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更新日:2025年11月6日
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貧困化・孤立化が進む日本の現状を考える
6月11日(水)1時限 金子 充
本講義では、雇用・家族・地域の崩壊によって新たな脆弱な人々が発生し、貧困・孤立問題が拡大している日本の現状について確認をした。日本の貧困の特徴は、ワーキングプア、女性と高齢者の貧困という特徴をもって説明できる。非正規雇用や請負労働の拡大によって働いても豊かになれない層が存在し、またシングルマザーや低年金高齢者が困窮と孤立の状態にある。これらに対して、生活保護制度・年金制度をはじめとする貧困対策の諸制度も多くの課題を抱えていることを示した。さらに経済的支援に留まらず、現代の社会保障制度においては、就活、職業訓練、ボランティア、通学、社会貢献といった何らかの活動(アクティビティ)に参加することを要件として手当や給付をおこなうという新しい考え方が注目されており、その具体的な制度として求職者支援制度や生活困窮者自立支援制度が一定の機能を果たしていることを考察した。
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