現在のページ:トップページ > 区政情報 > 各種広報媒体・報道資料 > 広報紙 > 広報みなと > 「広報みなとコラム」バックナンバー > 港区と全国をつなぐコーナー(全55回) > 港区と全国をつなぐコーナー 第40回 宮城県牡鹿郡(おしかぐん)女川町(おながわちょう)

ここから本文です。

更新日:2022年6月16日

港区と全国をつなぐコーナー 第40回 宮城県牡鹿郡(おしかぐん)女川町(おながわちょう)

震災復興が進む海の幸に恵まれた町

宮城県の東、牡鹿半島基部に位置する女川町は、水産業の町として知られています。世界三大漁場の三陸金華山(きんかさん)沖漁場が近く、女川港には、年間を通じて多様な魚介類が水揚げされます。中でもサンマの水揚げ量は全国有数です。北上山地から流れ込むミネラル分が多い水と海水が混ざり合う豊かな海は、良質なカキ、ホタテ、ホヤ等を育む養殖場となっています。

女川町は、平成23年3月の東日本大震災で津波による大きな被害を受けました。「震災後、新たに町をつくり直す意識でやってきました。観光面にも力を入れて町づくりを続けています」と女川町産業振興課観光係長の新田太(にったふとし)さんは話します。女川町はこれまで観光協会等が中心となって、みなと区民まつりや麻布十番納涼まつりに参加し、水産加工品を販売する等、復興が進む町の状況を区民に伝えてきました。

町では、JR石巻線女川駅前を商業エリアとして開発を進めています。駅に併設された「女川温泉ゆぽっぽ」は、肌がすべすべになる「美人の湯」として人気です。港に水揚げされた鮮魚類を販売する「地元市場ハマテラス」では、旬の魚介を浜焼きするバーベキューが楽しめます。また、サンマの昆布巻き等、地元の水産加工業を体験できる「女川水産業体験館あがいんステーション」もあります。

駅前にある商業エリアの写真

駅前商業エリア

港に水揚げされた鮮魚類を販売する「地元市場ハマテラス」の写真

ハマテラス

「冬場はカキ、マダラ、特に白子がおいしいです。町では釣りはもちろん、登山も楽しめます。町民はおおらかで外部から来た方にも分け隔てなく親切なので、一人で来ても楽しめますよ」と新田さん。「来年は震災から10年の契機となります。港区といろいろな交流を深めていきたいと思っています」とお話しくださいました。

よくある質問

「よくある質問コンテンツ」をご活用ください。

よくある質問入り口

お問い合わせ

所属課室:企画経営部区長室広報係

電話番号:03-3578-2036

ファックス番号:03-3578-2034