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更新日:2023年11月21日

体育の授業の催行基準

内容

昨夜、娘からたまたま以下の話を聞き及び、いくつかご確認いただきたく、ご連絡している次第です。
娘がお世話になっている小学校では、校庭への出口の3年生の下駄箱のところに、デジタルの大きな暑さ指数計が置いてあります。私は、夏前からそれが示すWBGTを基準に外遊びや体育の授業の催行の可否を決定されてきていると理解しておりました。
しかし娘は昨日、「このあいだ、31を超えているのに体育の授業を続けていたから、お友達が先生に、31を超えているよと教えたのだけれど、そのまま体育の授業を続けたの」と言いました。
先ほど、学校にお電話して副校長先生にうかがいましたところ、まずWBGTの基準が31なのか33なのか曖昧である旨に触れられておりました。その場でインターネットですが私が調べ、環境庁では31以上で赤色、「運動は原則中止」となっている旨、はお伝えしました。
31以上で中止しているとはおっしゃっていましたが、きりのいいところまでやってしまおうと担任がそのままやったのかもしれない、ということと、33という基準もあるようなので31では中止しない時もあるという趣旨のお話でした。
また、娘の話と合致するようなことが先週あったように記憶もされているようで調べてみるとおっしゃっていただきました。
WBGTは31以上ですべての運動を中止するという原則が守られているかどうか。
WBGTの基準で33という話はどこから出ているのか。都合よく31だったり33だったりを現場で使い分けているのではないかについて、今一度ご確認いただきたくご連絡した次第です。
体育の授業も、暑さ指数などではなく、自分のその時の体調で、少しでもしんどいなど感じれば、ためらわらずにすぐに体育見学に切り替えるようにと伝えてきておりましたが、昨日のこの話を聞いて、不安になったので、本日は連絡帳に、「気温が高くなったり、少しでも体調がよくないと感じれば、体育を見学させてください」とお願いを書いて持たせました。
少しの油断やほころびで、しわ寄せを食らうのは、弱い子供からですので、私は娘が決して体が丈夫なほうではないため、毎日心配で心配でたまりません。
どうぞあと少しで涼しくなるしWBGTも必要なくなると軽視されることなく、本日より同指数31以上で原則運動中止を徹底していただけるよう、学校におねがいしていただけないでしょうか。

区の対応・考え方

日頃より港区の教育行政に御理解・御協力いただきありがとうございます。
教育委員会は、東京都教育委員会が示す「熱中症ガイドライン」に基づき、各学校に熱中症の予防について周知しております。
各学校は、熱中症に関する教職員への啓発、児童・生徒等への指導に加え、体育等の授業の前や運動会・体育祭、遠足をはじめとした校外活動の前や活動中に、WBGTを計測し、より安全に授業や活動を行っております。
引き続き教育委員会は、各学校に対して、熱中症予防運動指針として示されているWBGT「31」以上は、原則運動中止であることを周知するとともに、子どもの熱中症事故を防止するための環境整備、児童・生徒への熱中症防止に関する指導の徹底を図るよう指導し、保護者の皆様が安心して子どもたちを学校に通わせることができるよう取り組んでまいります。
よろしく御理解のほど、お願いいたします。

担当課

学校教育部教育指導担当

ご意見をいただいた時期

令和5年9月

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子ども・家庭・教育-学校・幼稚園・教育-小・中学校

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