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更新日:2025年3月24日

令和7年4月1日からの帯状疱疹ワクチン制度について

帯状疱疹ワクチンは令和7年4月1日から、予防接種法に基づく定期接種になります。

定期接種の対象者は、年度末年齢が65歳の方・60歳以上65歳未満でヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能障害を有する方(身体障害者手帳1級)と、令和7年度から令和11年度までの5年間の経過措置として年度末年齢が70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳(令和7年度に限り100歳以上全員)となります。
港区民で定期予防接種対象の方の接種費用は無料です。

自費・公費に関わらず帯状疱疹ワクチンの接種を完了(※)している場合は、定期予防接種の対象年齢であっても対象外となります。

※完了とは、生ワクチンの場合は1回接種、組換えワクチンの場合は2回接種が終了している状態です。

定期予防接種(港区民は無料)として帯状疱疹ワクチンの接種を希望する方は対象の年齢になるまでお待ちください。

区では、定期予防接種の対象年齢を待たずに早期の接種を希望する50歳以上(定期予防接種対象者を除く)の区民の方のほか、帯状疱疹に罹患するリスクの高い18歳以上50歳未満の免疫不全の方等にも対象を拡大して、引き続き帯状疱疹ワクチン任意接種費用の一部助成も実施します。

令和7年4月からの帯状疱疹ワクチン制度について(PDF:416KB)

帯状疱疹とは

帯状疱疹は、過去に水痘にかかった時に体の中に潜伏した 水痘帯状疱疹ウイルスが再活性化することにより、神経支配領域に沿って、典型的には体の左右どちらかに帯状に、時に痛みを伴う水疱が出現する病気です。合併症の一つに皮膚の症状が治った後にも痛みが残る「帯状疱疹後神経痛」があり、日常生活に支障をきたすこともあります。
帯状疱疹は、70 歳代で発症する方が最も多くなっています。

予防接種法に基づく定期予防接種(65歳以上の方はこちらをご覧ください)

65歳以上の方は令和7年度から令和11年度までの5年間に1人1度、定期接種の機会が設けられます。

定期予防接種の対象者になる港区民の方は、全額公費負担(無料)で接種できます。

対象の方が定期予防接種を受けられるのは、該当年度の1年間のみに限られます。

定期予防接種(港区民は無料)を希望される方は、必ず対象の期間内に受けてください。

過去に帯状疱疹ワクチンの接種を完了している方は対象外です。

対象者

公費・自費を問わず、帯状疱疹ワクチンの接種を完了していない、

①年度末年齢が下記の年齢に該当する人

令和7年度に定期予防接種の対象になる方

65歳:昭和35年4月2日~昭和36年4月1日生まれの人・70歳:昭和30年4月2日~昭和31年4月1日生まれの人

75歳:昭和25年4月2日~昭和26年4月1日生まれの人・80歳:昭和20年4月2日~昭和21年4月1日生まれの人

85歳:昭和15年4月2日~昭和16年4月1日生まれの人・90歳:昭和10年4月2日~昭和11年4月1日生まれの人

95歳:昭和5年4月2日~昭和6年4月1日生まれの人・100歳:大正14年4月2日~大正15年4月1日生まれの人

101歳以上:大正14年4月1日以前の生まれの人

上記(令和7年度の対象者)以外の方の定期予防接種の対象になる年度はこちらでご確認ください。

定期予防接種の対象年齢になる年齢よりも前に自費で早期の接種を希望される場合は、任意予防接種費用一部助成の制度がお使いいただけます。

任意予防接種費用一部助成の制度を利用し帯状疱疹ワクチンの接種を完了した場合、定期予防接種の対象年齢になっても対象となりませんのでご注意ください。

②60歳以上65歳未満でヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能障害を有する方(身体障害者手帳1級)

帯状疱疹ワクチン

生ワクチン(阪大微研:乾燥弱毒生水痘ワクチン「ビケン」)、組換えワクチン(GSK 社:シングリックス)の2種類があり、どちらかを選んで接種します。

各ワクチンの接種回数や接種方法、接種スケジュール、接種条件、効果とその持続期間、副反応などの特徴はこちらをご覧ください。

接種期間

令和7年4月1日から令和8年3月31日まで

※組換えワクチンを選択した場合、接種期間内で2回の接種が必要です。2回目の接種は1回目を接種してから、2か月後の同日です。3月末までに接種を完了するには、1回目は1月31日までに接種する必要があります。ご注意ください。

定期予防接種対象者の接種費用

港区が発行する予診票を実施医療機関に持参し接種した場合

無料(港区民のみ)

予診票の送付について

定期予防接種の対象年齢になる方には、無料で接種できる予防接種予診票をご自宅へ3月末に送付します。

予診票がお手元にない場合

令和7年3月6日以降に港区へ転入の手続きをされた方へは送付されません。

対象年齢に該当する場合は、みなと保健所にお電話いただくか、または電子申請で予診票の発行依頼をしてください。(定期予防接種対象年齢の方のみ)

対象年齢の方の予診票再発行申請も可能です。

  • 電子申請 (調整中)
  • 帯状疱疹ワクチンコールセンター 電話03-6400-0094

接種場所

区内の実施医療機関にて予診票に記載された有効期限内で接種してください。

港区内予防接種実施医療機関(調整中)

予約が必要な場合や接種を希望するワクチンの取り扱いがない場合があります。事前に医療機関へご確認ください。

23区内の実施医療機関でも接種することができます。希望される場合は、他区の保健所か医療機関へ直接お問い合わせください。

定期予防接種対象者で23区内の実施医療機関で接種を希望される場合

23区内の実施医療機関でも接種を受けることができます。希望される場合は、他区の保健所か医療機関へ直接お問い合わせください。

※事前に医療機関にワクチンの在庫状況等をご確認ください。

定期予防接種対象者23区外の実施医療機関で接種を希望される場合

23区外の実施医療機関で帯状疱疹ワクチン定期予防接種を希望される人は事前のお申込みが必要です。

お申込み方法は以下のページをご確認ください。

定期予防接種の対象年齢になる時期

帯状疱疹ワクチン定期予防接種の対象年度(経過措置)

生年月日・ 年齢(令和7年度)

対象年度

大正14年4月1日以前

101歳以上

令和7年度(2025年度)

大正14年4月2日 ~ 大正15年4月1日

100歳

令和7年度(2025年度)

大正15年4月2日 ~ 昭和2年4月1日

99歳

令和8年度(2026年度)

昭和2年4月2日 ~ 昭和3年4月1日

98歳

令和9年度(2027年度)

昭和3年4月2日 ~ 昭和4年4月1日

97歳

令和10年度(2028年度)

昭和4年4月2日 ~ 昭和5年4月1日

96歳

令和11年度(2029年度)

昭和5年4月2日 ~ 昭和6年4月1日

95歳

令和7年度(2025年度)

昭和6年4月2日 ~ 昭和7年4月1日

94歳

令和8年度(2026年度)

昭和7年4月2日 ~ 昭和8年4月1日

93歳

令和9年度(2027年度)

昭和8年4月2日 ~ 昭和9年4月1日

92歳

令和10年度(2028年度)

昭和9年4月2日 ~ 昭和10年4月1日

91歳

令和11年度(2029年度)

昭和10年4月2日 ~ 昭和11年4月1日

90歳

令和7年度(2025年度)

昭和11年4月2日 ~ 昭和12年4月1日

89歳

令和8年度(2026年度)

昭和12年4月2日 ~ 昭和13年4月1日

88歳

令和9年度(2027年度)

昭和13年4月2日 ~ 昭和14年4月1日

87歳

令和10年度(2028年度)

昭和14年4月2日 ~ 昭和15年4月1日

86歳

令和11年度(2029年度)

昭和15年4月2日 ~ 昭和16年4月1日

85歳

令和7年度(2025年度)

昭和16年4月2日 ~ 昭和17年4月1日

84歳

令和8年度(2026年度)

昭和17年4月2日 ~ 昭和18年4月1日

83歳

令和9年度(2027年度)

昭和18年4月2日 ~ 昭和19年4月1日

82歳

令和10年度(2028年度)

昭和19年4月2日 ~ 昭和20年4月1日

81歳

令和11年度(2029年度)

昭和20年4月2日 ~ 昭和21年4月1日

80歳

令和7年度(2025年度)

昭和21年4月2日 ~ 昭和22年4月1日

79歳

令和8年度(2026年度)

昭和22年4月2日 ~ 昭和23年4月1日

78歳

令和9年度(2027年度)

昭和23年4月2日 ~ 昭和24年4月1日

77歳

令和10年度(2028年度)

昭和24年4月2日 ~ 昭和25年4月1日

76歳

令和11年度(2029年度)

昭和25年4月2日 ~ 昭和26年4月1日

75歳

令和7年度(2025年度)

昭和26年4月2日 ~ 昭和27年4月1日

74歳

令和8年度(2026年度)

昭和27年4月2日 ~ 昭和28年4月1日

73歳

令和9年度(2027年度)

昭和28年4月2日 ~ 昭和29年4月1日

72歳

令和10年度(2028年度)

昭和29年4月2日 ~ 昭和30年4月1日

71歳

令和11年度(2029年度)

昭和30年4月2日 ~ 昭和31年4月1日

70歳

令和7年度(2025年度)

昭和31年4月2日 ~ 昭和32年4月1日

69歳

令和8年度(2026年度)

昭和32年4月2日 ~ 昭和33年4月1日

68歳

令和9年度(2027年度)

昭和33年4月2日 ~ 昭和34年4月1日

67歳

令和10年度(2028年度)

昭和34年4月2日 ~ 昭和35年4月1日

66歳

令和11年度(2029年度)

昭和35年4月2日 ~ 昭和36年4月1日

65歳

令和7年度(2025年度)

昭和36年4月2日 ~ 昭和37年4月1日

64歳

令和8年度(2026年度)

昭和37年4月2日 ~ 昭和38年4月1日

63歳

令和9年度(2027年度)

昭和38年4月2日 ~ 昭和39年4月1日

62歳

令和10年度(2028年度)

昭和39年4月2日 ~ 昭和40年4月1日

61歳

令和11年度(2029年度)

帯状疱疹の定期予防接種の対象者は65歳と定められていますが、65歳以上の人全員が公的接種を受けられるよう、令和11年度まで経過措置がとられています。

18歳以上50歳未満の区民の方で、疾病または治療により免疫不全である方または免疫機能が低下した方や50歳以上の区民の方(当該年度に定期接種対象者である場合を除く)で、任意(自費)による接種を希望する方には、港区では任意接種の一部費用助成事業を行っています。詳細はこちらをご確認ください。

予防接種健康被害救済制度(定期予防接種)

予防接種は感染症を防ぐために重要なものですが、極めてまれに健康被害の発生がみられます。
定期予防接種による副反応により、医療機関での治療が必要になったり、生活に支障がでるような健康被害が発生し、接種によるものと認定された場合に、予防接種法に基づく補償給付を受けることができます。

 

【港区独自事業】帯状疱疹ワクチン予防接種費用の一部助成 (65歳未満の方はこちらをご覧ください)

港区独自で行う一部費用助成の事業です。

無料での接種を希望する場合は、定期予防接種の対象年齢になるまでお待ちください。

この事業は法に基づいた定期予防接種の時期を待たずに、発症予防のため任意で早期の接種を希望する方などを対象とした帯状疱疹ワクチン任意予防接種費用の一部助成の制度です。

任意接種は、ご自身の判断に基づき行う予防接種です。

任意で接種を完了(※)した場合、定期予防接種の対象年齢になっても公費負担(無料)で接種することができません。

※完了とは、生ワクチンの場合は1回接種、組換えワクチンの場合は2回接種が終了している状態です。

任意の接種を行うにあたっては、ワクチンの効果と副反応などをご確認のうえご自身で接種についてご判断ください。

過去に帯状疱疹ワクチンの接種を完了している方は助成の対象外です。

対象者

50歳以上の区民の方

接種日現在住民登録のある50歳以上の港区民

65歳以上で定期予防接種の対象になる年度年齢の方は対象外です。詳しくはこちらをご覧ください。

18歳以上50歳未満の区民で疾病または治療により免疫不全である方

接種日現在18歳以上50歳未満の方で、疾病または治療により免疫不全または免役機能が低下した方、低下する可能性のある港区民

助成できるワクチンは、組換えワクチン(シングリックス)のみです。

助成期間

令和7年4月1日から令和8年3月31日まで

組換えワクチンを接種する場合、2回目接種の助成期間は1回目の接種から6か月後の同日までです。

決められた期間内に接種できない場合は助成対象外となります。

助成期間外で接種してしまった場合、接種費用は全額ご自身の負担となります。

また、助成対象外の接種は健康被害が生じても救済の対象になりません。

2回目の接種は1回目の接種から2か月後速やかに行ってください。

※3月31日までに接種できなかった場合は、翌年度速やかにみなと保健所へ再発行の依頼をしてください。

ただし、組換えワクチン2回目の予診票を希望の場合で、1回目の接種から6か月を経過することが明らかなときや、すでに接種が完了していることが確認できた場合は再発行することができません。

帯状疱疹ワクチン

生ワクチン(阪大微研:乾燥弱毒生水痘ワクチン「ビケン」)、組換えワクチン(GSK 社:シングリックス)の2種類があります。

先天性及び後天性免疫不全状態の人は、生ワクチンを接種できません。

例:急性及び慢性白血病、リンパ腫、骨髄やリンパ系に影響を与えるその他疾患、HIV感染またはAIDSによる免疫抑制状態、細胞性免疫不全等

薬剤等による治療を受けており、明らかに免疫抑制状態の人は、生ワクチンを接種できません。  

例:副腎皮質ステロイド剤(注射剤、経口剤):プレドニゾロン等、免疫抑制剤:シクロスポリン(ネオーラル、サンディミュン)、タクロリムス(プログラフ)、アザチオプリン(イムラン)等、その他免疫抑制作用のある薬剤:抗リウマチ剤、抗悪性腫瘍剤等

各ワクチンの接種回数や接種方法、接種スケジュール、接種条件、効果とその持続期間、副反応などの特徴はこちらをご覧ください。

申込方法

みなと保健所にお電話いただくか、電子申請で任意接種予診票の発行依頼をしてください。

電子申請(調整中)

帯状疱疹ワクチンコールセンター 電話03-6400-0094

ワクチンの効果や特徴、副反応の発生頻度などを参考に、事前に接種するワクチンの種類を決めてからお申し込みください。

任意接種はご自身の判断に基づき行う予防接種です。

特に基礎疾患のある方は、主治医と相談の上で接種の可否やワクチンの種類、接種の時期をご判断ください。

予診票がご自宅に到着するまで、10日前後かかります。

予診票が到着してから、医療機関へ予約をしてください。

  • 接種を希望する人は、事前に接種するワクチンを決めてから、電話、または、電子申請でお申し込みください。
  • 接種は任意です。また、医療機関ごとに接種費用や取り扱われるワクチンが異なります。
  • どちらのワクチンが良いか等のご相談に区では対応しておりません。ワクチンの効果や特徴、副反応の発生頻度、などを参考にご判断ください。
  • 基礎疾患のある方は、主治医と相談の上で接種するワクチンをご選択ください。
  • 港区内実施医療機関に予診票を持参して接種を受け、医療機関へ自己負担額を支払いください。
  • 助成を受けられるのは、生涯で1度のみです。また、予防接種後に費用を請求できる償還払い制度はありません

接種場所

港区実施医療機関(原則区外の医療機関では接種できません)

※港区の独自事業です。港区外の医療機関で接種した場合は助成は受けられません。

 港区内実施医療機関一覧(調整中)

免疫不全の病気のため治療中の方へ

やむを得ず区内実施医療機関以外の主治医の立ち合いのもと接種が必要な場合については、事前申請があれば実施医療機関以外でも組換えワクチンの接種費用(上限額あり)を助成します。

申し込みの際に必ず接種する医療機関名等をご申告ください。

必要書類は申し込み後にご案内いたします。事前申請のない場合の接種後の費用の請求はできません。

接種費用(自己負担額)

  • 組換えワクチン(シングリックス) 7,000円/1回(2回接種)
  • 生ワクチン(ビケン)       2,000円(1回接種)

※生活保護また中国残留邦人等支援給付を受けている方は費用が免除されます。

2回目の接種は、1回目の接種から2か月の間隔をおいて行います。

1回目の接種から2か月を超えた場合であっても、6か月後の同日までに行います。

疾病又は治療により免疫不全である方、免疫機能が低下した方又は免疫機能が低下する可能性がある方については、医師が早期の接種が必要と判断した場合、1回目の接種から2回目の接種までの間隔を1か月まで短縮できます。

ワクチンの接種回数や接種方法、接種スケジュール、接種条件は必ずこちらを確認してください。

予防接種健康被害救済制度(任意接種)

予防接種は感染症を防ぐために重要なものですが、極めてまれに健康被害の発生がみられます。この制度は予防接種法に基づく予防接種ではないため、接種後に副反応による入院、生活に支障が出るような障害を残す等の健康被害が生じ、医療費等の給付の請求を独立行政法人医薬品医療機器総合機構( PMDA ) に行い、PMDAが給付の支給を決定した場合は、独立行政法人医薬品医療機器総合機構法と特別区自治体総合賠償責任保険制度に基づいた救済の対象になります。同じワクチンでも、法に基づく定期予防接種として接種した際に生じた健康被害救済制度とは補償の内容が異なります。

 

帯状疱疹ワクチンについて

ワクチンの接種回数や接種方法、接種スケジュール、接種条件、効果とその持続期間、副反応などの特徴はこちらでご覧ください。

帯状疱疹ワクチンには生ワクチン、組換えワクチンの2種類があり、接種回数や接種方法、接種スケジュール、接種条件、効果とその持続期間、副反応などの特徴が異なっていますが、いずれのワクチンも、帯状疱疹やその合併症に対する予防効果が認められています。

種類

生ワクチン

(乾燥弱毒生水痘ワクチン)

販売名:ビケン(阪大微研)

組換えワクチン

(乾燥組換え帯状疱疹ワクチン)

販売名:シングリックス(GSK社)

接種回数

(接種方法)

1回(皮下に接種)

2回(筋肉内に接種)

スケジュール

通常、2か月以上の間隔を置いて2回接種

※病気や治療により、免疫の機能が低下したまたは低下する可能性がある方等は、医師が早期の接種が必要と判断した場合、

接種間隔を1か月まで短縮できます。

接種できない方 病気や治療によって、免疫が低下している方は接種できません。 免疫の状態に関わらず接種可能です。

ワクチンの特徴

  • 発症予防効果が中程度
  • 帯状疱疹後神経痛の予防効果が中程度
  • 長期予防効果が低い
  • 副反応の発現率が低い
  • 基礎疾患等により打てない場合がある
  • 接種料が安価で、1回接種のみ
  • 発症予防効果が非常に高い
  • 帯状疱疹後神経痛の予防効果が非常に高い
  • 発症を長期に予防する
  • 副反応の発現率が高い:注射部位の腫れや赤み、発熱や頭痛 などの発現頻度が多い
  • 接種料が高価で、(2か月後から6か月以内)に2回接種が必要

帯状疱疹に

対する

ワクチンの

効果

接種後1 年時点        6割程度の予防効果

接種後5年時点        4割程度の予防効果

接種後10 年時点                    -

合併症の一つである、帯状疱疹後神経痛に対するワクチンの効果は、接種後3年時点で6割程度

接種後1 年時点        9割以上の予防効果

接種後5年時点        9割程度の予防効果

接種後10 年時点        7割程度の予防効果

合併症の一つである、帯状疱疹後神経痛に対するワクチンの効果は、接種後3年時点で9割以上

接種要注意者

接種にあたっては

主治医に相談してください。

  • 心臓血管系疾患、腎臓疾患、肝臓疾患、血液疾患、発育障害等の基礎疾患を有する場合
  • 過去に予防接種を受けて2日以内に発熱や全身の発疹などのアレルギー症状があった場合
  • 過去にけいれんを起こしたことがある場合
  • 過去に免疫不全と診断されている方や、近親者に先天性免疫不全症の方がいる場合
  • 免疫力が落ちている場合
  • 輸血やガンマグロブリンの注射を受けた方は治療後3か月以上、大量ガンマグロブリン療法を受けた方は治療後6か月以上置いて接種
  • 妊娠が可能な女性においては、「女性の方へ」を確認してください。

★化学療法やステロイドなど免疫を抑える治療をしている方は接種できません。

  • 血小板減少症や凝固障害を有する方、抗凝固療法を実施されている場合
  • 心臓血管系疾患、腎臓疾患、肝臓疾患、血液疾患等の基礎疾患を有する場合
  • 過去に予防接種を受けて2日以内に発熱や全身の発疹などのアレルギー症状があった場合
  • 過去にけいれんを起こしたことがある場合
  • 免疫不全と診断されている方や、近親者に先天性免疫不全症の方がいる場合
  • 妊婦・授乳婦

副反応の

発生頻度

注射部位   赤み・かゆみ           20%以上

       熱感・腫れ・疼痛・硬結  5%以上

皮膚     発疹          1-5%未満

       紅斑、そう痒           1%未満

筋・骨格系  関節痛、筋骨格痛     1%未満

その他    倦怠感                     1-5%未満

       動悸、疼痛          1%未満    

                 小脳運動失調                 頻度不明

※副反応は一般的に体の中で強い免疫をつくろうとするために起こると言われており、3-7日以内に多くの副反応は弱くなります。

7日を超えて副反応が強い場合、医師に相談してください。

注射部位    疼痛・赤み・腫れ     10%以上    

                  かゆみ         1-10%未満

      注射部位反応・発疹等  1-10%未満

消化器     吐き気・下痢・腹痛      10%以上  

精神神経系   頭痛                     10%以上

                 めまい・不眠症・眠気等   1%未満

筋・骨格系  筋肉痛          10%以上    

                 関節痛・背部痛・首の痛み 1%未満

感染症    インフルエンザ・鼻咽頭炎   1%未満

その他        疲労・悪寒・発熱              10%以上  

                 倦怠感・痛み                1-10%未満

                 無力症・食欲不振等            1%未満

出典:生ワクチン(乾燥弱毒生水痘ワクチン)添付文書2024年6月改定(第4版)   組換えワクチン(乾燥組換え帯状疱疹ワクチン)添付文書2024年12月改定(第3版)

 

予防接種を受ける際の注意

帯状疱疹ワクチンの安全性

ワクチンを接種後に副反応がみられることがあります。また、頻度は不明ですが、生ワクチンについては、アナフィラキシー、血小板減少性紫斑病、無菌性髄膜炎が、組換えワクチンについては、ショック、アナフィラキシーがみられることがあります。

接種後に気になる症状を認めた場合は、接種した医療機関へお問い合わせください。

接種を受ける前の注意

  • 予防接種を受ける前に、気にかかることやわからないことがあれば必ず医師に質問して十分納得のうえ接種を受けてください。
  • 「予診票」に必要事項を記入し、医療機関に必ずお持ちになって接種を受けてください。予防接種をする際に、予診票をお持ちでないと、全額自己負担で接種していただくことになりますのでご注意ください。
  • 予防接種した後に医療機関から渡される「接種記録票」等を大切に保管してください。

予防接種を受けることが適当でない人

  • 明らかに発熱を呈している人
  • 重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな人
  • 過去に予防接種を受けて、アナフィラキシーショックを呈したことが明らかな人
  • その他、医師が予防接種を受けない方がいいと判断した人

予防接種を受けるときに、医師に相談する必要のある人

  • 心臓、腎臓、肝臓、血液その他慢性の病気で治療を受けている人
  • 過去に予防接種を受けて、2日以内に発熱、じんましんなどのアレルギーと思われる症状がみられた人
  • 今までにけいれんを起こしたことがある人
  • 今までに免疫不全の診断がなされている人及び近親者に先天性免疫不全の人がいる人
  • 帯状疱疹ワクチンの成分に対してアレルギーを呈するおそれのある人

予防接種を受けた後の注意

  • 予防接種を受けた後30分間は、急な副反応が起こることがあります。その間、医師とすぐに連絡が取れるようにしてください。
  • 予防接種の副反応の多くは、24時間以内に出現しますので、この間は体調に十分に注意してください。副反応と思われる症状が起こった場合は、医師による診察を受けてください。
  • 入浴は差し支えありませんが、注射した部位をこすらないでください。
  • 接種当日はいつも通りの生活で構いませんが、激しい運動や深酒は避けましょう。

女性の方へ

妊娠している人又はその可能性がある人は、生ワクチン予防接種不適当者として接種することができませんので、出産後又は妊娠していないことが確認された後、適当な時期に接種を受けてください。接種にあたっては、接種を受ける医師へご相談ください。なお、接種後2か月間は、妊娠を避けることが必要です。

他のワクチンとの同時接種・接種間隔

いずれの帯状疱疹ワクチンについても、医師が特に必要と認めた場合は、インフルエンザワクチンや新型コロナワクチン等の他のワクチンと同時接種が可能です。

ただし、生ワクチン(ビケン)については、他の生ワクチンと27 日以上の間隔を置いて接種してください。

関連リンク

 

よくある質問

「よくある質問コンテンツ」をご活用ください。

よくある質問入り口

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お問い合わせ

所属課室:みなと保健所保健予防課保健予防係

電話番号:03-6400-0081

ファックス番号:03-3455-4460