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港区のホームページで、9月1日付の区長記者会見についての記事を読んだ。区立中学校のシンガポール修学旅行に関してだが、目的は、1.海外の方と現地で対話する経験を味わい、言語の重要性に対しての認識を深めること、そして2.異文化を直接体験し国際理解を深めることによって国際人を育成するとあった。
しかし、シンガポールのような小さな国に700人もぞろぞろ行って、果たして本当に現地の人達と会話する機会があるのだろうか。目的自体は決して間違ったことではないが、わざわざ多額な旅費をかけて無理して海外へ行く必要もないと感じる。港区は大使館も多く、既に国際豊かな区である。例えば、区内の大使館を訪問して英語でインタビューしたり、インターナショナルスクールとコラボして英語を話したりする機会を設ければいいと思う。決行するのであれば、もう少し具体的なスケジュールをホームページにあらためて載せて、区民を納得させるべきだ。
日頃より港区の教育行政に御理解・御協力をいただきありがとうございます。
来年度実施を予定している海外修学旅行では、生徒と現地学生が少人数のグループで市内めぐりをするなど、すべての生徒に、これまで学んできた英語力を試す場や異文化に直接触れる機会を設定することを考えております。
御指摘いただいたように港区には、大使館が多くあることから、区立学校では、これまで区内大使館と連携した教育活動を実施してまいりました。今後も、区では、国際色豊かな特性を踏まえ、大使館や区内企業などと連携しながら、国際社会で活躍できる人材を育成する取組を積極的に進めてまいります。
海外修学旅行の実施に際して、区では、様々な御意見をいただいているところです。区のホームページにおいて考え方等を公表しておりますのご覧いただきますようお願いします。
よろしく御理解のほどお願いいたします。
【海外修学旅行】
https://www.city.minato.tokyo.jp/kyouikushien/kaigaishugakuryoko.html
学校教育部教育人事企画課指導主事
令和5年9月
子ども・家庭・教育-学校・幼稚園・教育-小・中学校
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所属課室:企画経営部区長室広聴担当
外国語対応が必要な人、通訳オペレーター、区の職員の3人で会話ができます。