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更新日:2019年12月14日

港区と全国をつなぐコーナー 第26回 山形県最上郡舟形町(もがみぐんふながたまち)

港区の子どもたちが毎夏訪問する清流の里

山形県の北東部で最上郡の南端に位置する舟形町は、山地に囲まれた自然豊かな町です。町内には天然アユが遡上(そじょう)し、全国から年間約3万人の釣り人が訪れる最上小国川(もがみおぐにがわ)が流れています。清流が育む大地では、米、アスパラガス、ネギ、ラズベリー等多様な作物が栽培され、中でもマッシュルームの生産量は全国3位です。

舟形町と港区との交流は、約40年にわたります。平成20年には「商店街友好都市との交流に関する基本協定」を締結し、連携を強化してきました。毎年8月には麻布地区の子どもたちと保護者が舟形町を訪れ、川遊び等を楽しむ「麻布地区サマースクールin舟形町」が開かれています。舟形町からも、麻布地区の東麻布商店会が開催する「かかしまつり」に昭和61年から参加する等、区内のさまざまな行事に出展しています。「都会の子どもたちに自然の素晴らしさを知ってもらいたいという思いが交流のきっかけでした」と舟形町役場まちづくり課課長補佐の曽根田健(そねたたけし)さん。

最上小国川での川遊びの様子
(麻布地区サマースクール)

大自然の中を走る山形新幹線

舟形町には縄文時代の遺跡があります。平成4年に西ノ前遺跡から出土した縄文時代中期の作とみられる土偶は、高さ約45センチメートル、重さ約3.15キログラムで、その美しい姿から「縄文の女神」と呼ばれています。現存する日本最大の土偶で、平成24年に国宝に指定されました。現在、山形市の山形県立博物館に収蔵されています。自治体交流の一環として、平成31年1月には、舟形町から麻布地区総合支所に「縄文の女神」のレプリカが寄贈されました。

「長年の交流が積み重なって、舟形町は港区民の皆さんにとって心のふるさとだと私たちは思っています。どうぞ、大自然の素晴らしさを味わいに舟形町にお越しください」と曽根田さんは話してくださいました。

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