更新日:2025年5月2日
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水痘(水ぼうそう)にご注意ください
都内において水痘の報告数が増加しており、令和7年(2025年)第17週(令和7年4月21日~4月27日)において東京都の注意報基準を超えました。
水痘(水ぼうそう)とは
水痘は、水痘・帯状疱疹ウイルスの初回感染によって引き起こされる疾患で、感染成立後約10日から21日程度の潜伏期を経たのちに発疹、発熱などの症状が出現します。多くは発疹がかさぶたになって(痂皮化)治癒しますが、一部は脳炎、肺炎、肝炎などを合併し、重症化することがあります。治癒した後もウイルスは神経節に潜み、のちに帯状疱疹を引き起こす原因となります。特に抵抗力の弱い乳幼児や高齢者、薬剤などの影響で免疫力が低下している人が感染した場合、重症化しやすいので、注意が必要です。
水痘(水ぼうそう)の感染予防
水痘の原因病原体である水痘・帯状疱疹ウイルスは飛沫核感染(空気感染)するため、患者との接触を避ける以外に有効な予防法はありません。現在、生後12か月以上36か月未満のお子さんを対象に水痘ワクチンの定期接種を実施しています。1回の接種により重症化を、2回の接種により発症を防げると考えられています。
出席停止期間
学校保健安全法施行規則により、全ての発疹がかさぶたになるまで出席停止と定められています。
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電話番号:03-6400-0081
ファックス番号:03-3455-4460
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