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RSウイルス感染症は、RSウイルスによって引き起こされる呼吸器の感染症です。
RSウイルスは、一般的には乳幼児の呼吸器感染症の原因ウイルスとして知られています。その一方で、高齢者や基礎疾患のある成人においても肺炎などを引き起こすことがあります。
1歳までに50~70%以上が感染し、2歳までにはほぼ全ての子どもが1度は感染すると言われています。
多くは軽症ですが、6か月未満の乳児では、重症呼吸症候群を引き起こし、入院管理が必要になる場合も少なくありません。
成人では通常は感冒様症状のみですが、高齢者や慢性呼吸器疾患(COPD・喘息等)、慢性心疾患、重度の免疫不全などの基礎疾患がある人は、急性の肺炎を起こす原因となることがあります。
手洗いやマスク着用などを徹底して感染予防を心がけましょう。
また、家庭内や集団の場では感染の広がりが起きやすいので、対策の徹底をお願いします。
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