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更新日:2023年4月17日

港区と全国をつなぐコーナー 第45回「東京都御蔵島(みくらじま)村」

イルカの海、巨樹の森、大自然と触れ合える島

東京都内から南へ約200キロメートル、伊豆諸島の御蔵島は東京港竹芝桟橋から大型客船で約7時間30分の距離にあります。港区と同じくらいの広さの島のほとんどは原生林で、現在約300人が御蔵島村で暮らしています。

港区はこれまで竹芝地域を中心に御蔵島村と連携・交流を進めてきました。令和2年5月には、新型コロナウイルスの感染者が確認された御蔵島村からの要請を受け、マスク・消毒液・防護服を届け、島の感染防止対策を支援しました。

御蔵島は「イルカと一緒に泳げる島」として有名です。島の近くの浅瀬に約150頭のミナミハンドウイルカが生息しています。野生のイルカが定住し、海中でイルカを観察できる場所は世界でも珍しく、多数の観光客が訪れます。また、島の原生林にはスダジイ、カシ等の巨樹が多く生え、ハイキングコースも設定されています。特産品でもあるツゲは「御蔵島本ツゲ」として、高級なくしや将棋駒等に使用されています。

御蔵島村は、貴重な自然を守りながら観光利用を図る「東京都版エコツーリズム」協定を東京都と結んでいます。そのためイルカウオッチングやハイキングの際は、都が認定した自然ガイドの同行が必要となる等さまざまなルールがあります。キャンプ・野宿は禁止されており、島を訪れる際は事前の宿泊予約が必須です。「コロナ禍もあり大々的に観光PRできないのがもどかしいのですが、一度来島して、御蔵島のファンになっていただきたいです」と御蔵島村総務課の中村眞也(なかむらしんや)さん。

村民の自然に対する意識がとても高く、手付かずの自然が残る御蔵島。「港区の皆さんから御蔵島を活性化するアイデアをいただけるとありがたいです」と中村さんはお話くださいました。

ミナミハンドウイルカ

シイの巨樹

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