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令和2年度末から令和4年度にかけて日本脳炎ワクチンの供給量が調整される見込みのため、港区からお知らせや予診票の送付を行う対象者に一部変更が生じます。
現在、日本脳炎の定期予防接種には、阪大微生物病研究会(以下「ビケン」という。)のジェービックV及びKMバイオロジクス株式会社(以下「KMB」という。)のエンセバック皮下注用が使用されています。
ビケンから、ジェービックVについて、製造上の問題が生じたことから、その原因究明のため、製造を一時停止した旨の報告がありました。なお、現在、製造は再開されています。
このジェービックVの製造一時停止により、日本脳炎ワクチンの供給量に影響が生じるため、表1のとおり2社のワクチンともに、出荷量の調整が行われる予定です。
表1
年度 |
要因 |
ワクチン供給量(日本国内) |
令和3年度 |
ビケン:ジェービックVの供給が減る KMB:エンセバックの供給が増える |
2020年度と比較して 2社合計で80万本減る
|
令和4年度 |
ビケン:ジェービックVの供給が増える KMB:エンセバックの供給が増える |
2020年度と比較して 2社合計で160万本増える |
区では、国からの要請を受けて表2のとおり対象者へお知らせや予診票の送付を行う予定です。
供給が安定するまでの間は、4回接種のうち、1期の2回接種(1回目及び2回目)の接種を優先することになりますのでご理解ください。
※ただし、定期接種として接種が受けられる年齢の上限が近づいている場合は定期接種で受けられる年齢を過ぎないように接種を受けてください。
※表中の対象者に当てはまらない場合でも、個別にお問合せをいただき、区が必要と認めた場合にはお知らせや予診票の送付を行います。
表2(〇:これまでと同じ、●:これまでと異なる)
年度 |
1期(初回1、2回目) |
1期追加 |
2期 |
2021(令和3)年度の お知らせ等送付予定者 |
〇2018(H30)年度生まれ対象者 |
●2017(H29)年度生まれ対象者への個別通知なし ※2017(H29)年度生まれ対象者への通知は2022(令和4)年度に繰り下げて行います。 |
●2012(H24)年度生まれ対象者への個別通知なし ※2012(H24)年度生まれ対象者への通知は2022(令和4)年度に繰り下げて行います。 ※ワクチンの流通状況によっては H15年度生特例対象者等への 再通知を検討します |
2022(令和4)年度の お知らせ等送付予定者 |
〇2019(H31、R1)年度生まれ対象者 |
●2017(H29)年度生まれ対象者 〇2018(H30)年度生まれ対象者 |
●2012(H24)年度生まれ対象者 〇2013(H25)年度生まれ対象者 <特例対象未接種者> ●2004(H16)年度生まれ対象者 |
子どもの予防接種についてをご参照ください。
日本脳炎の積極的な接種勧奨を控えていた時期の対象者は、特例対象として、
1.平成7年4月2日から平成19年4月1日生まれの方は、1期初回から2期までの未接種分を、20歳未満まで接種することができます。
2.平成19年4月2日から平成21年10月1日生まれの方は、1期初回2回と追加の未接種分を、9歳から13歳未満の間に接種することができます。
接種を希望する方で、お手元に予診票がない方はみなと保健所保健予防課へお問合せください。
お問い合わせ
所属課室:みなと保健所保健予防課保健予防係
電話番号:03-6400-0081
ファックス番号:03-3455-4460