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更新日:2025年7月17日
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認知症とともに生きる ―共生社会の実現にむけて―
5月28日(水)2時限 野村 信威
「認知症とともによく生きる(Living Well with Dementia)」とは,2009年にイギリス保健省が掲げた認知症国家戦略のスローガンであり、患者本人への告知を含む早期診断と治療の徹底、診断後の質の高いケアが重視されました。筆者はこの戦略の成立に大きな影響をおよぼした認知症当事者のジェームズ・マキロップ氏にインタビューを行い、その内容を紹介しました。
近年の研究成果からは、認知機能全般の維持は難しくても個別の日常生活のスキルを維持することは可能であるという指摘(Clare, 2006)があり、介護者や家族(あるいは本人)が適切な働きかけを行えば、本人が経験するつまずき(個別の能力の喪失)を防ぎ、症状の進行を緩やかに出来る可能性があることを紹介しました。
講義の後半には、認知症とともに前向きに生きる当事者の方をゲストとしてお招きし、認知症とともに生きることの難しさや課題などをお話しいただきました。
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