港区と全国をつなぐコーナー 第47回「北海道札幌（さっぽろ）市」

東京2020大会のマラソンや競歩等が開催される北の大都市

北海道の道央地方に位置する札幌市は人口197万人を超える政令指定都市で、北海道の政治・経済・文化の中心地です。年間を通じてたくさんの人が訪れる国際的な観光地で、昭和47年にはアジア初の冬季オリンピック札幌大会が開催されました。そして市内では、いよいよ7月21日（水曜）から8月8日（日曜・祝日）に、東京2020大会のサッカー1次ラウンド、競歩およびマラソンが開催されます。札幌市はこれまで、みなと区民まつりや秩父宮みなとラグビーまつりに参加する等、港区と交流を続けています。

見どころが多い札幌市ですが、お薦めは、大倉山ジャンプ競技場の大倉山展望台から見る夜景です。「日本新三大夜景都市」に選ばれた札幌市街地の絶景が楽しめます。また、新名所として人気なのが、建築家の安藤忠雄（あんどうただお）氏が設計した真駒内滝野（まこまないたきの）霊園の大仏殿です。ラベンダーの丘に設置されたドーム状の屋根に開いた穴から、頭だけが突き出ているように見えるため「頭大仏」と呼ばれています。

札幌市には北海道各地の旬の食材が集まります。今の時期はウニ、メロンがお薦めです。他にも焼きとうきび（とうもろこし）、新鮮な牛乳を使ったソフトクリーム等、おいしい物には事欠きません。

「札幌の素晴らしさは多様性にあります。夏の爽やかな気候、秋の紅葉、冬の雪、春の桜といった四季の移り変わりや、食べ物、観光等を通じて、いつでも幅広い体験ができます」と札幌市東京事務所シティセールス担当係長の佐々木直人（ささきなおと）さん。「今は訪問するのが難しいかもしれませんが、オンラインで最新情報を発信しています。今はご自宅で情報を集め、落ち着いたら、ぜひお越しください」とお話しくださいました。