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更新日:2023年4月17日

港区と全国をつなぐコーナー 第49回「岩手県気仙郡住田町(すみたちょう)」

著名な鍾(しょう)乳洞がある木と共に生きる町

岩手県東南部に位置する住田町は面積の9割が森林の町です。「森林・林業日本一の町」を掲げ、苗を植え、山を育て、成長した木を伐採し加工して、建築資材として利用する循環型の林業を行っています。豊富な森林資源を有する住田町は、港区と「間伐材を始めとした国産材の活用促進に関する協定」を結んでいます。

住田町には著名な鍾乳洞、滝観洞(ろうかんどう)があります。一番の見どころは、洞窟の入り口から徒歩約30分の所で見られる「天(あま)の岩戸(いわと)の滝」と呼ばれる国内最大級の落差29メートルを誇る洞内滝です。ヘルメットを着け、所々かがみながら進む洞内は年間を通じて気温10度前後と涼しく、冒険気分で観光できます。また、町の中心部を流れる清流、気仙川(けせんがわ)にはアユ、ヤマメ、イワナが多く生息し、渓流釣りの人気スポットになっています。

おすすめのグルメは「住田鶏(すみたとり)ハラミ」です。鶏のももの付け根にある部位で、1羽に2カ所だけ、2つ合わせても10グラムほどしか採れない貴重な肉です。歯応えがあり、炒め物や丼物等にして食べられています。住田町は鶏や豚の飼育、加工も盛んな町であり、最近では町産の肉を使ったから揚げをPRするイベントも展開されています。

「森林が町のほとんどを占めており、その豊富な自然が四季折々の美しい表情を見せてくれます。豊かな山と森があり、そこから生まれるきれいな水で育まれた鶏や豚、野菜等の農畜産物が本当においしい町です」と住田町役場農政課商工観光係長の泉俊明(いずみとしあき)さん。「木材をきっかけに港区と交流が始まりました。住田町は、知名度が高い町ではありませんが、日本の木や森の素晴らしさを感じられる地です。コロナが落ち着いたら、ぜひお訪ねください」とお話しくださいました。

滝観洞「天の岩戸の滝」

住田町役場庁舎

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