の怪我の抑制の観点からクッション性のある人工芝とし、中学校の校庭については、複数種目の部活動での使用を考慮して土の校庭としています。
また、近年では、人工芝について、各メーカーによる技術開発が進められており、芝の破断抑制やゴムチップの流出抑制、夏場における表面温度上昇の抑制などの改良が進み、性能が向上しています。引き続き技術開発の動向について情報収集に努めてまいります。
よろしく御理解のほど、お願いいたします。
教育委員会事務局学校教育部学務課施設保全担当
令和5年3月
子ども・家庭・教育-学校・幼稚園・教育-小・中学校
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