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更新日:2025年11月6日
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暮らしと税金-財政赤字と消費税・所得税・法人税の役割-
6月4日(水)1時限 江川 雅司
講義では、少子高齢社会での税の役割をキーワードとして、(1)財政赤字の原因と実態、(2)財政再建策としての歳出削減・歳入増手段、(3)少子高齢社会での税の役割、更には(4)景気浮揚政策の4点を中心に学習しました。国の財政赤字は、一般に使われる定義にしたがえば、税収額(約77.8兆円)に対して約28.6兆円規模です(2025年度予算ベース)。一方、2025年度末の国と地方政府の累積債務残高は1,331兆円(国は1,159兆円)と試算されています。財政赤字や累積債務の原因には循環的赤字と構造的赤字があり、特に後者の構造的赤字が問題です。構造的赤字の発生要因は、例えば少子高齢化です。この点は、(1)2012年度に団塊世代が高齢者(65歳)に加わったとともに、(2)2025年度には団塊の世代全員が75歳を迎えることによる社会保障関係費等の急増が問題となります。その財源調達手段でもあり財政再建策としての税、つまり消費税、所得税、法人税の役割を学習しました。
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