更新日:2025年9月18日
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赤坂・青山子ども共育(ともいく)事業文化講座「サントリー美術館で日本美術に触れよう!展覧会鑑賞&ミニ屏風づくり講座」を実施しました
令和7年8月16日(土)にサントリー美術館にて文化講座を実施しました。
今回は講師として、サントリー美術館の関さん、山内さん、鹿目さんにご協力のもと、講座を実施しました。また、当日は22名の子どもたちと、20名の保護者の方々が参加しました。
講座の初めには、サントリー美術館や日本美術についての説明がありました。サントリー美術館は、基本理念を「生活の中の美」としており、日常生活の中で大切にされ、長く受け継がれてきた美しいものを、多くの人に楽しんでもらいたいという思いが伝えられました。実際に、美術館には漆工や陶磁、ガラス、絵巻物、屏風など約3,000件もの作品が所蔵されていることを知り、子どもたちはその数の多さに驚いた様子でした。
「まだまだざわつく日本美術」展の鑑賞では、鑑賞前に、講師より見どころの紹介もあり、わくわくした様子で展示室に向かいました。展示室では静かに作品に向き合い、配布されたシートに熱心にメモをとる姿も見られ、時間いっぱいまで集中して鑑賞を楽しんでいました。
【サントリー美術館の方のお話を聞く様子】
その後のミニ屏風づくりでは、屏風の役割や、仕組みから学びました。複雑な仕組みに少し苦戦しながらも、保護者の方と協力しながら、完成を目指して取り組んでいました。屏風の組み立てができると、折り紙をちぎって模様を作ったり、華やかに装飾をしたり、格子柄に挑戦したりと、子どもたちは思い思いに屏風をアレンジしていました。完成した作品を手にした子どもたちの表情には、達成感や満足感が溢れていました。
【ミニ屏風を作る様子】
講座の最後には、子どもたちから鑑賞や体験を通して、質問があがりました。「絵巻物は、どうして絵だけなのに昔起きたことが分かるの?」という質問に対し、講師からは「絵巻物には絵の他にも文章が残されていて、そこから何が起きたのかを読み解いている」という説明があり、子どもたちは、新しい発見につながった様子でした。
【集合写真】
赤坂青山子ども共育(ともいく)事業とは
地域の人材等を活用した子ども向けの「“驚き・感動・気づき”から“自ら考え、行動する。”」機会となる講座などを企画、実施し、子どもたちを地域ぐるみで見守り、育てる環境を整備する事業です。
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