現在のページ:トップページ > 芝浦港南地区総合支所 > 暮らしの情報 > 地域のできごと > 「水辺のまちサーキュラーLAB.」コンポストづくりのワークショップを行いました。~食のサーキュラー~
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令和3年8月10日(火曜)、6月に行った「ドーナッツ会議」の中で、食育とサーキュラー(※1)について話が盛り上がりました。そこで、いつも捨ててしまいがちな食材等をコンポスト(※2)に活用する取組を行います。
※1 廃棄物をなくすと、生活排水の質が変わり、運河の水質の悪化を防ぐ一助となります。
※2 堆肥や堆肥をつくる容器のことです。家庭から排出される生ごみや落ち葉などの有機物をミミズや微生物の働きを活用し、発酵・分解させ、栄養豊富な堆肥を作ることができます。
ミミズの生態に詳しい佐々木さんを講師にお迎えし、芝浦港南地域に住む小学生たちに向けて、コンポストづくりのワークショップを行いました。はじめはミミズに触ることができなかった子たちも、最後には「かわいい」と言いながら、自分たちで作成したコンポストへ迎え入れていました。
「水辺のまちサーキュラーLAB.」の取組の説明を受け、
コンポストがどんな役割を果たすのかを学びました。
廃材の段ボールを活用し、自分専用のコンポストを作ります。
みんな気合が入っていました。
初めての作業ですが、
レクチャーを受けながら頑張っています。
少しシワがあると直すなど、
思いを込めて丁寧に作業を行っていたのが印象的でした。
ちょっとひと休憩・・・
作業再開です。仕上げのカバーをかけていきます。
あと少し!頑張れ!
完成した箱に土を入れていきます。
しばらく顔を入れて眺めていました。
何かいたのかな?
いい環境を保つために、仕上げの蓋づくりです。
慣れないカッターを使って頑張っていました。
自分専用のコンポストが完成!
これから食材や落ち葉を入れていき、
良質なコンポストに育てていきます。
サーキュラー・エコノミー(循環型経済)とは、これまで廃棄されていた製品や原材料(食やものなど)を新たな資源と捉え、廃棄物を出すことなく、資源を循環させる経済の仕組みです。日本で浸透している「Reduce(ごみを減らす)」、「Reuse(再利用する)」、「Recycle(資源として再活用する)」の、多少の廃棄物を発生してしまう「3R」とは発想が異なります。
サーキュラー・エコノミーの実現には、メーカー・小売・回収・リサイクル企業など様々な業種の連携が必要となるほか、地域住民等の消費者からの協力も必須であり、あらゆる人々の協働が必要不可欠です。
日々の生活において廃棄物等を減らすことができれば、運河の水質や私たちの周辺の生活環境にもいい影響を与えることができます。また、環境に優しいだけでなく、持続可能な経済成長を実現することが可能になります。
ドーナッツ会議とは、ドーナッツのように360°の立場と視点を持つ会議スタイルのイベントです。ここでは、地域住民や企業、学校など様々な立場の方が集まり、各テーマについて学び、意見を交わし、芝浦港南地域について一緒に考えていきます。そのなかで「テーマについて学ぶ」⇒「実行する」⇒「結果を検証する」という小さな実験のサイクルを繰り返していき、地域に合った取組を探していきます。今年度は、「食」「もの」「水辺スペース」をテーマに取組を進めます。
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