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更新日:2021年8月26日

「水辺のまちサーキュラーLAB.」~食のサーキュラー~実践編2

令和3年8月某日、6月に行った「ドーナッツ会議」の中で、食育とサーキュラー(※1)について話が盛り上がりました。そこで、いつも捨ててしまいがちな食材等をコンポスト(※2)に活用する取組を行います。

※1 廃物をなくすと、生活排水の質が変わり、運河の水質の悪化を防ぐ一助となります。

※2 堆肥や堆肥をつくる容器のことです。家庭から排出される生ごみや落ち葉などの有機物をミミズや微生物の働きを活用し、発酵・分解させ、栄養豊富な堆肥を作ることができます。

当日の様子

ミミズの生態に詳しい佐々木さんと、芝浦港南地域に住む小学生のゆなちゃん、ゆいちゃんをゲストにお迎えしました。ご家庭で残ったり捨ててしまっているものや落ち葉などを活用し、ご家庭で簡単にできるコンポスト作りを学びました。

【コンポスト作り】ゲスト:佐々木さん/ゆなちゃん、ゆいちゃん(小学生)

コンポスト作り1

佐々木さんの説明にしっかりと耳を傾けていました。

ミミズの生態について非常に勉強になりました。

コンポスト作り2

お姉ちゃんが土を移している間に、ミミズを発見!

 

 

コンポスト作り3

土は湿らせておくのがポイントです。

木くずや枯れ木も入れていきます。

コンポスト作り4

姉妹は事前にサーキュラー・エコノミーの視点を

学んできてくれていました。

ミミズやコンポストの役割についてたくさん質問していました。

 

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前回の実践編に続き、家庭ごみ等を活用した取組をご紹介しました。

こうした小さな取組が、サーキュラー・エコノミー(循環型経済)への第一歩となり、芝浦港南地区の地域資源である運河の水質や生活環境の改善へと繋がっていきます。

ぜひ、ご家庭でお試しください。

サーキュラー・エコノミー(循環型経済)の考え方

サーキュラー・エコノミー(循環型経済)とは、これまで廃棄されていた製品や原材料(食やものなど)を新たな資源と捉え、廃棄物を出すことなく、資源を循環させる経済の仕組みです。日本で浸透している「Reduce(ごみを減らす)」、「Reuse(再利用する)」、「Recycle(資源として再利用する)」の、多少の廃棄物を発生してしまう「3R」とは発想が異なります。
サーキュラー・エコノミーの実現には、メーカー・小売・回収・リサイクル企業など様々な業種の連携が必要となるほか、地域住民等の消費者からの協力も必須であり、あらゆる人々の協働が必要不可欠です。日々の生活において廃棄物等を減らすことができれば、運河の水質や私たちの周辺の生活環境にもいい影響を与えることができます。また、環境にやさしいだけでなく、持続可能な経済成長を実現することが可能になります。

ドーナッツ会議とは

ドーナッツ会議とは、ドーナッツのように360°の立場と視点を持つ会議スタイルのイベントです。ここでは、地域住民や企業、学校など様々な立場の方が集まり、各テーマについて学び、意見を交わし、芝浦港南地域について一緒に考えていきます。そのなかで「テーマについて学ぶ」⇒「実行する」⇒「結果を検証する」という小さな実験のサイクルを繰り返していき、地域に合った取組を探していきます。今年度は、「食」「もの」「水辺スペース」をテーマに取組を進めます。

 

 


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