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更新日:2023年11月21日
区立小学校の教師が、児童を怒鳴る・突き飛ばす・その行為をした子どもを特定するためにクラス全員を長時間居残りさせるという叱り方をしています。
指導に当たり、声色を変えたり、強い口調で伝えることが必要な場合もあることは理解しています。しかし、子どもが恐怖を覚えたり、子どもの体が恐怖や驚きでびくんとなるほどに怒鳴る必要がありますか。命に関わること、心身に深刻な影響を与えかねないような危険なことを正すのであれば、子どもたちを思う気持ちから、自然と口調が強くなってしまうことがあるかもしれません。ですが、学校生活で静かにできなかったとか、騒がしかったとか、できなかったとか、そのくらいの指導で、子どもたちが恐怖を感じるほどに怒鳴ったり突き飛ばす必要がありますか。自分の教育を伝えるために、子どもたちを恐怖で支配しようとするのはやめてください。「先生が怖いから学校に行きたくない」そんな子どもを出さないでほしいです。
今一度、区内の学校の教師全体に対し、適切な指導の仕方や恐怖を与えるような行き過ぎの指導について、周知・教育をしていただきたいです。
よろしくお願いいたします。
日頃より港区の教育行政に御理解・御協力いただきありがとうございます。
教育委員会では、すべての教員が適切な指導を行うことができるよう、各区立幼稚園・小中学校の教員に対して体罰防止研修を実施しております。具体的には、ロールプレイを取り入れたアンガーマネジメントなどに取り組み、幼児・児童・生徒への接し方や指導法について研修を行っております。
また、各学校ですべての教員を対象に、人権教育研修を年間3回行い、教員の人権感覚の向上を図っております。各学校が幼児・児童・生徒への指導の在り方を見直し、人権侵害である体罰を許さない、組織的な指導体制を確立できるよう取り組んでおります。
引き続き教育委員会では、子ども達が安心して学校で過ごすことができるよう、教員の資質向上に努めてまいります。
よろしく御理解のほど、お願いいたします。
学校教育部教育指導担当
令和5年7月
子ども・家庭・教育-学校・幼稚園・教育-小・中学校
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所属課室:企画経営部区長室広聴担当
電話番号:03-3578-2050
外国語対応が必要な人、通訳オペレーター、区の職員の3人で会話ができます。