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更新日:2024年6月21日

帯状疱疹ワクチン予防接種 ~50歳以上の港区民が対象です~

帯状疱疹ワクチン予防接種費用一部助成のご案内(PDF:394KB)

港区では、発症を予防するとともに区民の負担を軽減するため、帯状疱疹ワクチン任意予防接種費用の一部を助成します。

予診票がご自宅に到着するまで、10日~2週間程度かかります。

予診票が到着してから、医療機関へ予約をしてください。

  • 接種を希望する人は、事前に接種するワクチンを決めてから、電話、または、電子申請でお申し込みください。
  • 接種は任意です。また、医療機関ごとに接種費用や取り扱われるワクチンが異なります。
  • どちらのワクチンが良いか等のご相談に区では対応しておりません。ワクチンの効果や特徴、副反応の発生頻度、価格などを参考にご判断ください。特に基礎疾患のある方は、主治医と相談の上で接種するワクチンをご選択ください。
  • 港区内実施医療機関に予診票を持参して接種を受け、医療機関の接種費用と助成額との差額をお支払いください
  • 助成を受けられるのは、生涯で1度のみです。また、予防接種後に費用を請求できる償還払い制度はありません

帯状疱疹とは

  • 水ぶくれをともなう赤い発疹やピリピリとした痛みが、からだの片側に帯状に現れます。
  • 痛みが徐々に増していき、日常生活や就労が制限されたり、夜も眠れなくなることがあります。
  • 日本人の90%以上は、子どものときにかかった水ぼうそうの「水痘・帯状疱疹ウイルス」が体内(神経節)に潜伏しています。
  • 加齢や疲労、ストレスによる免疫力の低下で、80歳までに3人にひとりが発症しています。
  • 50代以降に発症した人のうち2割は、治ってからも辛い痛みが3か月以上続く帯状疱疹後神経痛(PHN)になっています。
  • 頭部や顔面に帯状疱疹が出た場合、視力低下や失明、顔面神経麻痺などの重い後遺症が残る可能性があります。
  • 糖尿病やがん、新型コロナウイルス感染後遺症など、免疫力が低下する病気にかかったり、病気の治療のために免疫を消失されると発症しやすくなります。

助成の対象となるワクチンについて

どちらのワクチンが良いか等のご相談に区では対応しておりません。事前に接種するワクチンを決めてから、お申し込みください。ワクチンの効果や特徴、副反応の発生頻度、価格などを参考にご判断ください。特に基礎疾患のある方は、主治医と相談の上で接種するワクチンをご選択ください。

種類

生ワクチン(乾燥弱毒生水痘ワクチン)

販売名:ビケン

不活化ワクチン(乾燥組換え帯状疱疹ワクチン)

販売名:シングリックス

対象者

接種日時点で、50歳以上の港区に住民登録をしている人
※50歳になってから接種を受けてください

助成額

6,500円
※生活保護受給者等8,800円

15,000円(1回あたり)
※生活保護受給者等22,000円(1回あたり)

助成回数

スケジュール

1回

2回

2回目の接種は、1回目の接種から2ヵ月の間隔をおいて行います。

1回目の接種から2ヵ月を超えた場合であっても、6か月後までに行います。

※ただし、帯状疱疹に罹患するリスクが高く接種スケジュールを短縮することにより効果が得られると医師が判断する場合には、1回目の接種から2回目の接種までの間隔を1ヵ月まで短縮できます。

※1回目の接種から6か月を過ぎた場合、2回目の接種について助成を受けることができません。

ワクチンの特徴

〇発症予防効果が中程度:発症予防効果は50~59歳で69.8%、60歳以上の方で51.3%

〇帯状疱疹後神経痛の予防効果が中程度:60歳以上での帯状疱疹後神経痛予防効果は66.5%

〇長期予防効果が低い:ワクチン接種後の予防効果は、1年目では67.5%、2年目には47.2%、8年目には31.8%まで低下

〇他の生ワクチン(麻しん風しんワクチン等)とは、27日以上の間隔をおくこと
〇副反応の発現率が低い

基礎疾患等により打てない場合がある
接種料が安価で、1回接種のみ

発症予防効果が非常に高い:発症予防効果は50歳以上で

97%、70歳以上で91%
帯状疱疹後神経痛の予防効果が非常に高い:70歳以上

での神経痛予防効果は85.5%
発症を長期に予防する:50歳以上の成人試験で、10年

以上は80%を超える有効性
〇副反応の発現率が高い:注射部位の腫れや赤み、発熱や

頭痛などの発現頻度が多い
〇接種料が高価で、(2か月後から6か月以内)に2回接

種が必要

※ただし、帯状疱疹に罹患するリスクが高く接種スケジュールを短縮することにより効果が得られると医師が判断する場合には、1か月に短縮できる。

接種を受けられない方

〇化学療法やステロイドなど免疫を抑える治療をしている方
〇免疫力が落ちている方(HIV感染等)
〇妊娠していることが明らかな方
〇水痘ワクチンによる強いアレルギー症状(アナフィラキシーなど)を起こしたことがある方
〇カナマイシン、エリスロマイシン等の抗生剤にアレルギー反応を起こしたことがある方
〇明らかな発熱(通常37.5℃以上)がある方や急性

疾患にかかっている方

〇帯状疱疹ワクチンによる強いアレルギー症状(アナフィラ

キシーなど)を起こしたことがある方
〇明らかな発熱(通常37.5℃以上)がある方や急性疾患

にかかっている方

副反応の

発生頻度

注射部位  赤みや腫れ 1-5%未満

      硬結等の注射部位反応 頻度不明

過敏症   発熱・発疹 1%未満

      蕁麻疹、紅斑、そう痒 頻度不明

皮膚    発疹 1-5%未満

                水疱性発疹 1%未満

      丘疹、帯状疱疹 頻度不明

その他     発熱 1-5%未満

   小脳運動失調(きわめて稀)頻度不明

 

※副反応は一般的に体の中で強い免疫をつくろうとするために起こると言われており、3-7日以内に多くの副反応は弱くなります。7日を超えて副反応が強い場合、医師に相談してください。

注射部位   疼痛・赤み・腫れ 10%以上

             かゆみ・熱感 1-10%未満

       注射部位反応・発疹等 1-10%未満

消化器    吐き気・下痢・腹痛 10%以上

精神神経系  頭痛 10%以上

               めまい・不眠症・眠気等 1%未満

筋・骨格系  筋肉痛 10%以上

               関節痛・背部痛・首の痛み 1%未満

感染症    インフルエンザ・鼻咽頭炎 1%未満  

その他    疲労・悪寒・発熱 10%以上

              倦怠感・痛み 1-10%未満

      無力症・食欲不振等 1%未満

出典:生ワクチン(乾燥弱毒生水痘ワクチン)添付文書(2022年1月改定(第3版))、不活化ワクチン(乾燥組換え帯状疱疹ワクチン)添付文書(2023年6月改定(第2版、用法変更))

助成の申し込み方法

接種を希望する人は、事前に接種するワクチンの種類を決めてから、

帯状疱疹ワクチンコールセンター

電話番号 03-6400-0094 (8時30分~17時15分 土日祝日除く)

または、電子申請(外部サイトへリンク)でお申し込みください。

お申し込み後、2週間程度で、ご自宅にご希望のワクチンの予診票と医療機関一覧を記載したお手紙をお送りします。

予診票が到着してから医療機関をご予約下さい。

接種場所

※港区指定医療機関に区から届いた予診票を持参して接種を受け、医療機関のワクチン接種費用と助成額との差額をお支払いください。

ご注意

  • 助成を受けられるのは、生涯で1度のみです。また、予防接種後に費用を請求できる償還払い制度はありません。
  • 区内指定医療機関以外で接種する場合は、助成を受けられません。
  • 任意接種は自由診療のため、医療機関ごとに接種費用や取り扱われるワクチンが異なります。接種費用については医療機関にお問い合わせください。
  • 本事業は予防接種法に基づかない、任意の予防接種に対する助成制度になります。万が一、予防接種を受けたことによる健康被害が起きた場合は、予防接種法ではなく、独立行政法人医薬品医療機器総合機構法と特別区自治体総合賠償責任保険に基づく救済の対象となる場合があります。
  • 予防接種による副反応及び健康被害と救済制度

よくある質問

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お問い合わせ

所属課室:みなと保健所保健予防課保健予防係

電話番号:03-6400-0081

ファックス番号:03-3455-4460