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トップページ > 高輪地区総合支所 > 暮らしの情報 > チャレンジコミュニティ大学 > 令和7年度学習内容 > 福祉社会学の視点から考える、ひきこもり問題と生きづらさ

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更新日:2025年11月6日

ページID:172062

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目次

福祉社会学の視点から考える、ひきこもり問題と生きづらさ

7月2日(水)1時限 関水 徹平

 はじめに、内閣府のひきこもりについての全国調査におけるひきこもりの定義が「社会的自立」からの距離がある人たちを捉えるものであること、家から出ない・部屋から出ないという人は全体の1割程度であることを確認した。さらに家族会の報告書から、家族の悩みは子の外出以上に、老後や親亡き後への不安であることを示し、親には、この子なりに幸せに生きていてくれればいいという親心と自立して一人前になってもらいたいという親心の二つの葛藤があることを指摘した。親が葛藤する状況は、戦後日本社会のセーフティネット構造(社会手当の手薄さと親族扶養の強調)のもとで親に社会的に要請される期待であることも確認した。その後、ひきこもり本人ではなく環境に働きかける事例として15分単位から働けるカフェの事例を動画で視聴した。また、本人にとってのひきこもり経験には、周囲の期待に応えたいという「願い」と自分を否定されたくないという「思い」との葛藤があること、この社会に居場所があると思える関係性が重要であることをお話しした。

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