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港区と交流基本協定を結ぶ岐阜県郡上市。その郡上市に赤坂・青山地域の小学生(4年生~6年生)が訪問する「田舎の夏休み体験教室(岐阜県郡上市との交流事業)」を開催しました。
7月23日(土) 結団式、事前説明会
8月22日(月)~8月23日(火) 田舎の夏休み体験教室(岐阜県郡上市との交流事業)
赤坂小学校・青山小学校・青南小学校の希望者(4年生~6年生)26人
7月23日(土)に青南小学校体育館にて、結団式と事前説明会を実施しました。
結団式では、はじめに引率者の紹介を行った後、今年度の団長の青南小学校野口校長から児童に向けて「体験教室を充実した2日間にするために、東京では味わえないことを経験し、自ら考えどんどん行動しましょう。」と話がありました。今年度は2日間行動の多くを共にするお楽しみ班、民泊班ごとに、児童同士の顔合わせを行いました。最初は緊張した様子でしたが、自己紹介やリーダー決め等をしていく中で徐々に打ち解けていき、参加児童は体験教室への意識をぐんと高めている様子でした。
結団式終了後は、保護者と児童に事前説明会に参加してもらい、事業説明や郡上市の魅力についての映像鑑賞等を行い、参加のイメージを膨らましてもらいました。
結団式の様子
1日目は、朝7時に東京駅に集合し、新幹線で岐阜羽島駅まで向かいました。結団式で顔合わせをしていることもあり、児童たちはすぐに打ち解けている様子でした。
岐阜羽島駅からバスに乗り、鮎パークに行きました。到着後、開会式を行い、郡上市役所の熊田教育長から熱烈な歓迎をいただきました。お昼ご飯は岐阜県郡上市のご当地グルメの奥美濃カレーと鮎の塩焼きを食べました。
熊田教育長のご挨拶
昼食後は、郡上市の伝統的な盆踊りである「郡上おどり」の際に使用する下駄を児童一人ずつ作製しました。
下駄づくりは思ったより難しく、苦戦していましたが、鼻緒(足の指で挟む部分)の柄を自分達で選んだうえでオリジナルの下駄をつくることができ、児童たちは満足げな様子でした。
下駄づくり体験での児童挨拶
下駄づくり体験の様子
下駄づくり体験後は、そのまま民泊の入村式を行い、民家の皆様にしっかり挨拶を行いました。児童たちは初めての民泊で、緊張しながらも自然体験をできることにワクワクしながら班ごとに民泊のお宅へ向かいました。
入村式での児童挨拶 入村式の様子
各民泊のお宅では、主に農作業や川遊び、虫取りなど都会ではなかなかできないことを体験させてもらい、児童は美味しい野菜や魚に感激していました。
民泊の様子
2日目は、7時30分に各民泊のお宅から全員集まり、閉村式を行いました。受入先のお宅の方と記念撮影をしたり、挨拶をしたりと、お別れが名残惜しい様子でしたが、児童同士で自分の泊まったお宅の自慢をし合っていて、充実した1泊だったことがうかがえました。
閉村式の様子
その後、長良川まで移動し、ラフティング体験をしました。インストラクターより漕ぎ方を教わり、元気よく声を掛けあいながら各ボート出発しました。生憎の雨でしたが、その分水かさが上がり、スリル満点でした。流れが落ち着いている場所では、みんなで川の中に飛び込んでみるなど、全身で川遊びの楽しさを味わっていました。
ラフティングの様子
ラフティング終了後、まちなみ交流館に向かい、郡上おどり保存会ジュニアクラブの方々をお招きし、郡上おどり練習会を行いました。今回は、「春駒」と「かわさき」という演目を練習し、踊りのポイントや振りの意味を教わりました。参加児童はかけ声も出しながら振付を一生懸命覚えてました。
郡上おどり練習会での児童挨拶 郡上おどり練習会の様子
郡上おどり練習会の様子
郡上おどり練習会後、お土産を購入し、岐阜羽島駅までバスで向かいました。駅構内にて、2日間お世話になった郡上民泊推進協議会の興膳(こうぜん)さんに感謝を伝え、別れのあいさつを行いました。その後、帰りの新幹線に乗り、保護者の待っている東京駅に到着しました。児童は少し疲れている様子でしたが、充実感に満ち溢れた顔で解散しました。保護者を見つけると早速楽しかった思い出を話し、有意義な2日間を過ごしたことがうかがえました。
閉会式の様子 興膳さんへの児童挨拶
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