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2月のみなとく散歩は、ちぃばす「麻布西ルート」に乗車します。このルートは、広尾駅から麻布十番、六本木けやき坂、飯倉片町、仙台坂上等を経由して広尾駅に戻る路線です。今回は冬の日だまりを訪ねて、麻布十番から、六本木ヒルズ、鳥居坂付近を散歩します。
麻布十番エリアは、周囲を高台に囲まれた古くからの商業地です。麻布十番商店街にある広場、パティオ十番に立つ「きみちゃん像」は、童謡「赤い靴」の歌詞のモデルになった少女きみの銅像です。きみは9歳の時、鳥居坂教会の孤児院(跡地は現在の十番稲荷神社)で亡くなりました。母と子の愛の絆が込められた、高さ60センチほどのかわいらしい像です。
都道319号沿いの「麻布十番」停留所から乗車すると、前方に六本木ヒルズが大きく迫ってきます。「六本木けやき坂」停留所の近くには、さくら坂公園(ロボロボ公園)があります。44体のロボットで構成されたトーテムポールが目印の公園は、子どもたちに大人気です。「六本木けやき坂」停留所から、バスは六本木ヒルズのセンターループ(駐車場)を走行します。駐車場をぐるっと回り、けやき坂に戻ります。
「鳥居坂下」停留所を過ぎるとバスは左折し、急な坂を上ります。江戸時代には、坂の東側に大名、鳥居家の屋敷がありました。現在はシンガポール大使館等が建っています。麻布鳥居坂の道沿いは学校や教会が立ち並ぶ静かなエリアです。「麻布地区総合支所前」停留所でバスを下車して鳥居坂の上に戻ると、麻布十番のまちが望めます。坂を歩いてみると、急な勾配を一層実感できるでしょう。鳥居坂の周辺には他にも歴史のある坂がたくさんあります。麻布西ルートに乗車して、坂巡りをしてみてはいかがでしょうか。
きみちゃん像
鳥居坂
さくら坂公園
次回は、赤坂地区総合支所前から赤坂ルートのバスに乗車し、檜町公園に向かいます。
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